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バスケはチームプレイよりもまずは個人能力が優先されるべき。

今回は、バスケがチームプレイだと言われていることに対して、警鐘を鳴らしていきたいと思い、記事に書いてみました。

複数人で行われるスポーツ、いわゆる「チームスポーツ」はどうしてもチームプレイが大事だとか、チームワークが大事だとか言われますが、その「チーム」に甘えを持っていることは、プレイヤーとしての成長を阻害しています。

バスケは、チームプレイよりも個の能力の方が大切だからです。この記事は、特にバスケを始めたばかりの人やもっともっと上手くなりたいと考えている学生プレイヤーに向けて書いています。

ちなみにですが、この記事はプレイに関することは一切書いていません。

僕はコーチでもないですし、ただバスケを広めていきたい・バスケの能力を伸ばしていきたいと考えている人に、僕の経験の中から何か役立てればと思ってClutchTimeを運営しています。

その中で、僕の考え方の1つとしてある「チームプレイよりも個人のスキルアップを図ることを優先した方がいい」という内容を伝えるためにこの記事を書きました。

メンタルトレーニングの一環として「ハードワーク」を読んでほしい!

2018年10月17日

チームを信じることは大切だが甘えは必要ない

誤解を与えたくないのでまず初めに言っておきますが、バスケは完全なチームスポーツです。チーム全員が信じ合いプレイすることで、想像もできないような力を発揮します。

ですので、チームメイトを信じてプレイすることは非常に大切です。ただ、「甘える」のは違うと考えています。

例えば試合に負けてしまった時に「チームプレイができていなかったから負けたんだ」だとか、「みんなが協力しなかったから負けた」とチームのせいにしているのは、1つの甘えと言えるでしょう。

自分自身の仕事を全うした上で言うのであれば良いかもしれませんが、自分自身が仕事を全うできなかった時に「チームプレイができなかったから負けた」というのは、言い訳にしか聞こえてこないでしょう。

負けた原因をチームのせいにしているプレイヤーがいるチームが、勝てるようにはなりません

試合に勝つために必要なのは「個」

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試合に勝つために必要なのは「個」の能力です。

サッカーの元日本代表で、各国のリーグを転々としながらプロ生活を送っている本田圭佑選手は、以前勝つために必要なのは「個」であると話していました。


本田圭佑、2分半の熱弁 「チームワークは生まれ持ったもの。個を磨くしかない」

試合を決定づける重要な場面においては、絶対的な個人の能力が必要なんです。サッカーで言えばシュートを決めること、ヘディングなどで相手との競合いに勝つことも個の能力です。

競技は違っていても、バスケも全く同じことが言えます。

シュートを決めるのも、1on1で相手に勝つことも、リバウンドを取ることも、全て個人の能力です。チームワークが良いからと言ってシュートが入るわけではないですし、リバウンドが取れるわけでもありません。

味方のフリーの場面を作ったり、相手のオフェンスをボックスアウトしてリバウンドを取りやすい状況にしたり、チームでできることは当然あります。

ただ、フリーでもシュートを決められなかったり、ボックスアウトをしていても相手にリバウンドを取られたりすることもあるわけです。

ですので結局は、個の能力が高いからシュートを決められて、個の能力が高いからリバウンドを取ることができるのです。

より上のステージで戦っていきたいのであれば、圧倒的な個の能力が必要不可欠だと僕は考えています。

もちろん、試合に勝つためにはチームプレイは必要ですし、協力しなければ勝てないことは僕を含め誰もがわかっています。しかし、チームプレイを磨くよりも前に、まずは個人の能力を磨くことが優先です。

試合に勝てないのはチームプレイのせいじゃない

これまで書いてきたことを考えると、試合に勝てないのはチームプレイのせいではないと、わかっていただけていると思います。

  • 「あの場面でシュートを決めていれば」・・・そのシュートを決められなかったのは、シュートを打ったプレイヤー。
  • 「あの場面でリバウンドを取れていれば」・・そのリバウンドを取れなかったのは、最もボールの近くにいたプレイヤー。

大事な部分では、結局のところ個人の力が大切になってくるわけなので、勝つチームを作るためにも「自分自身の能力を磨く」ことを考えましょう。

NBAの世界でも圧倒的な個の能力を持ったプレイヤーがいるチームが強いのと同じで、強いチームには圧倒的な個の能力を持ったプレイヤーが必要なのです。

試合に勝ちたいのであれば、もっと上手くなりたいのであれば、試合に負けた要因を「自分」だと言い張ってください

「あの場面でシュートを決めなかった俺のせいだ」「リバウンドを取れなかった俺のせいだ」と、負けてしまった試合は、その敗因の矛先を自分自身に向けるのです。

「自分のせいで負けたんだ」と口に出すことは、一見するとプレイとは関係がないように見えるかもしれませんが、その自覚・責任感が、練習への意欲やバスケへの取り組み方を作るきっかけとなるのです。

勝つのはチームのおかげ、負けるのは自分のせい

散々「個の能力」だと言ってきましたが、最終的にチームを勝利に導くのはチームプレイです。チームが努力をしたからこそ、試合に勝利することができるんです。

個々の能力を伸ばした1人1人が結集し、チームとしての相乗効果を生み出すことができるから、勝利を掴むことができるのです。

どんな試合でも勝ち負けが決するわけですが、試合が終わった時に是非とも覚えておいて欲しい考え方があります。

勝った時は「チームのおかげ」、負けた時は「自分のせい」。

このよう謙虚になれるプレイヤーこそが、勝てるチームには必要です。個人の能力をチームメイトと高め合えば、試合に勝つことはできます。

まとめ:バスケはチームプレイ以前に個の能力

ここまで、個の能力の大切さ、負けた要因を自分のせいにする責任・自覚を持って欲しいという話をしてきました。

なぜこのような話をしたのかというと、自分にフォーカスをしていかないと、どんな世界でもどんな分野でも飛び抜けることができないからです。

誰かのせいにしていたり、あなたが属している環境のせいにしていたりすると、飛び抜けた存在になることはできません。

バスケの世界において飛び抜けた存在になりたいのであれば、どんどん自分にフォーカスをし、個の能力を高めていくことをやめないでください。

あなたが諦めないで続けていれば、いつしか周りから憧れられる・信頼されるプレイヤーになっていますよ。


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    株式会社F.R.Will取締役。小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。