シュートチャートを作りたいんだけど、1人でやるいい方法ないかな?
今回は、シュートチャートを1人で作る方法を紹介します。作るといっても、あなたはただシュートを打っているだけでいいんです。動画を元にアプリが自動的にシュートチャートを作ってくれます。
そんな画期的なアプリを発見したので、実際に使ってみた感想を踏まえながら、どんなアプリなのか、どんな機能を持ち合わせているのかを紹介していきます。
目次
シュートチャートを自動で作成してくれる画期的なアプリ!
シュートチャートという、「シュートがどのエリア・ポジションからどのくらい入ったかを図にして表す方法」があるのですが、プロプレイヤーでなくても、自動的にシュートチャートを作成してくれる画期的なアプリがありました。
その名も「HomeCourt」というアプリです。
日本語にはまだ対応していないため英語表記に対しての操作をすることになるのですが、簡単な英語なので誰でも使いこなすことができるアプリです。
「HomeCourt」でできること
それではここからは、HomeCourtでできる4つのことを紹介していきます。
- シューティングの動画を撮影するだけでスタッツが計測される
- シュートチャートを作成してくれる
- 世界中のアプリユーザーと競うことができる
- 自動で動画を保存してくれる
シューティングの動画を撮影するだけでスタッツが計測される
1つ目は、「シューティングの動画を撮影するだけでスタッツが計測される」ということです。
厳密にはHomeCourtの機能を使って動画を撮影するのですが、動画を撮影しているだけでいいのです。
実際に3回ほどアプリを使いながらシューティングをしてみたのですが、
- このようにどの位置からシュートを打ったのか、そのシュートは入ったのかどうか
- シュートが決まった本数 / シュートを打った本数
- シュートが入った割合
- 撮影に要した時間
上記4つのデータ・数値を測定することができました。
シュートチャートを作成してくれる
2つ目は「シュートチャートを作成してくれる」ということです。
アプリ内の画面下にある「Profile」をクリックすると、上記画像のようなシュートチャートを見ることができます。
このシュートチャートは、アプリを使いながらシューティングをすれば自動的に作成してくれるため、非常に便利です。
また、「Profile」をクリックして最初に現れるこのチャートは、今までにアプリを使ってシューティングをした時の類型の数値を元に作成してくれます。
そのため、日頃からシューティングを行えば行うほどデータが溜まっていき、自分の得意なエリア・苦手なエリアを把握することができます。
世界中のアプリユーザーと競うことができる
3つ目は「世界中のアプリユーザーと競うことができる」ということです。
アプリ内の画面下にある「Explore」をクリックすると、このような画像になります。この画像の中にあるものを説明すると、
- 1分間に何本の3ポイントシュートが入るか
- マイカンドリルを使ったシューティング
- 10本のフリースロー成功をどれだけ速く出来るか
という意味なのですが、全て世界中のユーザーとの勝負です。
要は、ある種のコンテストだと思ってください。
僕はフリースロー10本をどれだけ速く成功させられるか、という挑戦をしてみました。記録は2分41秒と速いように思ったのですが、中には20秒で終わらせている強者もいて、太刀打ちできませんでした。
ちなみにですが、20秒で10本を成功させていた人は、仲間と協力して行なっていたのも速さの理由でした。。。
HomeCourtを使ってこうして世界中の人と競うことが出来るのは、競争心も芽生えますし、普段シュートを適当に打っている時よりも本気になれるので、楽しくシュート練を行うことができます。
自動で動画を保存してくれる
4つ目は「自動で動画を保存してくれる」ということです。
アプリを使ってシューティングをしていると、アプリ側で自動的にシューティングの様子を撮影・保存してくれます。
これは全て動画になっていて、シュートチャートと共に動画を再生することができ、スローモーションで再生することも出来るため、シュートフォームを確認するときにも役立ちます。
まだ完全にシュートを計測できるわけではない
ここまでHomeCourtのいい点について紹介して来たのですが、実は問題点もいくつかあり、完全にシュートを計測できるわけではありません。
例えば、こちらの動画をご覧ください。
シュートがどのようにカウントされているのか気になったので、リングに向かって打たずに、ボールを真上にあげてみたシーンです。おそらくですが、ボールをリングの高さよりも上に上げることで、シュート1本と計測されているのかもしれません。
また、シュートが外れていても、ショットチャート上では外れたことになっている場合があります。
それだけではなく、シュートのエリア・ポジションが若干ずれているケースがあります。
この画像のシューティング時には、フリースローラインからフリースローの練習をしていたのですが、フリースローラインよりも前からのシュートとして、4本が計測されています。
こういった問題点・改善点もありますが、むしろミスはこのくらいしかなく、かなり高性能なアプリです。
シュートチャートを自分で作ろうとすると、誰かに協力をしてもらいながら複数人でないとできないため、1人でもシュートチャートを作成できるHomeCourtは優秀です。
僕はこれを継続して使い続けて、練習に活かしていこうと思っています。
シュートチャートがあるとバスケにどんなメリットがある?
シュートチャートがあるとバスケにどんなメリットがあるか紹介していきます。
- 自分の得意なエリア・苦手なエリアを可視化できる
- 自分自身のデータが取れる
自分の得意なエリア・苦手なエリアを可視化できる
1つ目は、「自分の得意なエリア・苦手なエリアを可視化できる」ということです。
シュートチャートがある場合の最大のメリットがこれです。
人それぞれ自分の得意なエリア・苦手なエリアがあります。感覚的に苦手意識を持っている角度もあるかもしれませんが、シュートチャートを用いることで、自覚がなかった実は苦手なエリアも可視化することができます。
これは僕のデータで、シュート総数が180本と母数が少ないのであまり参考にはならないのですが、ゴール正面の中距離からのエリアは得意としていることがわかりますが、左サイドの0°のエリアは苦手だということがわかります。
こうした自分の得意・苦手を可視化(見える化)できるため、そのあとの練習で重点的に練習したほうがいいエリアがわかりますし、次回の練習からシュートチャートを活かすことができます。
自分自身のデータが取れる
2つ目は「自分自身のデータが取れる」ということです。
シュートチャートがあることで、得意なエリア・苦手なエリアを自分で把握することができますし、よくシュートを打つエリア、全くシュートを打たないエリアも把握できます。
さらに、シュートの本数や割合などのデータを取得することができます。
シュートチャートのデータに基づいて、自分の直すべきポイントやどのように練習するのが効果的かを考えながらバスケをすることができます。
考えながら練習を作って練習を実施するというのは、非常に大事なことなので、シュートチャートのおかげで自分のための練習を、自分で考えて行うことができるのです。
まとめ
HomeCourtは、英語版のアプリですが簡単な英語だけなので、英語がわからなくても十分に使いこなすことができます。
インストールに関しても無料ですし、自動でシュートチャートを作成してくれる画期的なアプリです。
シュートを打つ場所は、体育館でも外のリングでも、撮影時に登録をすれば簡単に撮影できます。
今後の練習にすぐに活用できるアプリなので、まずはインストールをしてみてください。