バスケにおいてオールラウンダーは活躍の場なし?何かに特化した専門性が必要。

「オールラウンダーになるにはどうしたらいいんだろう?」こんなことを考えてはいませんか?

オフェンスもディフェンスもなんでもこなせるオールラウンダーに、なりたいと思っている人もいるかもしれません。

しかし、実はオールラウンダーは必要ないんです。なんでもこなせるプレイヤーは必要ありません。なんでオールラウンダーが必要ないのか、ということについて触れていきます。

メンタルトレーニングの一環として「ハードワーク」を読んでほしい!

2018年10月17日

この記事を最後まで読むと・・・

今までモヤモヤしながら続けていた自主練が、悩みが吹っ飛び、自分の目標に向かって練習をすることができるようになるので、日々成長していく自分を感じることができます。

オールラウンダーになるためにリバウンドの練習をしたり、インサイドのプレイもアウトサイドの練習もしているかもしれませんが、今までのような練習とは打って変わって、特化した練習をすることができるようになります。

ぜひ最後まで読んで「オールラウンダーは目指さなくてもいい」という考え方を身につけてください。

NBAの話は例外

なお、この記事ではNBAの話は例外として考えます。NBAで活躍しているプレイヤーは様々なポジションをこなし、様々なプレイをこなせるオールラウンダーが存在します。

ですが、日本にはNBAで活躍できるだけのレベルのオールラウンダーは存在しないと僕は思っていますし、そんなプレイヤーはこの記事に辿り着くとは思えないからです。

あくまでも今、試合に出られるかどうかの、瀬戸際に立たされているようなプレイヤーに向けた記事となっています。

オールラウンダーは重宝されない

冒頭でも話した通り、オールラウンダーは重宝されません。

あなたは思っていませんでしたか?

  • 「どこのポジションでもこなせたら絶対すごい選手だよな〜」
  • 「オールラウンドにできたら監督は絶対使ってくれる」

オールラウンダーになれば試合に使ってもらえると思っているかもしれません。しかしその考え方は大きな間違いです。今後はその考え方を捨て、何かに特化したプレイヤーになった方がいいのです。

なぜオールラウンダーは重宝されないの?

バスケの話とは少し変わりますが、「オールラウンダーは重宝されない」というこれが顕著に現れているのが、「医者」「病院」です。

あなたは目に異変を感じたら眼科を選びますよね?耳や鼻に異変を感じたら耳鼻科に行きますよね?

眼科は目の専門だから。耳鼻科は耳と鼻の専門だから。

その分野の専門的な知識を持っているお医者さんがあなたを診察してくれるからこそ、目の病気の時は眼科に行き、鼻や耳の病気の時は耳鼻科に行きます。

それはその分野において医者・病院が優れているからです。

バスケで例えると、センターポジションのプレイヤーがスローインを受けてボールを運んで自ら3Pを選択したりはしないですよね。センタープレイヤーは、インサイドで身体を張ってリバウンドに跳んだりポジション取りをします。

逆にガードの選手が、インサイドでずっとポジション取りをして、リバウンドに跳んだりインサイドばかりで勝負したりしないですよね?ガードの選手はボールを運んできてカッティングしたりスペースを空けて、3Pを打ったりセーフティーになります。

ポイント
全ての分野・プレイができるオールラウンダーよりも、どこか1つの分野・プレイに特化している専門家になる方がよっぽど良いプレイヤーで、使いやすい

よく考えてみてください。

試合時間残り5秒。2点ビハインド。ここでマイボールになってタイムアウトを監督がコールします。3Pを決めないと負けてしまうので、監督は3Pを打つことを選択しました。

そこで、プレイヤーAとBという2人について考えてみてください。

最後に3Pを打たせるとしたら・・・
  • プレイヤーA:なんでもこなせるオールラウンダー
  • プレイヤーB:チームNo.1の3Pシューター

あなたが監督としてこのチームを勝利に導きたいと思ったら、プレイヤーAとBのどちらに最後の3Pを託しますか?

僕が監督ならプレイヤーBを選びます。チームNo.1の3Pシューターだからこそ、最後の3Pは彼に託すべきです。

何かに特化していると場面に合わせた起用をすることができるのです。例えば、相手チームに点取り屋のプレイヤーがいる時は、ディフェンスにとにかく特化したプレイヤーを起用したくなります。

全てを平均的にこなせるオールラウンダーは、全く華のない平凡なプレイヤーでしかないのです。

一方で何かに特化している選手はとある場面で輝きを放つことができるのです。何かに特化することは、大きな向きとなります。僕の場合は特にジャンプシュートとドライブインが得意です。

高校時代の監督ももちろんをそれをわかっていたので、フルコートプレスや早い展開のバスケをしたい時にはよく起用されていました。

全てのプレイを満遍なくできる何でも屋よりも何かに特化している専門家の方が信頼をされやすいし、使いやすいのです。

もし、オールラウンダーを目指したいのであれば、パス・シュート・ドリブル・ディフェンス・リバウンド、全てをハイクオリティでこなせるようにならなければ意味がありません。中途半端なプレイヤーよりも、何かに特化している方が監督は使いやすいのです。

まとめ:オールラウンダーはいらない

今回の記事では、オールラウンダーになることは意味がない、ということを説明してきました。

これは監督の目線になってみると非常にわかりやすいことです。プレイヤーを試合に出場させるのは監督にあり、監督が選んだプレイヤーが試合に出場します。だとしたら、「自分がなりたい理想のプレイヤー」を目指すよりも、「監督が使いやすいプレイヤー」になった方が断然試合に使ってもらえる可能性は高くなります。

もし、今シュートもドリブルもパスもリバウンドも全て無難に練習していると感じているのであれば、どれか1つのプレイ、スキルに絞って体得してみることをオススメします。

あなたの専門性が試合で輝く時がいつか来るのです。


Clutch Time運営者オススメのNBA好きな方向けの記事


Clutch Timeの運営者が、NBA好きな方向けに絶対に読んでほしい記事を厳選しました!

ぜひ目を通してみてください。

【2023/4/6更新】NBA Rakutenの特徴や4つのプランの料金価格や、登録方法・解約方法まとめ

2023年4月6日

ABOUTこの記事をかいた人

バスケブロガーの修一です。 小学校3年の頃から大学1年まで現役。そのあとはクラブチームでバスケをしながら、学生時代からバスケの仕事をしてきました。 今は会社の役員をしながらバスケブロガーとしても活動してます。