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【真似できる】ステファン・カリーのシュートが入る理由。

「カリーみたいにシュートが入ってくれたらなぁ」

NBAを観ている人なら、誰もが1度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?

あれだけシュートが入り、3ポイントシュートを何本も決めてくるNBAのスーパースター、ステファン・カリーのようになれたら最高ですよね。

そんな雲の上の存在とも言えるカリーですが、彼のシュートを切り取ってみると、実は誰でも真似できる基本的な動き・コツが隠れていることがわかりました。

彼の天性の才能を盗みとることはできませんが、プレイの中からテクニックを盗みとることは可能です。

この記事で紹介していく2種類のシュートのテクニックも真似できるポイントがあるので、真似をしながらシュートのセンス・テクニックを磨いていきましょう!

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2018年9月23日

(トップ画像出典:https://twitter.com/warriors/status/1114376517687992320)

参考にしたいステファン・カリーのシュート

ステファン・カリーの参考にしたいシュートは2種類あります。

NBAの世界で活躍をしていて、ポイントガードながら40点以上を稼ぐ試合もあるカリー。そんなカリーのシュートの中でも参考にしたいのは以下の2つのシュートです。

  • 3ポイントシュート
  • スクープシュート

一般的にカリーは3ポイントシュートだけが得意と思われていますが、実はスクープシュートも非常に上手なんです。

シュートのコツやポイントを詳しく紹介していきます。

カリーの代名詞「3ポイントシュート」

まず1つ目は何と言ってもこれ、カリーの代名詞である「3ポイントシュート」です。

この動画は、17-18シーズンのカリーの3ポイントだけを詰め込んだ2分間の動画です。

正確無比なそのシュートは、美しい軌道を描いてリングへと吸い込まれていきます。

どんなポイントがすごいのか、どんなポイントを真似できるのかを紹介していきます。

カリーの3ポイントシュートのすごいポイント

カリーの3ポイントシュートのすごいポイントというのが、クイックで打てる体が流れても芯がぶれていないという点です。

動画の25秒付近の3ポイントシュートを見てください。動きながらボールをもらっていて、ボールをもらった瞬間に飛び上がってシュートを打っているのですが、身体が流れていても芯はぶれていないとわかります。

芯がぶれないことで、いつも通りの正確な3ポイントシュートを打つことができるんです。

身体の芯をぶれないようにするためには、体幹トレーニングが最も効果的です。

試合の終盤でも同じテンポで打てる理由

カリーが試合の終盤でも序盤と同じテンポでシュートを打てる理由は、スタミナ・バランスに秘訣があります。

試合の終盤になると腕が重くなったりシュートが打ちにくくなる原因は、体力がない・スタミナ不足という点が挙げられます

アドレナリンがたっぷりと出ていれば疲れを全く感じずにプレイすることはできますが、アドレナリンでも隠しきれない疲労感が試合終盤になると襲ってくるのです。

スタミナがなくなっている状態でシュートを打つと、力任せに打ったりシュートが短くなってしまうことがあるのですが、カリーはスタミナが豊富にありますし、シュートを打ち分けることでスタミナを試合終盤まで維持しているのです。

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シュートの打ち方が違う

NBAのレベルともなると、シュートを打つときは3ポイントシュートであっても「ジャンプシュート」で打ちます。ジャンプシュートはジャンプをして最高到達点に達してから放つシュートのことです。

僕はジャンプシュートの方がコントロールしやすいと思っていて、よく使うシュートなのですが、ジャンプシュートは体力を消耗するというデメリットがあります

一方カリーは基本的には3ポイントシュートをジャンピングシュートを打っています。ジャンピングシュートは、ジャンプをしながら打つシュートのことで、飛距離を稼ぐ時に使われます。

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ジャンピングシュートはコントロールしにくい部分がありますが、ジャンプシュートに比べると体力を消耗しにくいというメリットがあります。

簡単にジャンプシュートとジャンピングシュートの比較をしておきます。

ジャンプシュート

  • メリット:コントロールがしやすい。最高到達点でシュートを打つことで、ディフェンスに触られにくくなる。
  • デメリット:体力を消耗しやすい。

ジャンピングシュート

  • メリット:体力を消耗しにくい。飛距離を稼げる。
  • デメリット:コントロールがしにくい。ディフェンスに触られやすい。

カリーの場合には、ジャンプシュートとジャンピングシュートを、場面に応じて使い分けているのです。

身体が流れてしまっている時・動きながらボールを受けてシュートを打つ時
ジャンプシュート

止まっている状態でボールを受けた時
ジャンピングシュート

なぜシュートを打ち分けているのか

カリー自身がなぜシュートを打ち分けているのかは、あくまでも僕の推測でしかありませんが、おそらくシュートの打ちやすさやコントロールのしやすさが関係しています

僕は中学時代に3ポイントシュートをジャンプシュートで打っていたのですが、僕もカリーと同じように、

身体が流れてしまっている時・動きながらボールを受けてシュートを打つ時
ジャンプシュート

止まっている状態でボールを受けた時
ジャンピングシュート

このように打ち方を分けていました。

理由としては、身体が流れている時や動きながらボールを受ける時というのは、勢いがあるため勢いを利用してジャンプシュートを打つことができるんです。

さらに、ジャンプシュートはコントロールがしやすいため、身体が流れていても空中でなんとか制御することができます。

一方止まっている状態でボールを受けるというのは、勢いが全くない状態なので、ジャンプシュートを打つとなると無理やりジャンプをしなければなりません。実は、この動きがかなり体力を消耗します

ドリブルをついてステップバックをしたり、味方とのスクリーンプレイの合間にボールをもらってシュートを打つ場合には勢いがあり、その勢いを利用してジャンプシュートが打てます。

しかし勢いがない状態ではジャンプシュートを打つのは無謀と言えます。

カリーも、打ちやすさなどを重視しているのではないでしょうか。

実は知られていないカリーの得意技「スクープシュート」

2つ目のカリーの特徴的なシュートが、実はあまり知られていない得意技の「スクープシュート」です。

この動画はカリーの技ありスクープシュートをまとめた動画です。

スクープシュートはレイアップと全く同じモーションで打つ、ループ(軌道)を高くすることでブロックショットを交わすためのテクニックです。

スクープシュートと似たシュートの1つに「フローター」というシュートがあります。

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2019年2月9日

スクープシュートとフローターは似ているシュートなのですが、スクープシュートの方が実は断然難しいシュートです。

スクープシュートが難しい理由

スクープシュートは、アンダーハンドでボールを高く上げてシュートを打つテクニックなので、コントロールがしにくいシュートなのです。

非常に難しいシュートなのですが、レイアップと全く同じモーションで打つことができるため、ディフェンスはブロックショットができません。レイアップで打つのかスクープシュートで打つのか、モーションからでは判断できないからです。

カリーは190cm前後とNBAでは小柄な部類ですが、210cm以上のプレイヤーが揃うゴール付近でもブロックショットをされることなくスクープシュートを打ち決めていることが動画からもよくわかりますよね。

カリーはスクープシュートを打ちやすくするために、ボードを使ってシュートを打ちます。動画で登場するシーンでも、全てボードを使ってシュートを打っていて、直接狙うとスクープシュートを入れるのは至難の技ですから、ボードを使った方がいいんです。

スクープシュートのコツなどは以下の記事で紹介しています。

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まとめ:ステファン・カリーからシュートを学ぼう!

NBAのスーパースター、ステファン・カリーの特徴的な2種類のシュートを紹介してきました。

3ポイントシュートを打つコツ
ジャンプシュートと、ジャンピングシュートを使い分ける。
スクープシュートを打つコツ
ボードを使う。

今回紹介した2種類のシュートのコツは、簡単に分けるとこの2つです。

カリーだけではなく、NBAのプレイヤーの1つ1つを切り取ってみると、実は誰でも真似できる基本的な動作の中でプレイしていることがよくわかるんです。

今回のカリーのシュートに関しても、例外ではありません。

真似できるところは徹底的に真似して自分自身のプレイに活かしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。