17-18NBAプレイオフ予想~カンファレンスファイナル編~

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カンファレンスファイナルの対戦カード

まずは、カンファレンスファイナルの対戦カードをおさらいしておきましょう。

ウェストは、レギュラーシーズン最高勝率を記録したロケッツと3年連続でNBAファイナルに進出していてうち2回で優勝しているウォリアーズ。

イーストは2年連続同じ顔合わせ。エース2人を欠くセルティックスと3年連続でNBAファイナルに進出しているキャバリアーズ。

次の章からは、各シリーズの展望、各チームの状況などについて触れていきます。

ロケッツvsウォリアーズ

こちらウェストのカンファレンスファイナルは、事実上のファイナルとも言われているようですが、僕はそうは思わないですね。もちろんかなりハイレベルの闘いであることは間違い無いですが、他のチームに失礼。

そんなことは置いておいて、このシリーズの展望などについて触れていきます。

ロケッツ

ロケッツは今シーズン65勝17敗で、リーグ最高勝率でレギュラーシーズンを終えました。

今シーズンはリーグ屈指のPGであるクリス・ポールを筆頭に、PJ・タッカー、ジェラルド・グリーンなどの実力者を揃えてきました。16-17シーズンから指揮を執るマイク・ダントーニHCの影響もあってオフェンス力に磨きをかけてきたロケッツは今シーズンディフェンス力の高さも証明。

平均失点は103.9点でリーグ6位。

16-17シーズンの平均失点は109.6点だっただけに、驚異的な成長を見せました。このディフェンス力の向上はプレイオフにおいても大きな力を発揮します。特にプレイオフの舞台ではディフェンス力が勝利の鍵になってくると僕は考えています。

ロケッツの大事な部分は、毎試合110点以上を取れるオフェンス力があるだけに、ディフェンスが崩れないかどうかが鍵になってきます。特にウォリアーズはデュラント、カリー、トンプソンの3人のうち誰かが爆発するだけで圧倒的な強さを見せるチーム。オフェンス主体のロケッツはどうなるでしょうか。

このプレイオフでは平均失点が100.1と素晴らしいディフェンス力を発揮しています。

カンファレンス1回戦では、ウルブズの点取り屋ジミー・バトラー、KAT、アンドリュー・ウィギンズ、の3人の平均得点をそれぞれ15.2点(21.3点)、17.6点(22.2点)、15.8点(17.7点)と抑えたのです。※カッコ内はシーズン平均。

2回戦では、ジャズのポイントリーダードノバン・ミッチェルを19.4点(20.5点)と抑えました。※カッコ内はシーズン平均。

相手チームのポイントリーダーをここまで抑えることができたのは大きいですね。そのため、ウルブズの場合にはこの3人がいつも通り点が取れないと勝てないですし、ジャズはミッチェル以外が20点近く取ってくれることが無いと勝てないという不安定さが目立ったのです。

一方ロケッツの得点上位3人のハーデン、CP3、ゴードンは、それぞれ28.5点(30.4点)、21.8点(18.6点)、12.4点(18.0点)となっています。平均20点オーバーが2人いるだけでも怖いのに、CP3に至ってはプレイオフにきて平均得点を上げてきています。その点がやはり驚異ですね。

ウォリアーズ

ウォリアーズは今シーズンのレギュラーシーズンでは少し黒星が多い印象を受けました。58勝24敗。

しかし、プレイオフに入ってからカンファレンスファイナルに進むまでは10戦8勝2敗と調子を取り戻してきています。プレイオフモードに入ったウォリアーズの気迫はやはり別格。ロケッツをも凌ぎます。

カリーを欠いたプレイオフ1回戦は、スタメンに抜擢されたイグダーラがさすがベテランという活躍ぶりで影から支えました。得点で見ると、デュラントとクレイが牽引。グリーンはさすがのオールラウンダーっぷりを発揮。盤石の試合運び。

プレイオフ2回戦ではカリーも復帰し本来のウォリアーズの姿を取り戻し、調子のよかったペリカンズを4-1で退けました。このシリーズでは相手エースアンソニー・デイビスをグリーンがマークするという形をとりましたね。この適応力といい戦術を持っているウォリアーズは、爆発力を誇るロケッツのオフェンス力を超越すると僕は思っています。

スタートのセンターを、グリーンにしてもいいしマギーにしてもいい。スモールラインナップとビッグラインナップの両方で高水準のプレイができるのが大きな強み。

今シーズンのプレイオフ10試合の平均失点は101.6点、平均得点は110.3点。高いオフェンス能力、強固なディフェンス能力を遺憾無く発揮しています。この完全にバランスのいいウォリアーズは大きな大きな壁として立ちはだかるでしょうね。

ファイナル進出予想

僕はこのシリーズ、4-2でウォリアーズが突破すると考えています。その理由としては

①ウォリアーズの経験値

②選手層の厚さ

③崩れないディフェンス能力

にあると思っています。

ここ3シーズン連続でファイナルに進出していて、うち1つのシーズンではカンファレンスファイナルで対戦成績1-3の絶望的な状況から逆転突破してファイナルに進出しているんです。この勝負強さは他の追随を許さない。唯一対抗できるとしたらキャバリアーズのレブロンの勝負強さくらいだと思っています。

ウォリアーズは控えの層も抜群。リビングストン、イグダーラ、ウェスト、パチューリアのベテランから、イキのいいベル、ルーニー、クックなどが揃っていますし、ロケッツのベンチメンバーよりも使えるプレイヤーが多いので、選択肢が広がるんですよね。しかも、ベテラン3人はどのプレイヤーも複数のポジションができる。これが戦術の多様さを担保しているのでは無いかなと。

崩れないディフェンス力という面では、相手のラインナップに合わせてマッチアップをいじることができるウォリアーズの層の厚さ、適応力の高さ、それが大きな部分なように感じます。ロケッツの場合には相手に合わせてというのができていない印象。あくまでも自分たちのディフェンスを貫いてオフェンス力で粉砕するというイメージなので、自分たちのディフェンスを貫けなくなった時に、ほころびがで始めるのでは無いかなと考えています。

ロケッツが有利な点としては、ホームコートアドバンテージがあること。これは大きい。ウォリアーズはホームで無類の強さを誇るのでオラクルでの試合が3試合なのは有利ですね。彼らは必ず1試合はトヨタセンターで勝たないといけないので、ホームコートアドバンテージを活かすことができればロケッツにも勝機は見えてくると思います。

セルティックスvsキャバリアーズ

続いてはイースタンカンファレンスのファイナル。このシリーズは面白くなりそう。

では、展望を書いていこうかなと思います。

セルティックス

まずセルティックス。セルティックスに関しては、正直ここまで勝ち進んでくるとは思いませんでした。チームのトップ2のプレイヤーを欠く中で、タレント揃いのバックス、今シーズン躍進を果たしてきた76ersを下して勝ち上がってきました。

その勝利の立役者はルーキー、テイタムにあるかなと僕は思っています。もちろんスティーブンスの手腕、ジェイレン、ホーフォード、ロジアー、モリスの活躍などは当然なのですが、テイタムの活躍には驚かされました。

1回戦2回戦12試合で、平均得点18.8点、12試合のうちチームハイの得点を挙げた試合は5試合あって、うち4試合では76ersとのシリーズで記録。レギュラーシーズンの平均得点が13.9点だっただけに、ポストシーズンでここまで伸ばしてくることが能力の高さ、勝負強さを物語っています。しかもルーキーなのに数字を上げることが到底できることでは無い。

ここに若手のロジアー、ジェイレンが加わり、さらにベテランのホーフォードとモリス、ベインズあたりがバックアップをしてくれる。チームの環境は最高ですね。しかもこれ、アービングとヘイワードがいない状況。彼らがいたらおそらくロジアー、テイタムorジェイレンはベンチですからね。そんな彼らが今やセルティックスを牽引していると思うと、チームの育成能力、采配は素晴らしいとしか言えないです。

これでもなおチームは成長過程。伸び代が十分にある上、成長を続けながら今シーズンのプレイオフも勝ち上がってきたように思うので、勢いは脅威。キャバリアーズを喰う可能性は十分にあります。

キャバリアーズ

一方のキャバリアーズは1回戦敗退の危機を乗り越えてカンファレンスファイナルに駒を進めてきました。セルティックスも1回戦は第7戦までもつれていますが、キャブスの方が負けると思っていましたね、僕は。

何と言っても、ペイサーズの前に力を発揮することができなかった。レブロン以外。レブロンは大車輪の活躍。意味がわからない領域にいるなと感じさせられたシリーズでした。彼はこの1回線で平均34.4点、10.1リバウンド、7.7アシスト、1.4スティール、1ブロック。40点オーバーは3回記録するというキングっぷりを発揮。キャバリアーズはあと1試合レブロンが抑えられていたら負けていたシリーズですね。周りが全然機能していなかった。

辛くも勝ち上がったカンファレンスセミファイナルでは、ラプターズとのシリーズ。休養十分のラプターズと疲労溜まってるキャブスは、予想もしなかったキャブスのスウィープでの突破。

このシリーズではレブロンが平均34点、11.3リバウンド、8.3アシストを記録。このほかにも20.5点を平均で稼いだラブ、正確無比な3Pで導いたコーバー、控えながらペイントエリアで存在感を発揮したトリスタンの活躍も光りました。

やっとレブロン以外のメンバーの調子も戻ってきたかなというシリーズになりましたね。

遅いくらいですが、レブロン以外がこうして調子を上げてきたのはいい兆し。優勝メンバーも4人残っているので安心感はあるかも。セルティックスに比べると経験値という面では圧倒的。

ファイナル進出予想

このシリーズの予想は非常に難しいところだったのですが、勝ち上がるのはキャバリアーズと予想。4-3ですかね。

理由としては

①レブロン

②勝負強さがある

③圧倒的経験値

レブロン、という面では誰もが納得でしょう。彼がいることでキャブスが有利であることは間違いない。

勝負強さはこれまたレブロン。それに、ラブもJRもコーバーも数々の場面を乗り越えてきている役者。今シーズンプレイオフでは5点差以内で決着したゲームが7試合あるんですが、6勝1敗と大きく勝ち越しています。ここで勝ち切れるのは大きい。カンファレンファイナルになるとディフェンス力がものを言ってくると思っているのですが、僅差の点差でもキャバリアーズには勝ち切れるだけの強さ、そしてタレントが揃っています。

そして圧倒的な経験値の差もキャブス有利。

このツイートの画像を見てもらいたいのですが、レブロンのキャリアプレイオフ通算出場時間とセルティックスのロスター12人のプレイオフ出場時間を比較したもの。ここだけでも圧倒的な差があることがわかりますよね。

ここにまだ多くのプレイヤーが周りを固めているキャブス。プレイオフになると経験値がものを言ってくるところもあるので、大きな差です。

ただキャブスには懸念点もあるんです。それが4-3と予想した理由です。

①レブロン以外の台頭

②勢い

まず、レブロンが抑えられた時に周りが試合を引っ張ることができないと間違いなく負けるでしょうね。この時にはラブ、JR、コーバー、トリスタンの活躍が不可欠。ここにヒル、カルデロンが絡んできてほしい。カルデロンはあまり試合には出られていませんが、ベテランとしてチームをまとめることはできます。ラプターズ戦のようにレブロン頼みから脱却した試合を展開しないと敗退する可能性は十分に高いです。

勢いの部分を見ると、セルティックスはリーグ内でも随一。開幕戦でヘイワードを欠いたにも関わらず、リーグのトップを走り続けてきて、プレイオフに入るとアービングが欠けた穴をも埋めてしまう。若手主体ながらに勝ち上がってきた勢いはキャブスにとって脅威になりえますね。

この2つの懸念材料を払拭できればキャブス、逆に払拭できなかったらセルティックスがファイナルに勝ち上がるでしょう。

まとめ

今回は、17-18のNBAカンファレンスファイナルの展望について綴ってきました。

個人的にはキャブスとセルティックスのシリーズが非常に楽しみ。圧倒的な個の能力を擁するキャブスと、チーム力で勝ち上がってきたセルティックス。楽しみすぎます。

17-18シーズンのNBAもついに大詰め。このカンファレンスファイナルからでもいいので、注目してプレイオフを観戦していただけたらなと思います。


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ABOUTこの記事をかいた人

バスケブロガーの修一です。 小学校3年の頃から大学1年まで現役。そのあとはクラブチームでバスケをしながら、学生時代からバスケの仕事をしてきました。 今は会社の役員をしながらバスケブロガーとしても活動してます。