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【5分で学ぶ】バスケの強いチームの特徴は「練習量」じゃない?!

こんな悩みに応えます。

強いチームって、どんな練習をしているの?やっぱり練習量が多いの?強いチームが強い理由が知りたい。

今回は、強いチームの特徴を紹介していきます。バスケをやっている以上は、やはり県大会→全国大会と上の上の大会を目指していきたいですよね。大きな大会に出たい・強くなりたいと思うのは当然のことです。

しかし、ただ「強くなりたい」と思うだけで強いチームが作れるわけではありません。

では一体強いチームを作るのはどんな要素なのでしょうか。

練習量?練習メニュー?それとも他のこと?

この記事では、僕自身の経験を踏まえて、強いチームの特徴を紹介していきます。強いチームを作り上げたい人は必ず最後まで読んでください。

メンタルトレーニングの一環として「ハードワーク」を読んでほしい!

2018年10月17日

強いチームは練習量が多いわけじゃない

まず1番はじめに言っておきますが、強いチームは特別な練習をしているわけでも、練習量がめちゃくちゃ多いわけでもありません。練習”以外”の部分に大きな違いがあります。

少し話は変わりますが、僕が高校時代に在籍していたチームは県内でもベスト8ほどの実力でした。いわゆる中堅の学校です。そんな僕が在籍していた高校の練習について簡単に紹介しておきます。

僕たちの練習
  • 週6日練習
  • 平日の練習時間は4時間
  • 休日の練習時間は3~5時間
  • 練習前にはランメニューや筋トレ

こんな感じです。正直練習量からすると多かったように感じますが、それでも県大会でベスト4に入った経験はありません。

そんな僕たちですが、監督の人脈もあり遠くに遠征に行くことはよくありました。遠征先で行ったことがあるのは、

  • 秋田県の能代工業高校
  • 神奈川県のアレセイア湘南高校
  • 山形県の日大山形高校
  • 大阪府の桜宮高校
  • 愛知県の安城学園高校

などなどで、どこの高校も全国大会に出ているような強豪校でした。

能代工業に行った時には共に練習したのですが、練習の合間に話をしていると、「毎日2~3時間で練習が終わる」と教えてくれました。

僕たちよりも完全に練習時間が短いのですが、それでも毎年のように秋田県を制し、全国大会に出ているような高校です。

ここで本題に戻りますが、練習量だけでみると僕たちの方が多いのですが、練習時間の短い能代工業の方が強い理由は、「練習量」ではないんです。

メンタルを鍛えないとダメ!ただ技術を身につけてもバスケは上手くならない。

2018年6月5日

強いチームにはメンタル面の特徴がある

能代工業だけに限らず、強いチームの強いチームたる所以は「メンタル」にあります。

練習量や練習メニューによって差が出ているのであれば、どの学校もどのチームも練習量を増やし、特別な練習をすれば同じように強くなります。

しかし、そんな単純なスポーツではありません。バスケは練習量が多くたって弱いチームは弱いです。

では、一体強いチームのメンタル面の特徴とは何でしょうか?

強いチームの特徴は「主張」

強いチームのメンタル面での特徴は「主張」です。自分自身の意見を相手に伝え、自己主張をしているのです。

自分の意見を伝え、相手の意見を聞き入れて尊重できるのが、強いチームなのです。

仮にチームメイト全員が同じ価値観を持っていて、同じプレイを阿吽の呼吸でできるのであれば自分の意見を伝える必要はありません。機械的に動けばいいわけです。

しかし、チームメイト全員が同じ価値観なわけがないんです。1人1人が特別な存在で、価値観も多種多様。プレイの得意不得意も違います。チームメイトと息の合ったプレイをするためには、意思を共有することは必須です。

どの選手がどんなことを考えていて、どんなプレイをしてほしいのかは、口に出してみないとわかりません。自己主張をしないとわからないんです。

それができないから弱いチーム、一方できるチームが強いんです。

強いチームほど、この自分自身の「主張」、意見の言い合いをしています。それは自分を主張し考え方を共有することが大事なことだとわかっているから。

なぜ自己主張をしなければいけないのか?

自己主張をしなければいけない理由は、相手と意見を共有することも1つですが、それ以上に大切なのは「主体性があるかどうか」です。

主体性とは?
主体性・・・自分の意思・判断によって、自ら責任を持って行動する態度や性質。

主体性があるプレイヤーは、自分からプレイに移したり積極的にコミュニケーションをとったり、自分を表現しようとするのです。

一方主体性がないプレイヤーは、自分からプレイに移したりコミュニケーションを取ることができないため、味方のアクションに対しての返事・リアクションしかできず、自分からプレイを作り出すことができません。

自分からプレイを作り出せないプレイヤーがチームの中心になれるはずがないですし、主体性のないプレイヤーばかりが集まっているチームが強くなることはまずありません。

自己主張ができない人の特徴

自己主張ができない人に限って「俺はみんなから好かれている」と勘違いしています。

どういうことかというと、自己主張をしたり自分から主体的に動くプレイヤーは、チームメイトから嫌われることをいとわず、嫌われ役を買って出ているのです。

要は、自己主張ができないプレイヤーほどみんなのことを考えて何も言わないことを美徳だと考えているのです。

本当は、相手に対して自分の意見を伝えたり、相手に対して要求をすることが、相手のため・チームのためなのに、それに気づいていないのです。

この状況にあなたも陥っている可能性があります。それは自分の考え方を言えないから。

自分の考え方を言うと「嫌われてしまう」とか「こんなこと言ったら怒られる」と考えているからです。

しかしそれは間違った考え方です。自分の意見を言えない選手の方が嫌われてしまう傾向にあります。それは「なんであいつ何も喋らないんだよ」「考えていることあるなら言えよ」となるからです。

県大会に出るか出ないかのチームや、県大会も1回戦止まりのようなチームは話し合う回数が本当に少ないです。練習中のプレイヤー同士の話し合いも少ないし、チームとして声が出ていない。意思の疎通・共有をしようとしていません。

喧嘩するくらいに意見を言い合うのが強いチームで、なぁなぁで終わる上辺だけの関係が弱いチームです。

明日からできる強いチームになるためにやるべきこと

明日からできる、強いチームになるためにやるべきことを紹介します。

最も簡単な方法は、1プレイ1プレイ終わった直後に話し合いをする、ということです。

例えば、パスミスやドリブルミスで終わったプレイの直後に、何でミスしてしまったのか、次からはどんなことに気をつければいいのか、を話し合いましょう。

ミスにはなんらかの原因があります。技術不足かもしれないですし、チームメイトとの連携不足かもしれません。

パスミスが起きてしまった時

パスを出すプレイヤーと、パスを受けるプレイヤーの間での連携不足や意思疎通が取れていないことが原因です。

プレイが終わったらすぐに「あの時どうしたかった?」や「俺はこう動いてくると思ったんだけど、どこに動こうとした?」と聞いて、自分の考えを相手に伝えつつ、相手がどうしたかったのか意見を聞きましょう。

ミスには必ず何かしらの原因があります。それは味方との考えの違いである可能性が高いです。なので原因を突き止めるために話し合うことは欠かさずに行いましょう!

もちろんプレイが成功した場合でも「ここはこう動いた方がもっとプレイしやすい」のように、常にコミュニケーションをとって自己主張を忘れないようにしましょう。

それがチーム力の向上にも繋がりますし、あなた自身も今以上にプレイしやすくなります。

まとめ:強いチームになりたいなら主張をする

今回は強いチームに共通している「自己主張」に関して紹介してきました。

「強いチームは練習量が多い」「強いチームは特別な練習をしている」と考えている古典的な監督やプレイヤーも中にはいますが、練習量・メニューだけで全国大会に出るようなチームを作り出すことは不可能です。

強いチームになればなるほど、チームの代表的なプレイヤーになればなるほど、メンタル的な成長・特徴があるんです。最後まで読んでくれたあなたにも、ぜひこの考え方を身につけてもらいたいと思っています。

練習だけで強いチームを作ることは不可能です。メンタル的な成長も不可欠です。

「チーム」よりも「個」にフォーカス。バスケはチームプレイだけじゃ勝てない。

2018年4月14日

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社F.R.Will取締役。小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。