バスケチームの指揮に必要なコーチライセンスはどれ?取得方法は?

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こんな悩みに応えます。

バスケのコーチライセンスはどうすれば取得できるの?何級を持っているといいの?

今回はバスケのコーチライセンスに関して、全容を紹介していきます。「コーチになりたい」と思っている人もいれば、中には「保護者からコーチを頼まれた」という人もいるでしょう。

カテゴリーや大会によっても違うのですが、試合中ベンチに座って指揮を執る場合には、コーチライセンスを取得していることが条件となってきます。

この記事では各カテゴリーで取得をおすすめしたいコーチライセンスの階級や、コーチライセンスの更新に関する条件もまとめていますので、是非最後まで読んでいただけたらと思います。

全カテゴリーに共通するバスケのコーチライセンス

バスケのコーチライセンスは、ミニバスを含めた全カテゴリー共通となっています。

ミニバス、中学、高校、大学、一般、プロ、どのカテゴリーであっても、日本バスケットボール協会が定めたコーチライセンスが用意されています

E-2級~S級まで7段階の階級が用意されており、階級ごとに取得するための方法や取得条件が異なるため、事前に確認しておくようにしてください。

なお、コーチライセンスをまだ持っていない人の場合、18歳以上であれば高校生を除く全ての人がE-2級~D級までの指導者講習会に参加でき、コーチライセンスを取得できます。

ミニバスもコーチライセンスの区分は同じ

先ほど「ミニバスを含めた全カテゴリー共通となっています。」とミニバスを強調して紹介しました。

実は、ミニバスは中学以上のカテゴリーと管轄が別れているんです。ミニバスは日本ミニバスケットボール連盟の管轄で、中学以上は日本バスケットボール協会が管轄となっています。

ミニバスと中学以上のバスケでは、ルールも若干異なる部分がありミニバス独自のルールが設定されるなど、ミニバスは別物として扱われています。

しかしながら、コーチライセンスや審判資格に関しては日本バスケットボール協会が定めているように全カテゴリー共通となっているので、間違えのないように覚えておいてください。

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カテゴリーや大会によって必要なコーチライセンスが異なる

コーチライセンスはカテゴリーや大会によって必要なコーチライセンスが異なります。以下に簡単な表を用意しましたので、ご覧ください。

カテゴリーサブカテゴリー全国レベルブロックレベル都道府県レベル地区レベル
ミニバスDE-1E-2E-2
中学生コーチライセンスはなくてもOK
高校生
一般大学生CC
教員C
社会人CC
WJBLS
B.LeagueS

こちらは簡単にまとめた表ですので、さらに詳しい内容を知りたい人は日本バスケットボール協会のページをご覧ください。

表を見てわかるように、プロチームを指揮する場合でない限り、C級のコーチライセンスを持っていれば基本的に全国大会やブロック大会(関東大会や近畿大会など)で指揮を執ることができます

ミニバスの指導に必要なコーチライセンス

ミニバスの指導に必要なコーチライセンスは、E-2級~D級となっています。

どのようにしてライセンスを取得すればいいのか、コーチライセンスを取得する際の注意点などを以下の記事にて詳しくまとめているので、気になる方はぜひご覧ください。

ミニバスの指導者には「コーチライセンス」が必要?取得方法も紹介。

2018年11月18日

ミニバスはE-2級のコーチライセンスを取得していれば、都道府県大会でもチームを指揮することが可能となります。E-2級のコーチライセンスは満16歳以上の高校生でも取得できますから、コーチングを勉強したい高校生も、コーチライセンスの取得を目指してみてもいいでしょう。

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実は中高バスケはコーチライセンスがなくてもいい

先ほど掲載した表からもわかるように、中学高校のバスケはコーチライセンスがなくてもチームを指揮することが可能です。

日本バスケットボール協会によれば、「コーチライセンスの取得は必須ではないものの取得しておくことが望ましい」としています。

仮にコーチライセンスがないまま中学・高校のバスケ部の顧問になった場合には、コーチライセンスを取得するための動きをしてみましょう。

なぜ中高バスケはコーチライセンスが必須ではないのか?

なぜ中高バスケはコーチライセンスが必要でないのかという理由は定かではありませんが、僕の推測からすると中高の部活は教員がコーチライセンス取得の有無に関係なく、顧問として割り振られることが要因ではないかと考えます。

例えば学生時代にサッカーをやっていた人がバスケ部の顧問になるというのは、よくある話です。その場合、サッカーのコーチライセンスは持っていてもバスケのコーチライセンスは持っていないことが考えられますよね。

コーチライセンスを顧問が持っていない場合、仮にどの大会に出場するにしても「コーチライセンスを持っている人がベンチにいなければならない」という条件にしてしまうと、大会に出られなくなるチームが存在してしまうんです。

チームを保護するという観点からも、中高のバスケに関してはコーチライセンスが必ずしも必要ではないのではないでしょうか。

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<カテゴリー別>取得をおすすめしたいコーチライセンス

ここでは、ミニバス・中学・高校・一般(大学生や社会人含む)・プロの各カテゴリーで、取得をおすすめしたいコーチライセンスを紹介していきます。

ミニバス

ミニバスの場合には、E-1のコーチライセンス取得がおすすめです。

E-1級のコーチライセンスを取得しておけば、ブロック大会(関東大会・近畿大会など)でも指揮を執ることが可能です。

全国大会に出場する場合にはD級のコーチライセンスが必要となりますが、チームが全国大会に出場できるレベルに近づいてきたら、取得するという流れでいいでしょう。

中学

中学の場合にも、ミニバスと同様にE-1のコーチライセンス取得がおすすめです。

中学の場合には、コーチライセンスがなくても大会に出場することができますし、全国大会であってもコーチライセンスの取得が必須な訳ではありません。

ただし、中学バスケの場合「ジュニアオールスター」という各都道府県対抗の全国大会が、毎年3月に開催されるのですが、その大会で指揮を執りたい人はC級のコーチライセンス取得が必須となっています。

高校

高校生の場合にも、E-1のコーチライセンス取得がおすすめです。

高校生の場合にはコーチライセンスの取得が必須ではないので、ライセンスを持っていなくてもインターハイに出場することは可能です。

しかしながら、ウインターカップに出場したいという場合にはD級のコーチライセンス取得が必須条件となっています。

一般

大学や社会人などの一般のバスケチームで指揮を執りたい人は、Cのコーチライセンス取得がおすすめです。

社会人の全国大会(一部の大会)や教員・大学バスケで指揮を執る場合には、C級のコーチライセンスが必須条件となっています。

プロ

プロで指揮を執りたい人は、S級のコーチライセンス取得を目指しましょう。

S級のコーチライセンスを取得していると、B.LeagueだとB1のチームのヘッドコーチの条件を満たしていることになります。B2やB3の場合にもS級のコーチライセンスを取得しておけば、指揮を執ることが可能です。

しかしながら、S級のコーチライセンス取得に関する条件は公表されておらず、おそらくですが協会の推薦などがあると思われます。

国体や天皇杯で指揮を執りたい場合

各カテゴリーとは関係ないのですが、国体や天皇杯で指揮を執る場合には、国体はC級のコーチライセンスが、天皇杯はD級のコーチライセンス取得が必須条件となっています。

特に天皇杯や皇后杯はプロだけではなく各都道府県の社会人チームや、高校生も出場することができますから、天皇杯や皇后杯に出場できるカテゴリーの指導者はD級のコーチライセンスを取得しておくのもおすすめです。

バスケのコーチライセンスの取得方法

コーチライセンスの取得方法を紹介していきます。

まず、どのコーチライセンスを取得する場合でも指導者養成講習会に参加する必要があり、それぞれの講習会のプログラムを修了した場合に、公認のライセンスが付与されます。

例えば、E-2級のコーチライセンス取得に関する概要が以下の通りです。

E-2級
  • 受講条件:受講年度の4月1日現在、満16歳以上(高校生も可)
  • カリキュラム概要:専門科目6時間
  • 受講料:2,000円
  • 検定:筆記試験やレポート課題、技能検定の総合判定。
  • 資格有効期間:永年
  • 申し込み・問い合わせ先:各都道府県のバスケットボール協会

コーチライセンス取得条件等は、日本バスケットボール協会のホームページに掲載されているので確認してみてください。

D級以上のコーチライセンスは1年に1回の更新が必要

D級以上のコーチライセンス取得者は、1年に1回更新が必要となります。

2015年から制度が改められ、コーチライセンスの更新に当たり「リフレッシュ研修」という研修会の受講が義務付けられています。

リフレッシュ研修ではポイントが付与されるのですが、コーチライセンスを取得する際にはリフレッシュ研修に参加して2ポイントを取得しておかなければなりません。

リフレッシュ研修には以下のような種類があり、それぞれ取得できるポイントが異なります。

  • 1.5時間の講習会:1ポイント
  • 3時間の講習会:2ポイント
  • JBA又は都道府県協会が指定する試合観戦及びレポートの提出:1ポイント

ポイント取得に関して

ポイントの取得に関してもう少し詳しく紹介しておきます。

D級以上のコーチライセンス取得者は、1年に1回コーチライセンスの更新が必要となる訳ですが、更新時には過去4年間の間にポイントを2ポイント以上取得しておく必要があります。

例えば・・・

2019年更新時・・・2015年4月~2019年3月の4年間に2ポイント以上取得しておかなければならない

2020年更新時・・・2016年4月~2020年3月の4年間に2ポイント以上取得しておかなければならない

上記の通りとなっているため、2019年にコーチライセンスの更新をした時に2ポイントを取得していたとしても、仮に2016年の3月に獲得した2ポイントの場合には、2020年更新時にはポイントが0ポイントの状態になってしまいます。

そのため、定期的にリフレッシュ研修に参加し、ポイントを取得するようにしましょう。

新規取得者はポイントがなくても更新できる

D級以上のコーチライセンスを新規で取得した場合には、3回目の更新まではポイントが2ポイントに到達していなくても更新をすることができます。

例えば、2015年4月にD級のコーチライセンスを取得した場合、16年・17年・18年の更新時にはポイントがなくてもコーチライセンスの更新が可能です。

19年に更新をする時になって初めて、2ポイント以上のポイント取得が必要となってきます。

更新しなかった場合には1度だけ復活が可能

期間内にコーチライセンスの更新手続きを忘れてしまったり、ポイントが足りずに更新をできなかった場合には、1度だけコーチライセンスの復活が可能です。

ただし、コーチ登録規定11条の基準を満たしている場合にのみ、1度だけ資格の復活ができることになっており、基準を満たしていない場合には復活することができません。

コーチライセンスを失効してしまうと、今まで出場できていた大会にチームが出場できなくなったり、コーチとして指揮を執ることができなくなることがあります。

チームのためにも自分のためにも、必ず更新手続きは忘れずに行うようにしましょう。

ライセンス保持者は大会に無料で入場できる場合がある

コーチライセンスを保持していると、一部の有料の大会に無料で入場できる場合があります。

入場できる大会は

  • 天皇杯・皇后杯
  • 全日本大学バスケットボール選手権(通称:インカレ)
  • 全国高等学校バスケットボール選手権大会(通称:ウインターカップ)
  • 都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会(通称:ジュニアオールスター)

となっており、入場の際には登録証の提示が必須となっています。

また、国際大会でもコーチライセンス保持者は無料で入場できる場合があり、大会があるたびに決定されるので、国際大会を観戦したい人は逐一チェックしてみてください。

まとめ

さて今回は、バスケのコーチライセンスについて取得方法や各カテゴリーごとに必要な階級までを紹介してきました。

バスケのコーチを目指している人は、大会に出場するためにも中学・高校のバスケ部であれコーチライセンスを取得しておくことをおすすめします。


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ABOUTこの記事をかいた人

バスケブロガーの修一です。 小学校3年の頃から大学1年まで現役。そのあとはクラブチームでバスケをしながら、学生時代からバスケの仕事をしてきました。 今は会社の役員をしながらバスケブロガーとしても活動してます。