オススメのバスケットゴールが知りたいな。できれば、値段が安いものがいい。
さて今回は、バスケットゴールの購入を検討しているあなたのために、どのようなバスケットゴールがおすすめなのか・どんなポイントを重視してゴールを選べばいいのかを紹介していきます。
子供のためとはいえ、バスケットゴールは安くはないのでじっくりと検討するでしょう。できれば安い方がいいという気持ちもわかりますが、子供のためを思うならば値段だけではなく「機能性」も重視して欲しいのです。
そこでこの記事では、どのようなポイントを重視してゴールを選べばいいのかを、小学4年生の頃から自宅で練習をしてきた僕(プレイヤー)の個人的な意見も踏まえて、紹介していきます。
後半には、独断と偏見で選んだおすすめのゴールランキングも紹介していますので、現在購入を検討している方は是非とも参考にしてみてください。
バスケットゴールを選ぶ3つのポイント
バスケットゴールを選ぶにあたっては、基本的に以下3つを重視することになるでしょう。
- 機能性
- メーカー
- 値段
ゴールを購入する親からしてみたら、特に重視してしまうのは「値段」かもしれませんが、そのゴールで練習をする子供のことを考えると、特に重視して欲しいのは「機能性」です。
機能性が悪いゴールで練習を行う場合、限定的な練習しかできず様々な練習をしたり、様々な技を身につけたりすることができないのです。
もちろんメーカーや値段も気になるところだとは思いますが、僕から強く言いたいのは「機能性」を重視して欲しいということ。ではなぜ機能性を重視すべきなのか、その理由について紹介していきます。
バスケットゴールを選ぶ時は機能性をとにかく重視すべし!
バスケットゴールを選ぶ上で、機能性の中でも特に重要になってくるのは以下5つの項目です。それぞれを、さらに詳しく紹介していきます。
- ボードの跳ね返り
- 高さ調整
- ボードからタンクまでの奥行き
- ポールにパッドはついているか
- 耐久性はどうか
ボードの跳ね返り
まず1つ目は「ボードの跳ね返り」です。バックボードは材質によってボールの跳ね返り方が大きく変わってきます。
こちらの画像をご覧ください。この画像は、素材によってどのようにボールが跳ね返るかを表したイメージ画像です。
「ガラス」や「アクリル」ほど跳ね返りに優れ、「ポリカーボネイト」や「コンポジット」ほど跳ね返りに優れていないと言うことが、この画像から見て取ることができます。
多くの学校に設置されている「セノー株式会社」のゴールは「ガラス」をバックボードの素材に使用し、NBAやBリーグの舞台で使用されている「スポルディング」のゴールは「強化ガラス」をバックボードの素材に使用しています。
多くの公式戦で使用されるゴールも「ガラス」や「強化ガラス」のバックボードなので、試合同様の感覚を掴むためには「ガラス」や「強化ガラス」のゴールを選ぶ必要があります。
一般的に3~5万円ほどで購入できるゴールの場合には、「ポリカーボネイト」や「コンポジット」というボードの跳ね返りに優れていない素材が使用されているので、はっきりいって練習になりません。
特に試合で非常に有効となる「バンクシュート」が練習できないのはかなり致命的と言えるでしょう。
とある著書では、バンクシュートについて以下のように書かれています。
サンアントニオ・スパーズのビッグマンであったダンカンは、インサイドで屈強なプレイヤーたちのコンタクトに対抗し、力強くショットを放つ必要がありました。しかし、ショットを力強く放ってしまうとボールは直線的にリングへと向かうか、ボールを高く投げ上げることになってしまいます。
(中略)
そこでダンカンは、ダイレクトにリングを通過させるショットよりも比較的直線的なショットを放つことが可能な、バックボードを使う「バンクショット」を多用したのです。バックスピンがかかった状態でバックボードに当たるとリング方向にボールが向かうため、バンクショットであれば直線的なショットでも問題なし。繊細な力が求められなくなる利点もあります。
引用:東邦出版「バスケセンスが身につく88の発想」148,149ページ
このダンカンというプレイヤーはインサイドを主戦場としていたプレイヤーですが、どこでプレイしようがバンクシュートを身につけておくのは非常に大切です。
バンクシュートを身につけることでシュートの幅も広がるので、子供に身につけさせてあげるためにも、是非とも「強化ガラス」や「アクリル」をボードに使用したゴールの購入をおすすめします。
僕自身はリバウンドシュートやバンクシュートを練習したかったものの、ボードの素材が「コンポジット」で全く跳ね返らないので、練習できませんでした。
高さ調整
2つ目は「高さ調整」ができることです。バスケットボールのリングの高さは「ミニバス」と「一般(※中学生以上)」の2段階で分かれます。
ミニバスから中学生に上がる時に、すぐに中学生の高さに慣れるためにも、簡単に高さ調整ができるリングを選ぶのがオススメです。
ちなみに、ミニバスのゴールの高さは260cm、一般(※中学生以上)のゴールの高さは305cmとなっているので、2段階の高さ調整ができるだけでOKですが、多くのゴールは240cmや280cmなどの様々な高さに調整できるようになっています。
ですので、「260cmと305cmの高さに調整できるゴールかどうか」ではなく、「高さ調整ができるゴールかどうか」を確認して購入するようにしましょう。
「高さ調整ができるゴール」であれば、基本的に260cmにも305cmにも対応しています。
「高さ調整ができるゴール」であっても、モノによっては高さ調整が非常に難しかったり簡単だったりするので、「高さ調整しやすいかどうか」も重要なポイントです。
ボードからタンクまでの奥行き
3つ目は「ボードとタンクまでの奥行き」です。バックボードとリングを支えるタンクの奥行きは「レイアップ」を練習する時に非常に重要となってきます。
まずはこちらの画像をご覧ください。
真横からの画像ではありませんが、タンクの真上にボードがあることがわかるのではないでしょうか?こちらはボードからタンクまでの奥行きが全くありません。
ボードの真下にタンクがある場合には、レイアップシュートを打った時の着地が非常に危険ですので、怪我予防のためにも基本的にレイアップの練習は行いません。
レイアップは基本的なシュートであり、ゴールに最も近いエリアからシュートを打つことができるので得点できる可能性も高く、確実にシュートを決められるように練習をしておくべきです。
プレイヤー目線で考えても、ゴールに近いエリアからシュートを打つことができるので、確実にシュートを決められるようにするためにも、様々なシュートを練習しておきたいもの。
続いて、以下の画像をご覧ください。
こちらのゴールの場合には、ボードからダンクまでの奥行きがあることがわかりますよね。(※スポルディングのこちらの商品は、ボードからタンクまでの奥行きが約60cmあります。)
これだけの奥行きがあればレイアップの練習もしやすくなります。レイアップをしっかりと練習してもらうことを考えると、ボードからタンクまでの奥行きのあるゴールを選んでおきたいところです。
僕自身が使っていたゴールは奥行きが全くなかったので、レイアップを練習する時には0度(※ボードと平行)の角度から行っていました。
0度の角度からレイアップに行ってもボードも使うことができませんし、ボードからタンクまでの奥行きがないゴールは非常に不便です。
ポールにパッドはついているか
4つ目は「ポールにパッドはついているか」です。前述した「ボードからタンクまでの奥行き」があるゴールの場合には特に重要ではありません。
一方、「ボードからタンクまでの奥行き」がないゴールの場合には、ポール(支柱)にパッドがついている方が接触した時の痛みを軽減することができます。
例え「ボードからタンクまでの奥行き」がないゴールの場合でも、プレイヤーからすればレイアップは練習しておきたいもの。
タンクがあって着地時に危険なのはもちろんですが、誤ってポールにぶつかってしまうこともあるので、怪我予防・痛みの軽減という面を考えると、ポールにパッドがついている方が安心です。
耐久性はどうか
5つ目は「耐久性はどうか」です。今回紹介してきている「強化ガラス」や「アクリル」、「ポリカーボネイト」などは太陽光など気候によって劣化することもほとんどないので、耐久性の面をあまり気にする必要はありません。
(参考:https://www.yumoto.jp/material-onepoint/plastic-weatherability)
しかしながら、数あるゴールの中には劣化してしまったりボードが割れてしまったり、耐久性の面で安心できないゴールもあるようです。
基本的にボードに使用されている素材は、これまでに何度も登場している「強化ガラス」「アクリル」「ポリカーボネイト」「コンポジット」などですが、ノーブランド品の場合にはこれらの素材以外のものが使われることもあるでしょう。
機能性について紹介しているこの章の中で書く内容ではないかもしれませんが、「ノーブランド」は選ばず信頼できるブランド・メーカーのゴールを選ぶことも大切と言えます。
おすすめのバスケットゴールランキングの概要
続いての章からは、ここまで紹介してきた内容を踏まえてゴールランキングを紹介していきます。
「機能性」「メーカー」「値段」の3項目をそれぞれ独断と偏見で「星5つ」で評価し、最も合計の星の数が多かったものから順にランキングを付けました。
あなた自身の子供に、バスケットボールの力を身につけてもらうためにも、今回のランキングを参考にしてゴールを選んでみてくださいね。
おすすめのバスケットゴールランキング1位「プラチナムポータブル」
ランキング1位に輝いたのは、スポルディングの「プラチナムポータブル」です。
- 機能性:☆☆☆☆☆
- メーカー:☆☆☆☆☆
- 値段:☆☆☆☆☆
合計→12個
機能性も申し分なしで、スポルディング製という点が非常に信頼できるポイント。唯一欠点をあげるとすれば、¥150,000(税抜き)という高価な点でしょう。
家庭に置くと考えるとなかなか渋ってしまう値段かもしれませんが、子供のためを思うならば是非とも購入して欲しいゴールです。
この「プラチナムポータブル」は、ボードからタンクまでの奥行きがおよそ50cmもあり、レイアップシュートの練習にも最適です。
ボードは跳ね返りに優れている「アクリル」素材で、このゴールさえあれば自宅での練習環境はバッチリですよ。
ハンドルを使えば簡単に高さの調節もできるので、ミニバスから中学生に上がる時でも楽々です。
ゴールが手元に届いてからは組み立てる必要がありますが、組み立て用の動画もありますので、スポルディングの公式Youtubeチャンネルをご覧ください。
- 値段:¥150,000(税抜き)
- ボードの素材:アクリル
- 付属されているゴールネットの数:1つ
- ボードからタンクまでの奥行き:約50cm
- ゴールの高さ:228cm~305cm(ハンドルで自由に高さ調節が可能)
おすすめのバスケットゴールランキング2位「ハイライトポータブル」
ランキング2位は、スポルディングの「ハイライトポータブル」です。
- 機能性:☆☆☆☆☆
- メーカー:☆☆☆☆☆
- 値段:☆☆☆☆☆
合計→12個
1位の「プラチナムポータブル」同様にスポルディング製という点が非常に信頼できるポイントで、¥40,000(税抜き)と比較的安価です。
しかしながら、機能性の面では優れているとも劣っているとも言えないため星3つの評価としました。
1位の「プラチナムポータブル」と同じ星12の評価ですが、今回は記事を通して「機能性」の重要さを強く紹介してきたので、機能性に優れている「プラチナムポータブル」を1位としました。
この「ハイライトポータブル」は、ボードからタンクまでの奥行きがないため、レイアップの練習には適していません。
一方で、ボードは跳ね返りに優れている「アクリル」を使用しているので、バンクシュートやリバウンドシュートも試合の時と同じ感覚で練習してもらえますよ。
228cm、245cm、260cm、275cm、290cm、305cmと6段階で高さ調整ができますが、ゴールの横にあるテレスコーピングを利用しなければならず、簡単に高さを変えることができません。
脚立などを用いて高さ調節を行い、安全面を考えて子供には自分で操作させない方がいいでしょう。
ゴールが手元に届いてからは組み立てる必要がありますが、組み立て用の動画もありますので、スポルディングの公式Youtubeチャンネルをご覧ください。
- 値段:¥40,000(税抜き)
- ボードの素材:アクリル
- 付属されているゴールネットの数:1つ
- ボードからタンクまでの奥行き:なし
- ゴールの高さ:228cm、245cm、260cm、275cm、290cm、305cmの6段階
おすすめのバスケットゴールランキング3位「ザ・ビースト」
ランキング3位は、スポルディングの「ザ・ビースト」です。
- 機能性:☆☆☆☆☆
- メーカー:☆☆☆☆☆
- 値段:☆☆☆☆☆
合計→11個
圧倒的な存在感が目を引くこちらのゴールは、1位2位と同様にスポルディング製のゴールですので、信頼度は抜群。機能性も抜群ですので、家庭に置くバスケットゴールの中でも最高級と言えるでしょう。
ただ、その機能性などを兼ね備えるにあたり、値段が高くなっている点がネックの1つ。税抜きで¥250,000という値段ですので、買うのは渋ってしまうでしょう。
こちらは真横からザ・ビーストを見た画像です。ボードからタンクまでの奥行きがあることがよくわかりますよね。約60cmもあるので、レイアップの練習も怪我のことを心配する必要はないでしょう。
ボードは、NBAでも使用されているボードと同等素材の「強化ガラス」を使用しており、練習に最適。このゴール以上に練習に最適な機能性を兼ね備えているゴールはないのではないでしょうか。
背面にあるハンドルを使えば高さ調節も簡単にできるので、ミニバスから一般の高さにしたり、305cmの高さに慣れさせるために275cm、290cmのように少しずつゴールを高くしたり、柔軟に対応してくれますよ。
ゴールが手元に届いてからは組み立てる必要がありますが、組み立て用の動画もありますので、スポルディングの公式Youtubeチャンネルをご覧ください。(※組み立て時には大人3人で作業を行うことを推奨しています。)
- 値段:¥250,000(税抜き)
- ボードの素材:強化ガラス
- 付属されているゴールネットの数:1つ
- ボードからタンクまでの奥行き:約60cm
- ゴールの高さ:228cm~305cm(ハンドルで自由に高さ調節が可能)
おすすめのバスケットゴールランキング4位「LIFETIMEモデル LT-90061」
4位はアメリカに本社を置く「LIFETIME」の「LIFETIMEモデル LT-90061」です。
- 機能性:☆☆☆☆☆
- メーカー:☆☆☆☆☆
- 値段:☆☆☆☆☆
合計→10個
このゴールは、跳ね返りにあまり優れていない「ポリカーボネイト」をボードに採用しています。多少ボードからタンクまでの奥行きがあるので、レイアップは練習しやすいでしょう。(※奥行きの距離は不明。)
高さ調節は6段階に変更することが可能で、「フロントアジャスト方式」というものを採用しており、子供でも高さ調節を行うことができます。
- 値段:¥91,600(税抜き)
- ボードの素材:ポリカーボネート
- 付属されているゴールネットの数:不明
- ボードからタンクまでの奥行き:不明
- ゴールの高さ:230cm、245cm、260cm、275cm、290cm、305cmの6段階
おすすめのバスケットゴールランキング5位「LEADING EDGE」
5位は「e SPORTS」という会社の「LEADING EDGE」です。
- 機能性:☆☆☆☆☆
- メーカー:☆☆☆☆☆
- 値段:☆☆☆☆☆
合計→9個
このゴールの特徴はなんと言ってもタンクの位置。タンクがボードの真下にあるゴールが多い中で、こちらはタンクを後ろに配置することでボードの真下にスペースを作り、レイアップ時の着地で怪我をする心配もありません。
ポールにはカバーも付いているので、接触した時の痛みを軽減してくれます。ボードの素材が、跳ね返りに優れていない「ポリカーボネイト」であるのでバンクシュートなどの練習には不向きでしょう。
230cm、245cm、260cm、275cm、290cm、305cmの6段階に高さの調節ができるものの、大きなネジを回してゴールの高さを変える必要があり、高くするために持ち上げる時にはかなり力を必要とします。
- 値段:¥22,200(税込み)
- ボードの素材:ポリカーボネイト
- 付属されているゴールネットの数:2つ
- ボードからタンクまでの奥行き:不明
- ゴールの高さ:230cm、245cm、260cm、275cm、290cm、305cmの6段階
ゴールを使わない時の保管方法
ここまでのランキングでは、全て壁掛けではなく外に置いておくタイプのゴールを紹介しました。
これらのゴールはタンクに水や砂を入れることで倒れないようになっているのですが、あまりに風が強い時などは倒れてしまうこともあるようです。
[twitterEmbed url=”https://twitter.com/van__9999__y/status/929123624954372098″] [twitterEmbed url=”https://twitter.com/kyo_pa11/status/727792951061975040″]ゴールが倒れると周辺の壁や車などを傷つけてしまう恐れがありますし、ゴール自体も破損する可能性があります。ゴールを使わないときや、台風・強風の恐れがある場合にはゴールを寝かせて保管しておきましょう。
おすすめのバスケットゴール【番外編】
ここからは、番外編としておすすめのバスケットゴールを紹介していきます。今回紹介するのは家の壁や屋根に取り付けるタイプのゴールです。
タンク付きのゴールを置くスペースがないという方は、こちらの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
NBAアクリルコンボ
まず紹介するのは「NBAアクリルコンボ」です。こちらはボードに跳ね返りに優れた「アクリル」を使用しているため、バンクシュートなどの練習に最適です。
ボードのサイズが、先ほど紹介した「プラチナムポータブル」と同等サイズなので、ボードの使い方の感覚を掴んだりより実践的な練習ができたりと、ポールがないタイプのゴールの中でもかなり品質が高いといえるでしょう。
こちらはNBAでも使われているゴールを開発する「スポルディング」のゴールなので、信頼度は抜群ですよ。
- 値段:¥40,000(税抜き)
- ボードの素材:アクリル
- 付属されているゴールネットの数:1つ
NBAコンボ
続いて紹介するのは「NBAコンボ」です。こちらもアクリル製のボードを使用していまして、「NBAアクリルコンボ」に比べるとボードのサイズが小さくなっています。
値段も先ほどの「NBAアクリルコンボ」に比べると若干安くなっているので、値段を気にするようであれば「NBAコンボ」の購入がオススメです。
- 値段:¥30,000(税抜き)
- ボードの素材:アクリル
- 付属されているゴールネットの数:1つ
マウンティングブラケット
先ほど紹介した「NBAアクリルコンボ」と「NBAコンボ」を購入するのであれば、一緒に買っておきたいアイテムがあります。それが「マウンティングブラケット」です。
こちらはスポルディング製の専用器具なのですが、壁や屋根にゴールを設置する場合にはこの専用器具を使いましょう。
器具を自作して壁に取り付けたり屋根に取り付けたりすることも可能なようですが、破損などの原因にもなりかねないので、多少値段が高くなっても「安全性」を考慮して専用器具を購入すべきでしょう。
- 値段:¥10,120(税込み)
家庭用の壁掛けゴールは、ボードの材質が「ポリカーボネイト」などが多いようです。
この素材ではボールが跳ね返らず全く練習にならないので、購入するならば「強化ガラス」や「アクリル」のものにしてあげてください。
バスケットゴールと一緒に買っておきたい3つのアイテム
では最後に、バスケットゴールと一緒に買っておきたい3つのアイテムについても紹介します。
ボール
まず1つ目は「ボール」です。ゴールの購入を検討している人の多くは、おそらく「外」にゴールを設置するでしょう。となると、外で使う用のボールを購入する必要があります。
屋外で使うボールは「ゴム製」が1番おすすめです。耐久性のことを考えると、天然皮革や合成皮革はおすすめできません。中には耐久性に優れている皮製のボールもありますが、僕はゴムボールをおすすめしますよ。
僕自身は同じゴムボールを3年以上使い続けていますが、問題なく使うことができていますし、値段も安価なのでコスパは非常に良いと言えます。
こちらの記事ではミニバス用の「5号球」について紹介していますが、屋外用のボールを選ぶポイントを紹介していますので、6号球や7号球の購入を検討している人も、こちらを是非参考にしてみてください。
ネット
続いて2つ目は「ネット」です。基本的にゴールを購入するとネットも付属されていますが、ほとんどの場合は1つ、多くても2つです。
ネットがちぎれてしまってはシュート練習が非常にしにくくなってしまいますので、もしもの時のために、予めネットを購入しておくことをおすすめします。
ゴールを購入する際に、ネットがいくつ付属されているのかも確認しておきましょう。もし2つ付属されているのであれば、いますぐに予備のネットを購入する必要はありません。
ボールリターン
最後3つ目は「ボールリターン」です。これは、ゴールに設置しておくと、シュートが入った時に手元にボールを返してくれる道具のこと。
必ず購入しなければならないというわけではありませんが、1人でシュート練習をしていると「リバウンド」をするのがかなり面倒なので、余裕があれば是非買ってあげてください。
こちらの画像はスポルディングの商品です。様々なボールリターンがありますが、「SKLZ(スキルズ)」というブランドが販売している「KICK-OUT」という商品もオススメです。
まとめ
さて今回は、子供の練習の質を高めることを目的とした時に、買ってあげて欲しいバスケットゴールについて紹介してきました。
何度も言いますが、練習のことを考えるならば、圧倒的に重視すべきなのは「機能性」です。値段ばかりに目を向けて安いものを購入してしまうと、極端に言ってしまえば子供の練習にはなりません。
僕自身はボードに「コンポジット 」を使用したゴールを買ってもらいましたが、バンクシュートなどができず少し残念な思いをした経験があります。(買ってもらえたことは当然嬉しかったですが・・・。)
子供へのバスケットゴールの購入を検討しているのであれば、是非とも「機能性」に着目して、購入するゴールを選んであげてくださいね。
※スポルディング・ジャパン株式会社より情報を提供していただいています。
子供にバスケットゴールを買ってあげたいんだけど、どんなゴールがいいんだろう?