今回の記事では、シュートのコツを紹介します。今回紹介する内容は、僕が中学生の時に、先輩のプレイを見て閃いた方法です。このコツをマスターするだけでシュートがかなり入るようになります。
僕は中学生の時に毎回毎回意識するようにしていたので、今では無意識のうちにこのコツを使ってシュートを打つことができています。
今日はシュートが入らないと悩む人にはとっておきの記事になります。
目次
シュートを打つときに変えたコト
僕が変えたのはシュートを打つ瞬間の意識です。
その打つ瞬間の意識を変えただけで僕のシュートは入るようになりました。
通常、シュートを打つ時は「リングの奥(手前)を狙う」だとか、「何も考えないで無心で打つ」という人が多いかと思いますが、僕が意識したのは気持ちの部分ではありません。物理的な部分です。
シュートを入れるコツ
その、シュートを入れるコツは、
ということです。
シュートを打つ時に爪でボールをひっかくのです。「ガリッ」と音がなるくらいにボールをひっかきます。
- ○:指先まで使うことを意識する
- ×:爪を使ってコントロールする
勘違いしないでほしいのは、爪でボールをひっかくのは「爪を使ってコントロールをする」ためではありません。爪を使うことを意識することで、指先まで使うことを意識してもらいたいのです。
シュートタッチのいい人、シュートの入る人は指先にまで神経をとがらせています。
シュートのコツを身につければレイアップも得意になる
指先の使い方一つで普通のセットシュートもフローターもレイアップも入るようになります。
その指先テクニックはフィンガーロールと言います。
詳しい内容は以下の記事をご覧ください。
ジャンプシュートもレイアップもフローターも同じです。指先を使うことを意識するだけでもシュートは入るようになります。
それなのにシュートが入らないと悩んでいる人の多くが
- 「シュートフォームが違うんじゃないか」
- 「身体のリズムがバラバラなんじゃないか」
ということにフォーカスをするのです。それが当てはまることもありますが、何年もバスケを続けてきている状態から、シュートフォームを変えるのはやらない方がいいです。僕はそう思っています。
理由としては、他のシュートフォームに変えると、はじめのうちは「お、こっちの方が入るじゃん!」と期待します。しかし、そのシュートフォームを続けていると、そのうち窮屈になったり、元のシュートフォームに戻したいとさえ思います。
その繰り返しをしていると、あなたのシュートフォームは定まらないので、その状態が1番よくありません。だったら最初から「他のシュートフォームにはしない!」と自分の中で決めて今のシュートフォームのまま突き詰めましょう。
その時に今回紹介している「爪を使う」ことを意識してください。
シュートを打つときに意識すること
僕は一番大事なのは指先・爪を使うことだと確信しています。
ボールをコントロールするのは、シュートフォームでもなく身体のリズムでもなく指先です。そこを意識することができていればシュートは入るんです。
シュートフォームを修正するのは簡単なことではないですよね?身体のリズムもそうです。だったら、指先を使う意識を身体に染みつかせた方がよっぽどいいんです。特に何かを変える必要なく、意識をするだけでいいんです。
しかもそれはジャンプシュートでもレイアップでも活用することができます。どんなシュートにも応用が効かせられるのです。
爪のケアは忘れないように
このやり方をしていると、爪でボールをひっかくようになるので爪を酷使することになります。割れることもしょっちゅうありますし、深爪をしてしまうとシュートを打つ時に変な感覚になります。
この爪のケアはかなりシビアになってくるので、短すぎず長すぎない自分にベストな状態を維持するようにしてください。ちなみにですが、僕は手のひらから爪を見た時に、指先から少し出ているくらいにしています。
まとめ:シュートのコツは「爪」
今回の記事では、シュートのコツを紹介してきました。このやり方を知っているのはこの記事を読んでいるあなただけです。それでも上手くならない人は「意識してシュートを打たない」からです。
この記事に書いてある内容を実践しないから、上手くなれないのです。大きな変化が現れるのはこの記事を読んだ後。実際に意識をしてシュートを打ったかどうか、です。
ぜひ今回の記事で紹介したこと、
シュートのコツシュートの時に爪を使うことを意識する(指先まで使う意識)
を実践して、自分自身でシュートのコツを掴んでもらえたらなと思います。