バスケは【ミスマッチ】の使い方・守り方が勝負を分ける!

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こんな悩みに応えます。
ミスマッチってなに?

さて今回は、試合中にベンチや監督から聞こえてくる「ミスマッチ」という言葉について説明をしていきます。

最初に言っておくと、ミスマッチというのはマッチアップをしているオフェンスとディフェンスの身長差などが、不釣り合いな状況であることを指しています。

ミスマッチを上手く使えるかどうかでオフェンスは得点が大きく変動し、ミスマッチをどう防ぐかでディフェンスは失点が大きく変動するんです。結果的に、ミスマッチは試合の勝敗を大きく分けることになるわけです。

では、一体どのようにしてミスマッチを生み出せばいいのか、そもそもミスマッチとはどんな状況を指すのか具体例を交えながら紹介していきます。

バスケ用語「ミスマッチ」とは?

バスケ用語として使われる「ミスマッチ」という言葉には、オフェンスとディフェンスの1対1の関係が、オフェンスorディフェンスどちらかに有利な状況であることを指します。

例えば身長190cmのプレイヤーに対して、170cmのプレイヤーがディフェンスをしているその状況は「ミスマッチ」と言ったりします。

明確な定義があるわけではなく、感覚的に「オフェンス(ディフェンス)が有利だな」と感じた場合、その状況を「ミスマッチ」と言い、プレイ中には頻繁に登場する言葉です。

バスケにおけるミスマッチの種類

バスケにおけるミスマッチには、2種類存在します。ほとんどの人が「身長差」でのミスマッチを指摘しますが、僕は「スピードの差」によるミスマッチもあると考えています。

バスケは身長が大事なスポーツではありますが、スピードの遅い・速いもとても重要になってくるため、ミスマッチには「スピードの差」も関係してくるんです。

紹介した2つのミスマッチについて、次の章からそれぞれ詳しく紹介していきます。

一般的なバスケのミスマッチは「身長差」

まず、一般的に「ミスマッチ」という言葉を使う際、ほとんどの場合が身長差によるミスマッチが発生していることを指しています。

190cmのプレイヤーに対して170cmのプレイヤーがディフェンスをしている状況は、まさしく身長差のミスマッチのことです。

身長差にミスマッチができると、オフェンスはゴールの近くでプレイがしやすくなったり、ボールをもらうスペースが作りやすくなります。得点のチャンスが高まり、オフェンスがしやすくなるというわけです。

「スピードのミスマッチ」もバスケでは生まれる

スピードの差によるミスマッチは、僕個人の考え方です。要は、スピードの速いプレイヤーに対してスピードの遅いプレイヤーが守っている状況を、「スピードのミスマッチ」と僕は言っています。

おそらくガードほどスピードが速く、インサイドのプレイヤーになるほどスピードが遅いと認識している人は多いと思います。そのため、ガードにインサイドのプレイヤーがディフェンスをしている状況は、スピードのミスマッチでもあり身長差のミスマッチでもあるんです。

ただ、スピードのミスマッチは身長差だけではなく、同じくらいの身長同士でも関係してくるミスマッチです。スピードには個人差があるため、同じくらいの身長でも速いプレイヤーもいれば遅いプレイヤーもいます。

スピードのミスマッチができると、身長差のミスマッチとは違いアウトサイドでプレイがしやすくなりますし、ディフェンスを抜き去れる確率も高くなり、攻めやすくなります。

バスケの場合ミスマッチを意図的に作り出せると有利になる

ここまでの内容をじっくりと読んでいる人は気づいたかもしれませんが、オフェンスの場合ミスマッチを意図的に作り出せるようになると、非常に有利になります

身長差をついてインサイドを起点に攻めたり、スピードのミスマッチを活かしてアウトサイドからドリブルで切れ込んだりと、相手ディフェンスが守りにくい状況を作り出せるため、得点チャンスも増えてきます。

強いチームほどミスマッチをつくのが上手く、ミスマッチの状況を作り出すことも上手いので、強いチームを目指すのであればミスマッチを意図的に作り出すことも意識してみましょう。

ミスマッチをオフェンスがプレイ中に作る方法

ここからは、ミスマッチをオフェンスが意図的に作り出す方法を紹介します。代表的なミスマッチを作り出す方法であるため、必ず以下の項目は押さえておくようにしてください。

速攻

1つ目は速攻です。相手からボールをスティールしたり、相手のシュートミスを拾ってすぐさま攻撃に転じる速攻は、ミスマッチを作り出す方法の1つと言えます。

速攻をオフェンスが仕掛けているときは、ディフェンスはマークするオフェンスは関係なく「得点」をさせないようにするため、自分から近いオフェンスやボールを持っているオフェンスを守ろうとします

すると、ガードのプレイヤーにインサイドのプレイヤーがディフェンスをしたり、インサイドのプレイヤーにガードのプレイヤーがディフェンスをしたりと、ミスマッチが作り出しやすくなります

また、速攻を仕掛けられたディフェンスは、守るために「ピックアップ」という作業を行います。5人のオフェンスに対してその場その場に合わせてマークマンを決めたりするのですが、ピックアップの際はある種無理やりマークマンを決めることになります。

ということは、身長差やスピードの差に関係ないオフェンスとディフェンスの1対1が生まれることになるため、ミスマッチが作り出せるのです。

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ピック&ロール

2つ目はピック&ロールです。ピック&ロールは基本的に、インサイドのプレイヤーが、ボールを持っているプレイヤーのディフェンスにスクリーンをかけて、ディフェンスをずらしながら攻める方法です。試合中に最も使うプレイでしょう。

特にインサイドのプレイヤーとガードのプレイヤーのピック&ロールになった時には、先ほど紹介した

  • 身長差のミスマッチ
  • スピードのミスマッチ

どちらのミスマッチも作り出すことが可能です。スクリーンプレイに対して、ディフェンスがスイッチをした場合にはディフェンスはマークするプレイヤーを入れ替えることになるため、ガードのプレイヤーにはインサイドのディフェンスがマークをすることになり、インサイドのプレイヤーにはガードのプレイヤーがマークをすることになります。

もちろん全てのディフェンスがピック&ロールの時にスイッチをするわけではないですが、ミスマッチを作ることも出来ますし、ディフェンスのずれを作り出すことも可能になるため、非常に有効な攻め方なのです。

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ミスマッチが生まれないようにプレイをするよう心がける

ディフェンスの場合は、ミスマッチを作られてしまうとオフェンス側が攻めやすくなるため、できるだけミスマッチが出来ないようにプレイすることが重要になります

言葉だけで言うのは簡単なので、実際にどのようにミスマッチが生まれないようにディフェンスをすればいいのか、どんな点に注意をすればミスマッチを作られずにディフェンスを続けられるのか、次の章から紹介していきます。

ミスマッチを防ぐためにディフェンスがやるべきこと

ミスマッチを防ぐためにディフェンスがやるべきこと・覚えておくべきことは以下の2つです。これを押さえておくだけで、抜け目のないディフェンスができるようになり、オフェンスからすると攻めにくくなるので必ず押さえるようにしてください。

ピックアップ

まず1つ目に大事になってくるのはピックアップです。ピックアップというのは、ディフェンスがオフェンスを捕まえることを意味し、相手が速攻を仕掛けている時や、オフェンスよりもディフェンスの人数が少ない時に非常に重要になってきます。

特に相手の速攻を食らっている時というのは、ディフェンスの陣形が崩れ攻め込まれやすくなっています。その時にディフェンスは確実にマークするオフェンスを決め、守らなければなりません。

速攻の時はとにかくボールを守らなければならないため、一般的なピックアップの仕方は自分から1番近いオフェンスをマークするというやり方ですが、この時に身長差やスピードの差があるマッチアップができてしまうのです。

ピックアップをしなければならない全ての場面で、もともと決めていたオフェンスをマークできるとは限らないため、なるべく身長差やスピードの差が生まれないマッチアップになるように、チームメイトで声を掛け合う必要があります

プレイ中にマークマンを入れ替わる

2つ目はプレイ中にマークマンを入れ替わるという方法です。言葉だけではわかりにくいと思うので、まずはこちらの動画をご覧ください。

動画内で途中停止する箇所があるのですが、その際に走ってきたディフェンスのプレイヤー#13が、味方の#7に指示を出していることがわかりますよね。本来遅れてきているプレイヤーはインサイドのプレイヤーで、指示を出した味方はアウトサイドのプレイヤーです。

ピックアップのセオリー通りに、最も近いオフェンスを捕まえるとミスマッチができてしまうと判断した#13のプレイヤーは、#7にマークするオフェンスを入れ替わるように指示を出しています。

この際、ボールがどこにあるかも非常に重要なのですが、ディフェンスがマークマンを入れ替わる際にはボールが遠い位置にあるため安全だと判断し、ディフェンス同士が入れ替わったのでしょう。

このように、マークするオフェンスを入れ替えてミスマッチを防ぐという方法もあります。こちらもコミュニケーションと、ボールがどこにあるのか等、状況判断が大切です。

まとめ

ミスマッチは、オフェンスにとってみると「有利」になり、ディフェンスにとってみると「不利」になります。(もちろん例外もあります。)

そのため、オフェンスはミスマッチを意図的に作り出せるように工夫をし、ディフェンスはミスマッチをいかにして作らせないか、が試合の鍵を握ってくるといってもいいでしょう。

僕自身はピック&ロールからのスピードのミスマッチを好み、多用していました。インサイドのプレイヤーとマッチアップした場合には、僕のスピードが有利になるため、よく使っていました。

オフェンスで点を稼ぎたいのであれば上手くミスマッチを利用しなければなりません。そのための方法を、自ら身につけてみてください。

ディフェンスは、コミュニケーションと状況判断を踏まえて、ミスマッチが生まれないように工夫をしましょう。


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ABOUTこの記事をかいた人

バスケブロガーの修一です。 小学校3年の頃から大学1年まで現役。そのあとはクラブチームでバスケをしながら、学生時代からバスケの仕事をしてきました。 今は会社の役員をしながらバスケブロガーとしても活動してます。