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バスケのポジション【センター(C)】をどこよりもわかりやすく解説!

こんな悩みに答えます。

センターってどんなポジションなの?みんな大きいけど、身長が小さくてもなれるの?

今回の記事では、センター(Center)について紹介していきます。

バスケの5つあるポジションの中でも、最も大きなプレイヤーが務めるポジションですが、小さなプレイヤーでもセンターを務めることは可能です。

また、従来のセンターの姿は「インサイドと言うゴールの近くでプレイする」ことが多かったのですが、今では3Pラインなどのアウトサイドでもプレイするケースが増えています。

変化を続けているセンターのポジションの特徴や、どんな人がセンターに向いているのか、について紹介していきます。

最後の「まとめ」の章では、この記事で紹介したセンターの内容を簡単にまとめているので、時間がない場合にはそこだけでも読んでいってください。

チームの大黒柱を担うポジションがセンター(C)

センター(Center)のポジションは、5つのポジションの中でもチームの大黒柱・縁の下の力持ちとして身体を張るポジションです。

ディフェンスの時にはゴール下で、最後の砦となり得点を阻み、オフェンスの時にはゴール下で、力強いプレイでシュートをリングにねじ込みます。

センター(C)のポジションに求められる3つのこと

ここからは、センターのポジションに求められる要素を3つ紹介していきます。

  1. 闘争心
  2. 予測能力
  3. 身体の強さ

闘争心

1つ目は「闘争心」です。

相手のセンターポジションのプレイヤーとの戦いに物怖じすることなく、常に闘う姿勢を見せられるだけの闘争心が必要となります。

センターの主戦場となるのはインサイドの中でも「ローポスト」なのですが、ローポストはコートの中で最も身体のぶつかり合いが激しいポジションです。

そのローポストで闘う時に相手のセンターに対して「こいつには勝てない」ともしあなたが思ってしまったら、その時点であなたの負けが決まります。

我慢も必要ですし、力強さも必要ですし、精神力が非常に鍵を握ってくるポジションですから、負けず嫌いな闘争心が必要です。

予測能力

2つ目は「予測能力」です。

この予測能力はリバウンドの時に最も必要になってくる能力です。シュートを誰かが打った時に、瞬時にボールがどこに落ちてくるのかを見極めます。

予測を全くせずにリバウンドを取ろうと思っても、簡単に取れるほどゴール下の争いは簡単ではありません。リバウンドの時にはいかに「ボールが落ちてくるポジションに相手よりも早く先に到達できるか」が重要です。

ボールが落ちてくる場所を予測し、相手よりも先に動いていれば、リバウンドを取れる可能性も上がります。

また、シュートブロックをする際においては、

  • 相手のオフェンスがどんなシュートを打つか
  • どんなタイミングでシュートを打つか
  • シュートを打ってくるのか、パスをしてくるのか

を予測しておくと瞬時に動くことができます。

身体の強さ

3つ目は「身体の強さ」です。

センターが主にプレイするゴール下は戦場と呼ばれるほどに、激しいポジションです。身体が弱ければ、相手との場所取り(ポジション争い)に負けてしまいますし、リバウンドを取ることもできません。

また、激しい身体の接触は体力の消耗も激しいため、相手に押し負けないだけの強さを身につけておくと、体力の消耗も抑えることができます。

特別身体能力に優れている必要はありませんが、身体の強さはとても重要です。

センター(C)が向いている人

これまで紹介してきたセンターに求められる特徴を踏まえ、センターに向いている人を挙げるとしたら、

  • チームの中で体格がガッチリしていて大きな人
  • パワーに自信がある人
  • 犠牲心を持っている人
  • 負けず嫌いな人

これらに当てはまる人は、センターが向いていると言えます。

チームの中で体格がガッチリしていて大きな人

センターのポジションは、チームの中でも体格がガッチリしていて、大きな人が向いています。

センターの主なプレイエリアは先ほども紹介したように「ローポスト」です。相手との接触も激しく誰でも務められるようなポジションではありません。

それに、このポジションには身長の大きなプレイヤーが集まってくるため、身長も大きくなければ対抗することができません。

チームの中で身長が大きい、体格もがっしりしているという自負があれば、センターポジションがおすすめです。

パワーに自信がある人

相手との激しい接触においても負けないだけのパワーに、自信がある人はセンターに向いています。

インサイドをはじめとしたエリアでの「場所取り=ポジション取り」は、押し合いが基本です。手を使って押すとファールになってしまうため、身体で相手を押すのですが、その時に負けないだけの身体の強さに自信がある場合には、センターが向いています。

犠牲心を持っている人

チームの脇役に徹する覚悟・犠牲心を持っている人もセンターに向いています。

センターというポジションは、ディフェンスの時には身体を張ってボックスアウトをし、リバウンドを取り、ブロックショットも行います。オフェンスの時には味方のためにスクリーンプレイをしたり、ルーズボールに対しても飛び込みます。

派手な役割が与えられているわけではありません。縁の下の力持ちとしてチームのための仕事をします。その時に犠牲心を払えるだけの気持ちがある人はセンターポジションが務まります。

一方で「俺だって派手なプレイがしたい!」と思っている場合には、味方との呼吸も合わなくなり、チームがギクシャクしてしまうため、できるだけ避けたほうがいいですね。

負けず嫌いな人

負けず嫌いな人はどんなポジションであっても大切ですが、特にセンターポジションでは負けず嫌いな人が適任です。

相手のセンターに1度やられたことは2度目はやらせない、場所取り=ポジション取りで負けてしまっても次は負けない、リバウンドを1回取られたら2回目は取らせない。

負けず嫌いな人はゴール下で身体を張ってプレイできますから、センターには必要な要素です。

センター(C)のポジションが向いていないと思ったら

ここまで読んできて「僕はセンターに向いていないな」と思ったら。

同じインサイドを主なプレイエリアとしている「パワーフォワード」を目指してみてください。

パワーフォワードは、センターポジションよりも外側でプレイをすることになるため、センターほど力強さは必要なく、代わりにシュート力やドリブルの能力が必要となってきます。

バスケのポジション【パワーフォワード(PF)】を徹底的に解説!

2018年8月14日

センター(C)のポジションをタイプ別に分けると・・・

ここからは、NBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)の中で、センターを僕の独断と偏見で4タイプに分けて紹介していきます。

  • 万能タイプ
  • オフェンスタイプ
  • ディフェンダータイプ
  • テクニックタイプ

万能タイプ

1つ目は「万能」タイプです。オフェンスもディフェンスも、さらには3Pライン付近からのシュートを打つこともできるタイプです。

代表的なNBAプレイヤーで言うと、

アンソニー・デイビス

クリスタプス・ポルジンギス

ジョエル・エンビード

などです。

センターのポジションは、基本的にはインサイドの「ローポスト」を主戦場としているため、3Pライン付近まで外に出てプレイすることはほとんどないのですが、万能タイプのプレイヤーは、3Pシュートも得意とし、ドリブルをついてディフェンスを切り裂いていくこともできます。

オフェンス・ディフェンスにおいて、コート全体を支配するプレイヤーと言えます。

オフェンスタイプ

2つ目は「オフェンス」タイプです。オフェンスの時に主に力を発揮するタイプです。

NBAの代表的なプレイヤーで言うと、

ブルック・ロペス

デマーカス・カズンズ

カール・アンソニー・タウンズ

Dec 28, 2017; Milwaukee, WI, USA; Minnesota Timberwolves center Karl-Anthony Towns (32) reacts after scoring a basket during the second quarter against the Milwaukee Bucks at BMO Harris Bradley Center. Mandatory Credit: Jeff Hanisch-USA TODAY Sports

などです。

彼らはインサイドでプレイすることが多いのですが、時には3Pライン付近まで動いてシュートを決めてきます。ゴール下「ローポスト」であっても、バリエーション豊富なシュートでディフェンスに的を絞らせず、ディフェンスは止められません。

ディフェンダータイプ

3つ目は「ディフェンダー」タイプです。ディフェンスの時に主に力を発揮するタイプです。

代表的なNBAプレイヤーで言うと、

ルディ・ゴベール

クリント・カペラ

スティーブン・アダムス

などです。

彼は特にブロックショットが上手く、ゴール下で最後の砦として君臨します。

また、クリント・カペラやスティーブン・アダムスは、脚力もあるためディフェンスの時に3Pライン付近のアウトサイドに引っ張り出されても、しつこくディフェンスすることができます。

テクニックタイプ

4つ目は「テクニック」タイプです。センターとは思えないトリッキーなプレイでチームをサポートするタイプです。

NBAの代表的なプレイヤーで言うと、

ニコラ・ヨキッチ

です。

センターのポジションはインサイドで泥臭くプレイすることが、本来の姿です。

しかしヨキッチはパスを供給することも上手く、味方を上手く使いこなせるプレイヤーです。新しいタイプのセンターなため、テクニックタイプのセンタープレイヤーはまだまだ少ないです。

まとめ

この記事では、「センター(C)」につて紹介してきました。センターについて簡単にまとめると、

  • 泥臭いプレイでも味方のために犠牲心を持つことが必要なポジション
  • 力強さ、身長の大きさが必要なポジション
  • 万能タイプ、オフェンスタイプ、ディフェンダータイプ、テクニックタイプの4つに分けられる

このようになります。

センターは、大前提として身長が大きな人が務めるポジションです。他のポジションは身長はあまり関係なくプレイできるのですが、特にセンターは身長が重要です。

各チーム、センターには身長が大きなプレイヤーが務めているためです。ゴール下で最後の砦となったりリバウンドを奪い取るためにも、身長は必要です。

ただし、稀に予測能力に長けていて、身長がさほど大きくなくてもセンターを務めているプレイヤーがいます。センターをやってみたいのであれば、身長やパワーはもちろんのこと、予測能力も磨いてみてください。


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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社F.R.Will取締役。小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。