バスケのファールにはどんな種類がある?全てを詳しく紹介します。

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今回の記事では、バスケのファールの種類を詳しく解説していきます。

ファールには多くの種類があり、コールされる場面も、どんな反則をした時にコールされるのかも、ファールの種類によって違います。

最後まで読み、どんなファールがあるのかを学んでください。

ファールの種類

バスケのファールは大きく2つに分かれます。

ファールの種類
  1. パーソナルファール
  2. テクニカルファール

それぞれのファールがどう違うのか、と言うことに関して次の章から触れていきます。

パーソナルファール

パーソナルファールとは、「コート上の選手同士の不当な接触」によって起きるファウルを意味します。例えば、「抑える」「引っ張る」「ぶつかる」「押す」といった動作がパーソナルファールに該当します。

後ほどファールの種類について紹介します。

テクニカルファール

テクニカルファールとは、「身体の接触がない場面で、スポーツマンらしくない不適切な言動・ジェスチャー」を行ったとみなした際に審判がコールするファールです。

例えば、相手チームのプレイヤーやコーチ、観客や審判に対して不快感を与える言動はジェスチャーを行うとテクニカルファールに該当します。NBAでは、審判の判定に対して不満をあらわにしたジェスチャーを行った時に、コールされる場合が多いです。

このテクニカルファールはコート上のプレイヤーでなくてもコールされます。

つまりベンチのプレイヤーやコーチ・監督にもコールされると言うことです。ベンチに座っていても不適切な言動をしたりジェスチャーをすることは可能なため、テクニカルファールは必ずしもコート上のプレイヤーに対してコールされるわけではありません。

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パーソナルファールを学ぶ前に

パーソナルファールについて学ぶ前に、あらかじめ知っておいてほしい「シリンダー(筒)」の概念についても紹介しておきますね。

シリンダーというのは、全てのプレイヤーに与えられている”自分の”範囲のことで、一般的には自分のシリンダーに入っていれば、ファールをコールされることはありません。

シリンダーの概念

プレーヤーがコート上で普通に立ったとき、そのプレーヤーが占めている位置とその真上の空間をシリンダー(筒)といういう。シリンダーとは、以下の範囲が含まれる:

  • 正面は手のひらの位置まで
  • 背面は尻の位置まで
  • 側面は腕と脚の外側の位置まで

手や腕を前に伸ばしてもいいが、足の位置を超えてはならない。手を肘の位置で曲げてもいいが、前腕と手は挙げなくてはならない。両足の間隔はプレーヤーの身長により決められる。

出典:JBAルールブック ファウルのルール33-1より

(出典:JBAルールブック ファウルのルール33-1より)

自分自身のシリンダーから外れた空間で、なおかつ相手のプレイヤーが占めているシリンダーの空間は、犯すことができません。

相手のプレイヤーが占めているシリンダー内で接触を起こすと、自分自身のシリンダーから外れているプレイヤーに対して、ファールがコールされます。

ファールにおいては、シリンダーの概念がかなり重要になってきますので、頭に入れておきましょう。

パーソナルファールの種類

ここからは、パーソナルファールの種類を紹介していきます。

パーソナルファールは、大きく分けると以下の2種類に分けることができます。

パーソナルファールの種類
  1. ディフェンスのパーソナルファール
  2. オフェンスのパーソナルファール

まずは、ディフェンスのパーソナルファールから紹介していきますね。

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ディフェンスのパーソナルファール

それではここからディフェンスのパーソナルファールについて紹介していきます。ここで紹介するファールの種類は以下の4つです。

  • プッシング
  • ブロッキング
  • ハッキング
  • ホールディング

それぞれを詳しく紹介していきます。

プッシング

プッシングは、ディフェンスが相手を「押す」ことでコールされるパーソナルファールです。

押す動作は手だけに限らず、肩や身体全体で押すこともプッシングに該当します。相手がボールを持っているかどうかに関係なく、ポストプレイやリバウンド争いの際によく見られるファールです。

「ポストプレイ」とは・・・ゴール付近の長方形(フリースローレーン)の中で行われるプレイのこと。

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2018年9月5日

ポジション取りの時には、ポジションを取られないように押し返すこともありますが、「故意だ」と判断されない限りはプッシングをコールされることはありません。

ここが難しいところで、先ほど「肩や体全体で押すこともプッシングに該当します。」と表記しましたが、故意ではない限り身体で押すことは大丈夫なのです。

思い切り突き飛ばしてしまうとプッシングはコールされますが、ポジション争いの時に踏ん張ったりポジションを取るための「押す」行為は過度ではない限りコールされません。

ブロッキング

ブロッキングは、相手オフェンスの進行をオフェンスの進むコースを「不当に妨げる」ことによってコールされるパーソナルファールです。

ドリブルで進んできたオフェンスに対して、ディフェンス側が割り込む形で発生することが多いファウルです。

しかし、ブロッキングは後ほど紹介するオフェンスのパーソナルファールの「オフェンスチャージング」と紙一重であり、オフェンスとディフェンスのどちらがより不当であったかは審判によって判断されます。

この「不当であったか」を判断する際のポイントは「オフェンスのコースに入ったタイミング」です。

ハッキング

ハッキングは、相手オフェンスの手を叩いた時にコールされるファールです。ハッキングがよく起こる場面というのは、ディフェンスがオフェンスの持っているボールを叩こうとして、手に当たってしまった時です。

ゴール下でオフェンスがシュートを打っている時にコールされるファールはハッキングの場合が多いです。

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2018年6月3日

ホールディング

ホールディングは、相手を「ホールド=つかむ」ことによってコールされるパーソナルファールです。

腕や肩だけでなく、ときには相手プレイヤーを抱きかかえた場合にもコールされます。

ゴール付近のペイントエリアと呼ばれるところで、オフェンスに自由に動かれないようにディフェンスが後ろから掴んだり身体に手を回したりしてコールされるケースが多いです。

オフェンスのパーソナルファール

続いてはオフェンスのパーソナルファールに関しても紹介します。ここで紹介するファールの種類は以下の2つです。

  • オフェンスチャージング
  • イリーガル・スクリーン

詳しく紹介していきます。

オフェンスチャージング

オフェンスチャージングは、オフェンスがディフェンスを「突き飛ばした」時にコールされるファールです。

チャージングとは、ボールを持っていてもいなくても、無理に進行して相手チームのプレーヤーのトルソー(胴体)に突き当たったり押しのけたりする不当な体の触れ合いのことをいう。

(出典:JBAルールブック ファウルのルール33-8より)

上記の場合にコールされます。

先ほど「ブロッキング」と紙一重だと書きましたが、ディフェンスが先にコースに入っている場合には「オフェンスチャージング」がコールされ、オフェンスが進んでいる時に遅れてディフェンスがコースに入ってきた場合には「ブロッキング」がコールされます。

ディフェンスのタイミングが早ければ「オフェンスチャージング」、オフェンスのタイミングが早ければ「ブロッキング」がコールされると覚えておこう。

なお、コートには「ノージャージエリア」と呼ばれるエリアがあります。

ディフェンスが入っている時、オフェンスがディフェンスを弾き飛ばした場合にはオフェンスチャージングはコールされません。「ノーチャージエリア」なので、チャージングがないエリアなんです。

これは危険性の高いゴール下のプレイからプレイヤーを守るために作られました。ただし、必ずしもオフェンスチャージングがコールされない訳ではありません。

ノーチャージセミサークルエリアにペネトレイトしてくるプレーにおいて、(中略)オフェンスのプレーヤーが手、腕、脚、その他の体の部位を不当に使って触れ合いを起こした場合を除き、オフェンスファウルは宣せられない。

(出典:JBAルールブック ファウルのルール33-10より)

イリーガル・スクリーン

正しいスクリーンが行われていないと審判が判断した際にコールされるファールが、イリーガル・スクリーンです。

「イリーガル=違法」なので、正しくないスクリーンを行なった際にコールされます。基本的にスクリーンをかけるプレイヤーは、その場に止まらなければなりません。動きながらスクリーンをして、ディフェンスの動きを妨害することがダメなのです。

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パーソナルファールの罰則

パーソナルファールによる罰則は2種類あります。

罰則が分かれるポイント

シュートモーション中かどうか

シュートモーション中でない相手に対してファールを犯した場合はエンドライン、もしくはサイドラインから相手チームのスローインで試合を再開します。

シュートモーション中にファールをした場合には、相手プレイヤーにフリースローが与えられます。

フリースローに関してのファールは以下の記事にて詳しく触れているので、併せてご覧ください。

【初心者必見!】フリースローのルール・ルーティーンを徹底解説!

2018年5月28日

パーソナルファール以外のファール

ここからは、パーソナルファウル以外のファウル、特殊なファウルを紹介していきます。

  • ダブルファール
  • フェイク(シミュレーション)
  • アンスポーツマンライク・ファール
  • ディスクォリファイング・ファール

ダブルファール

ダブルファールとは、両チームの選手がほぼ同じタイミングでファールを犯した場合に発生するファールです。発生頻度は少なく、特殊なファールです。

2018年のNBAファイナルでは、このダブルファールがコールされたシーンがありました。

フェイク(シミュレーション)

フェイク(シミュレーション)というのは、あたかもファールをされたと主張するために、わざと大げさなリアクションを取ったり、大きな声を出すなどの”演技”のことです。

特に大人になればなるほど現れてくる行為で、子供や若いプレイヤーに変な影響を与えてしまいかねないことも踏まえ、ファールとして定義されるようになったのでしょう。

アンスポーツマンライク・ファール

アンスポーツマンライク・ファールとは、バスケを正当にプレイしていない危険な行為だと審判に判断された場合にコールされるファールです。

「アンスポーツマンライク」=「スポーツマンらしくない」と言う意味ですから、悪質なファールを犯した際にコールされます。

ディスクォリファイリング・ファール

ディスクォリファイリング・ファールとは、極めて悪質で非常に危険とみなされるファールのことです。

このファールをコールされると、コールされたプレイヤーは一発退場となります。

テクニカルファールやアンスポーツマンライク・ファール、ディスクォリファイング・ファールに関しては以下の記事にて詳しく触れています。

【2019年7月更新】テクニカルファールのルールを徹底的に解説!

2018年11月14日

ファールを5回すると退場になる

これは一般的に知られていることですが、ファールを5回犯すと退場処分となり、該当する試合は出場することができません。

なお、退場には例外があり、

  • ディスクォリファイング・ファール:1回犯すと退場。
  • テクニカルファール:2回犯すと退場。

5回していなくても、上記に当てはまる場合には退場となります。

なお、退場しても代わりに試合に出られるプレイヤーが入れば、交代して試合は続行となります。

バスケの人数に関してのルールを紹介!初心者の人でもわかるように解説しています。

2018年8月24日

まとめ

今回の記事では、どんなファールの種類があるのか、どんな場面でコールされるファールなのか、ということを重点的に書いてきました。

長年バスケをプレイしている人ならともかく、初心者の場合にはファールも勉強をしないとどんなプレイがファールとしてコールされるかわからないですよね。

ちなみにですが、ファールの基準は人それぞれ異なり、審判次第でファールをコールする場面が異なりますから、試合中には審判に適応することが大切です。

ぜひこの記事を通して、普段の練習やバスケをプレイする時に活かしていただけたらなと思います。


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2 件のコメント

    • そう言っていただけて嬉しいです。さらに読みやすくわかりやすい記事作成を心かげていきます!

  • ABOUTこの記事をかいた人

    バスケブロガーの修一です。 小学校3年の頃から大学1年まで現役。そのあとはクラブチームでバスケをしながら、学生時代からバスケの仕事をしてきました。 今は会社の役員をしながらバスケブロガーとしても活動してます。