カリーがいるチームってどんなチームなの?もともと強かったの?
今回は、NBA屈指のスーパースター、ステファン・カリーが在籍しているチームについて、一体どんなチームなのか・昔から強いチームだったのかどうかを紹介していきます。
14-15シーズンから毎年NBAファイナルに進出するステファン・カリーとゴールデンステイト・ウォリアーズ。
カリーが在籍する以前のチーム状況にも触れながら、どんなチームなのかについて触れていきます。
(トップ画像出典:https://twitter.com/warriors/status/1114376517687992320)
目次
ステファン・カリーが在籍するチーム
NBAのスーパースター、ステファン・カリーが在籍しているのはカリフォルニア州オークランドを本拠地としている
です。
2015年には実に40年ぶりにNBAチャンピオンを獲得した、近年は絶対王者として君臨するチームです。
Warriors(ウォリアーズ)は、「戦士」を表す英単語です。戦うNBAプレイヤーにはぴったりの言葉ですね。
カリーが入団する前のチーム成績
ステファン・カリーが入団する前の直近5年のチーム成績を振り返っていきましょう。
- 04-05シーズン:34勝48敗
- 05-06シーズン:34勝48敗
- 06-07シーズン:42勝40敗→プレイオフ、カンファレンスセミファイナル敗退
- 07-08シーズン:48勝34敗
- 08-09シーズン:29勝53敗
- 09-10シーズン:カリー入団
カリーが入団する前直近の5シーズンは、プレイオフに1度しか出場していない、いわば中堅以下のチームだったんです。
カリーが入団してからのチーム成績
カリーは2009年のドラフトでウォリアーズに入団しました。カリーが入団してから今までの成績を振り返っていきましょう。
- 09-10シーズン:26勝56敗
- 10-11シーズン:36勝46敗
- 11-12シーズン:23勝43敗
- 12-13シーズン:47勝35敗→プレイオフ、カンファレンスセミファイナル敗退
- 13-14シーズン:51勝31敗→プレイオフ、1回戦敗退
- 14-15シーズン:67勝15敗→NBAチャンピオン
- 15-16シーズン:73勝9敗→プレイオフ、NBAファイナル敗退
- 16-17シーズン:67勝15敗→NBAチャンピオン
- 17-18シーズン:58勝24敗→NBAチャンピオン
カリーが入団した当初は負ける試合の方が多く、プレイオフに進出できない時期が続いていたのですが、12-13シーズンからプレイオフに復帰。
着実に力をつけていったウォリアーズは、14-15シーズンから17-18シーズンまで毎年NBAファイナルに進出し、そのうち3度のNBAチャンピオンに輝いています。
カリーがウォリアーズに入団してからのチーム変遷
カリーがウォリアーズに入団してからのチームの変遷を辿っていきましょう。
カリーが入団したばかりの頃のチーム
カリーがまだ入団したばかりの頃のチームには、
- モンテ・エリス
- スティーブン・ジャクソン
- ラジャ・ベル
- コーリー・マゲッティ
- ロニー・トゥリアフ
- CJ・ワトソン
- デイビット・リー
- ジェレミー・リン
- リチャード・ジェファーソン
- ネイト・ロビンソン
- クワミ・ブラウン
など実力派のプレイヤーが在籍していました。モンテ・エリスは1試合平均25点近くを稼ぐリーグでも屈指の点取り屋だったんです。
ただスーパースターと呼べるようなプレイヤーはいませんでした。
カリーはルーキーイヤーからスタメンとしてチームを引っ張る存在でした。
強くなり始めた頃のチーム
ウォリアーズが強くなり始めた頃、プレイオフに復帰してきた12-13シーズン当時のチームはと言うと、
- ハリソン・バーンズ
- ケント・ベイズモア
- クレイ・トンプソン
- ドレイモンド・グリーン
- アンドリュー・ボーガット
- フェスタス・イジーリ
- ジャレット・ジャック
- リチャード・ジェファーソン
- デイビッド・リー
- ブランドン・ラッシュ
上記のメンバーが在籍していました。
12-13シーズンの時には、カリー入団後、ウォリアーズが1回目の優勝を果たす時もチームに在籍していたプレイヤーが7人もいます。
ウォリアーズのロスターの16人のうち、11人がNBAキャリア5年以下と言う非常に若いチームだったのですが、プレイオフでも力を発揮するまでになり、14-15シーズンでNBAチャンピオンに輝くんです。
1回目の優勝時のチーム
カリー入団後ウォリアーズが1回目に優勝した時のチームはと言うと、
- ハリソン・バーンズ
- リアンドロ・バルボーサ
- クレイ・トンプソン
- ドレイモンド・グリーン
- アンドリュー・ボーガット
- フェスタス・イジーリ
- アンドレ・イグダーラ
- マリーズ・スペイツ
- デイビッド・リー
- ブランドン・ラッシュ
- ショーン・リビングストン
このようなメンバーが在籍していました。
カリーやトンプソン、グリーン、バーンズといった有望な若手を発掘できていたウォリアーズは、ベテランプレイヤーであるバルボーサ、イグダーラ、リビングストンを若手の教育役として獲得しました。
このベテランの獲得が後々の常勝チームを生み出すきっかけにもなったのです。
また、スティーブ・カーはNBAでのコーチング経験がないままウォリアーズのヘッドコーチに就任。
NBAのヘッドコーチキャリア1年目にして、優勝という快挙を成し遂げたのです。
ちなみにですが、1回目の優勝を果たした当時のNBAキャリアを見てみると、
- カリー:5年目
- トンプソン:3年目
- グリーン、バーンズ:2年目
と非常に若いことがわかります。
2回目3回目の優勝時のチーム
14-15シーズンから4年連続でNBAファイナルに進出しているウォリアーズの、2回目と3回目の優勝時のチームを振り返っていきましょう。
16-17シーズン、17-18シーズンでウォリアーズに在籍していたのは、
- ケビン・デュラント
- クレイ・トンプソン
- ドレイモンド・グリーン
- アンドレ・イグダーラ
- ショーン・リビングストン
- マット・バーンズ
- イアン・クラーク
- ケボン・ルーニー
- ジェームズ・マイケル・マカドゥー
- パトリック・マコー
- ジャベル・マギー
- ザザ・パチューリア
- アンダーソン・バレジャオ
- デイビット・ウエスト
- クイン・クック
- ジョーダン・ベル
- ニック・ヤング
- オムリ・カスピ
以上のプレイヤーです。
1回目の優勝メンバーで、チームの中心だったハリソン・バーンズや、インサイドとアウトサイドをこなせるイジーリ、スペイツなどを放出したウォリアーズ。
しかしながら16-17シーズン開幕前に、当時ウォリアーズとの死闘を繰り広げたこともあるサンダーのエース、ケビン・デュラントを獲得したのです。
このケビン・デュラントの移籍がとんでもないニュースとして世界に広まり、優勝候補の筆頭に躍り出たのです。
毎年的確な補強・放出によってチーム力を下げず、むしろチームのプレイスタイルをより強固なものにする移籍を実現させてきたウォリアーズは、17年18年と連覇を達成しました。
18-19シーズンのチーム
そして新シーズンとなる18-19シーズンの現時点でのロスターを確認しておきましょう。
- ケビン・デュラント
- クレイ・トンプソン
- ドレイモンド・グリーン
- デマーカス・カズンズ
- アンドレ・イグダーラ
- ショーン・リビングストン
- ケボン・ルーニー
- パトリック・マコー
- クイン・クック
- ジョーダン・ベル
- ヨナス・ジェレブコ
このようになっています。
NBAのスーパースターの1人で、屈指のセンターであるデマーカス・カズンズをシーズンオフに獲得。
これによって、
- ステファン・カリー
- クレイ・トンプソン
- ケビン・デュラント
- ドレイモンド・グリーン
- デマーカス・カズンズ
というオールスタープレイヤーの豪華共演によるスタメンが構成されることになったのです。
カズンズはアキレス腱の断裂という大怪我を負っているためシーズン中盤での復帰と見られていますが、破壊的なスタメンが完成してしまったことで、またしても優勝候補の筆頭になってしまいました。
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まとめ:ステファン・カリーは今後もウォリアーズでプレイし続ける。
カリーがウォリアーズに入団してから、チームは順調な成長を続け優勝を3度も経験してきました。
NBAファンの間ではウォリアーズのリーグ構造を崩しかねない移籍市場での動きが、賛否両論を生んでいますが、チームの中心をドラフトしたプレイヤーによって育て、的確な補強に資金をつぎ込む。
非常に上手いチーム運営だと言えます。嫉妬しても仕方がないくらいに、チームの育成や強化・補強が上手いんです。
そんなウォリアーズに対して、カリーは生涯ウォリアーズでプレイし続けると話しています。
カリーと今後のウォリアーズの活躍にも期待が集まります。