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【33語集約】NBAの試合中に実況が使う用語の意味をまとめてみた!

こんな悩みに応えます。

NBAの実況が言っている言葉が聞き取れないから教えて欲しい。

NBAを観戦していて、「実況はなんて言ってるんだ?」「実況が言っている言葉の意味を知りたい」と感じたことはありませんか?

NBAをよく観戦していると、シチュエーションなどからなんとなくわかってきますが、初めのうちはよくわからないですよね。

そこで本記事では、実況がよく使うフレーズ33語をまとめてみました。

日本語の読み方に関しても紹介しているので、この記事を参考にしながらNBAを観戦してみてください。

 

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2024年7月7日

NBAの試合中に実況が使う用語

NBAの試合中に実況・解説者がよく使う用語を、

  • シュートに関する用語
  • ハンドリング・動きに関する用語
  • 状況を表す時に用いる用語
  • スタッツを表す時に用いる用語

上記4つのパターンに分けて、紹介していきます。

シュートに関する用語

まずはシュートに関する用語です。シュートを打つ時や、シュートを打った位置を表す時に用いられる用語などがあります。

Rim(リム)

Rim(リム)というのは、日本語では「リング」のことを指します。

日本人の解説者の中でもリングではなく「リム」という言葉を使う実況の方がいらっしゃいます。

Back to Back(バック トゥ バック)

Back to Back(バックトゥバック)は、日本語では「連続」を表します。

例えば「Back to Back 3!!」という言葉を使った時は、連続で3Pシュートが決まったことを表します。

シュートの時だけではなく、例えば2日連続で試合がある時にも「Back to Back 」は使うことがあります。

ちなみにですが、「Back to Back 」は、「to」を「2」と表記したり、「B to B」と表記したりする場合もあります。

Put Back(プット バック)

Put Back(プットバック)は、味方の打ったシュートが外れた時に、外れたボールをそのままダンクして決めることを言います。

外れたボールを、直接タップで入れることもPut Backと言うケースもあります。

Throw it Down(スロー イット ダウン)

Throw it Down(スローイットダウン)は、ダンクシュートのことを指します。

ダンクシュートには様々な用語がありますが、Throw it Downはダンクシュートのことを総称して用いられます。

Banks it In(バンクス イット イン)

Banks it In(バンクスイットイン)は、バンクシュートのことを指します。

バックボードを使ってシュートを決めた際に使われます。

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Puts it In(プッツ イット イン)

Puts it In(プッツイットイン)は、シュートを決めた際に用いられる言葉です。

シュートが入るたびに耳にする言葉というよりは、印象的なシュートが入った際に使われているイメージですね。

例えば「AND 1(エンドワン)」を決めた際や、ショットクロックギリギリで決まった際に用いられます。

また、接戦の試合でいわゆるClutch Time(クラッチタイム)と呼ばれている時間帯にシュートを決めた際や、残り時間がほとんどない状況で同点シュートを決めた際にも用いられます。

Lays it In(レイズ イット イン)

Lays it In(レイズイットイン)は、レイアップシュートを決めた際に用いられる言葉です。

Knocks it Down(ノックス イット ダウン)

Knocks it Down(ノックスイットダウン)は、ジャンプシュートを決めた際に用いられる言葉です。

ジャンプシュート全般を表します。

360(スリーシックスティー)

360(スリーシックスティー)は、360°のことを指し、要は”1回転”と言う意味です。

1回転しながらダンクシュートを決めたり、1回転しながら打つシュートを360と言ったりします。

Downtown(ダウンタウン)

Downtown(ダウンタウン)は、日本語では「下町」という意味があります。

下町は都市部から少し離れていることが多いため、NBAの試合中に「Downtown」を使う時にはインサイドを都市部と見立て、「Downtown」は3Pラインよりも後ろのことを指します。

そのため、3Pシュートを決めると実況は「from Downtown.」と言ったりします。

Triple(トリプル)

Triple(トリプル)は日本語では「3」という意味の言葉です。

そのため、3Pシュートのことを「Triple」と言います。

Behind the Arc(ビハインド ザ アーク)

Behind the Arc(ビハインドザアーク)は、3Pラインよりも後ろからのシュートを指す言葉です。3Pラインよりも後ろから打ったシュートが決まった時に使われます。

はっきりとこの言葉が聞こえるわけではなく、「ビヤンデヤー」などと聞こえたりします。

Mid Lange(ミッドレンジ)

Mid Lange(ミッドレンジ)あるいはMiddle Lange(ミドルレンジ)は、「中距離」を表す言葉なので、NBAの実況で用いられるときは中距離からのシュートのことを指します。

例えば中距離からのジャンプシュートが決まった場合には「Mid Lange Jumper.」と言ったりします。

Long Lange(ロングレンジ)

Long Lange(ロングレンジ)は、「長距離」を表す言葉なので、NBAの実況で用いられる時は長距離からのシュートのことを指します。

ハンドリング・動きに関する用語

続いては、ハンドリングや動きに関する用語を解説します。

Shake and Bake(シェイク アンド ベイク)

Shake and Bake(シェイクアンドベイク)は、何か特定のプレイのことを指す訳ではなく、何か特別なすごいプレイをした際に用いられる言葉です。

例えばポイントガードが、自慢のハンドリングでディフェンスを出し抜いた時に「Shake and Bake」と言う言葉が使われます。

ちなみにですが、聞こえ方としては「シェイクァンベイク」と聞こえます。

また、同義の言葉として「Shaking and Baking」と使う場合もあります。

Ankle Break(アンクル ブレイク)

Ankle Break(アンクルブレイク)は、ディフェンスを転ばせた場合に用いられる言葉です。

オフェンスのドリブルの動きに対して、ディフェンスが滑ってしまったり躓いてしまった時に用いられます。

Up and Under(アップ アンド アンダー)

Up and Under(アップアンドアンダー)は、オフェンス時のシュートに持ち込む際の動きのことを指します。

オフェンスがシュートフェイクをしてディフェンスが引っかかった時に、ステップを活かしてターンやステップインをしてシュートを打つことを言います。

Extra Pass(エクストラ パス)

Extra Pass(エクストラパス)は、よりフリーなプレイヤーに出すパスのことを言います。

例えば、パスをもらって自分自身がシュートを打てるタイミングではあるものの、もっとフリーな味方がいた場合に出すパスのことを、総称してExtra Passと言います。

Sham God(シャム ゴッド)

Sham God(シャムゴッド)は、ドリブルのテクニックのことを言います。

言葉で説明するのは難しいので、こちらの動画をご覧ください。

これがSham Godです。

Moving Screen(ムービング スクリーン)

Moving Screen(ムービングスクリーン)は、オフェンスのファールを指す言葉です。

オフェンス時に頻繁に使うスクリーンプレイは、オフェンスは静止した状況で行わなければなりません。

動きながらスクリーンをするとオフェンスファールになるのですが、その際に「Moving Screen」と言う言葉を使います。

あるいは「Moving」とだけ言うこともあります。

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2021年3月2日

Ball Handler(ボール ハンドラー)

Ball Handler(ボールハンドラー)は、ボールハンドリングに優れているプレイヤーのことを指します。

特にドリブルのスキルが優れているプレイヤーのことを指すため、現代のNBAで言えばカイリー・アービングやステファン・カリーのことを言います。

状況を表す時に用いる用語

ここからは、状況を表す時に用いる言葉です。状況というのは、プレイヤーの状況や、試合の流れなどを指します。

Wide Open(ワイド オープン)

Wide Open(ワイドオープン)は、フリーなプレイヤーの状況を指す言葉です。

例えばフリーの状況で3Pシュートを打つと「Wide Open 3.」と言ったりします。

フリーの状況でシュートを打つと、Wide Openの他にはOpen shootなどと言ったりもします。

Ball is Dead(ボール イズ デッド)

Ball is Dead(ボールイズデッド)は、ボールがコートの外に出た時に使われる言葉です。

ボールが外に出て試合が中断した状況のことを、Ball is Deadと言います。

Streak(ストリーク)

Streak(ストリーク)は、連続でシュートが決まっている時や、連勝・連敗をしている時に用いられる言葉です。

例えば連勝をしている時は「Streak Win」と使ったりします。

Delayed Call(ディレイド コール)

Delayed Call(ディレイドコール)は、審判のホイッスルが遅かった場合に指す言葉です。

例えばシュートを打ち終わってから、ディフェンスのシュートファールをコールした場合に「Delayed Call」が使われます。

審判のホイッスルが遅れた場合には「Late Call(レイトコール)」と言ったりもします。

Scoring Run(スコアリング ラン)

Scoring Run(スコアリングラン)というのは、一方的に得点を積み重ねている状況を指す言葉です。

例えばAというチームが10点を取る間に、Bというチームが0点の場合には「10-0 Scoring Run」という表記がされたりします。

Scoring Runと同じ意味として「Run」だけを使う場合もあります。

なお、一般的に「走る」という意味で使われる「Run」ですが、NBAでは「走る」時には「Running」が使われます。

Read Change(リード チェンジ)

Read Change(リードチェンジ)は、お互いに点を取り合いリードする状況が入れ替わりながら進んでいる試合状況を指す時に、使われる言葉です。

日本語では「シーソーゲーム」とほぼ同義です。

なお細かく分けると、Read Changeは何回リードする状況が入れ替わったのかを数字と一緒に用いますが、シーソーゲームの場合には、リードが入れ替わりながら進んでいる試合自体を指します。

Tie the Game(タイ ザ ゲーム)

Tie the Game(タイザゲーム)は、試合の得点が同点になった場合に用いられます。

試合終盤に使われるケースが多い言葉です。

Drought(ドラウト)

Drought(ドラウト)は、全くシュートが入っていなかったり、全く試合に勝てていない状況を表す時に用いられる言葉です。

なお、Droughtと言う言葉自体は、日本語では「干ばつ・不足」と訳されます。

試合中に言葉として発される訳ではありませんが、画面に

Scoring Drought 0 Field Goals Last 3:14

などと表示されます。

この場合には、3分14秒間フィールドゴールが1本も入っていない状況を指します。

スタッツを表す時に用いる用語

続いては、スタッツを表す時に用いられる用語を紹介します。

Board(ボード)

Board(ボード)はバックボードのことではなく、リバウンドのことを指す言葉です。

例えば5リバウンドを記録している場合には、「5 Boards」と言ったりします。もちろん「Rebound(リバウンド)」と言う言葉を使う場合もあります。

Dime(ダイム)

Dime(ダイム)は、アシストのことを指す言葉です。

例えば5アシストを記録している場合には、「5 Dimes」と言ったりします。もちろん「Assist(アシスト)」と言う言葉を使う場合もあります。

Couple Game(カップルゲーム)

Couple Game(カップルゲーム)は、2試合を指す言葉です。

「Couple」と言う言葉に「2」と言う意味があるため、例えば「Couple Assists」と使ったりもします。

Double Figure(ダブルフィギュアー)

Double Figure(ダブルフィギュアー)は、2桁得点のことを指します。

「Double Figure」自体は「2桁」という意味があるのですが、バスケで使われる場合には2桁得点のことを意味します。

まとめ:NBAの実況用語を覚えよう。

今回はNBAの実況でよく使われる用語について紹介をしてきました。

日本人からすると、現地の実況や解説者がなんと言っているかわからないのかかなりモヤモヤしますよね。

ちなみにですが、今回紹介してきた33の用語には読み方も書いてありますが、現地の人が発音する時には完璧に同じように発音する訳ではありません。例えば「Puts it In」であれば、「プッツィリーン」と聞こえたりします。

こう言った点も踏まえて、わからない用語があったらこの記事をまた訪れて復習してみてください。


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ABOUTこの記事をかいた人

小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。