日本人史上2人目のNBAプレイヤー渡邊雄太選手が誕生した20181-19シーズン。そして日本人として初めてNBAドラフト1巡目の使命が確実視されている八村塁選手が登場する2019-20シーズン。
NBAに対する注目度は、近年急激に上昇しています。
注目度が上昇する中で、NBAに興味を持つ人もたくさん出てきますよね。でもこれからNBAを観始めるという人は、NBAがどんな世界なのかがよくわかりません。
そこで今回は、NBA初心者に知ってもらいたい基本的な情報から、人気のチーム・プレイヤーを厳選して紹介していきますよ!
目次
初心者に知ってもらいたいNBAの凄さ
NBAをこれから観始めるという人には、まずNBAの凄さを知ってもらいましょう!全て挙げようとするとキリがないくらいに凄い部分があるのですが、一言でまとめてしまうと「レベルの高さ」です。
ご存知の通り、NBAは世界最高峰のバスケットボールリーグです。そんな世界最高峰の舞台でプレイしている人間は、世界最高峰のプレイヤーばかり。
日本のBリーグもレベルが上がってきたと言われていますが、やはりNBAは別格です。試合を一目見るだけでそのレベルの高さがわかるでしょう。
もちろん「レベルが高い」という言葉だけでは表現しきれないほどの凄さ・魅力があるのですが、詳しい内容は以下の記事でも紹介しているので併せてご覧ください。
初心者が知っておくべきNBAの基本知識~レギュラーシーズン~
ここからは、いくつか基本的な知識について、紹介していきます。ざっくりとですが頭に入れておくだけでNBAの見方も変わりますよ。
まず、NBAは毎年10月中旬から下旬にかけてシーズンが幕を開けます。これが「レギュラーシーズン」と言われており、リーグ戦のような形でNBAに所属する全30チームが対戦し合いながら鎬を削っていきます。
NBAは10月中旬or下旬から4月上旬まで、全チームが82試合を闘うとても長いレギュラーシーズンです。全日程を終えると成績上位のチームによる「プレイオフ」が行われます。
初心者が知っておくべきNBAの基本知識~プレイオフ~
レギュラーシーズンの82試合を闘い終えると、成績上位のチームによる年間チャンピオン決定戦、別名「プレイオフ」が幕を開けます。
プレイオフはトーナメント形式になっており、2つの地区の成績上位8チームの中でも、順位ごとに対戦相手が変わってきます。
この表は、簡単にプレイオフの対戦相手を見られるように作ったものです。数字は各地区のレギュラーシーズン成績1位や2位を表しており、地区の1位は地区の8位と、地区の2位は地区の7位と対戦することになっています。
プレイオフの対戦形式に関しても簡単に説明しておきますと、1つの対戦カードごとに最大7試合まで闘うことになっており、先に4勝をしたチームが次のステージへと駒を進めます。
例えば表の左側の1位と8位の対戦カードがどちらかのチームの4勝0敗で終わることもあれば、5位と4位の対戦カードがどちらかのチームの4勝3敗で終わることもあるということです。
そして、4つの対戦カードを勝ち抜くと、NBAの年間チャンピオンになることができます。
初心者が知っておくべきNBAの基本知識~オフシーズン~
NBAの年間チャンピオンを決定するNBAファイナルが終了すると、NBAの「シーズン」は終了となり、オフシーズンに突入します。
オフシーズン中には、NBAドラフトやプレイヤーの移籍などが行われるため、シーズン中と同様にファンの間では非常に盛り上がります。
チームによってもバラつきがありますが、早いチームだと4月中旬からオフシーズンに突入し、トレーニング期間などを経て10月中旬頃から新しいシーズンが幕を開けます。
初心者が知っておくべきNBAの基本知識~ルール~
NBAはBリーグと同じ「プロバスケ」の世界になるわけですが、ルールが若干違います。
基本的にBリーグはFIBA(国際バスケットボール連盟)の制定しているルールに則っているのですが、NBAはNBAが独自に決めたルールに則って運営されています。
NBAとBリーグとでは数多くの違いがあるのですが、代表的なルールの違いをいくつかピックアップしてみました。
NBAは試合時間が長い
Bリーグやワールドカップなどの国際大会の試合時間は、1クォーター10分×4クォーターの計40分なのですが、NBAは1クォーター12分×4クォーターの計48分行われます。
Bリーグの試合であれば、1試合あたりだいたい2時間程度の所要時間を見込んでおけばOKですが、NBAの場合には1試合あたり2時間30分~3時間程度の所要時間を見込んでおいてください。
試合をVOD(動画配信サービス)などで視聴する時には、開始時刻だけではなく終わりの時刻もある程度目安をつけておくといいですね。
NBAはファールの回数が多い
Bリーグや国際大会はファール(反則)を1人5回すると退場となるのですが、NBAの場合には1人6回すると退場となります。Bリーグなどに比べて、NBAはファールできる回数が1回多いんですよ。
ただ、BリーグもNBAも退場の条件となるファールの回数に満たない場合でも、悪質なファールや審判が危険だと判断したファールの場合には、退場になる場合があります。
初心者が覚えておくべきNBAの人気チーム
それではここからは、NBA初心者に是非とも覚えて欲しい人気チームを厳選して紹介します。NBAには全部で30チームがあるのですが、その中でも覚えて欲しいチームを厳選しました。
ロサンゼルス・レイカーズ
1つ目に紹介するのは大都市ロサンゼルスに本拠地を構えている「レイカーズ」。以前はミネアポリスという地域に本拠地があり、周辺に湖が多かったことも由来して「Lakers(レイカーズ)」となったようです。
NBAの中でも人気・知名度・注目度はトップクラスで、実は僕もこのチームの大ファンです。今までに16回NBAの年間チャンピオンに輝いていながら、近年は少し低迷気味。それでも応援したくなる僕の大好きなチームです。
- ウィルト・チェンバレン
- マジック・ジョンソン
- カリーム・アブドゥル・ジャバー
- シャキール・オニール
- コービー・ブライアント
ボストン・セルティックス
2つ目に紹介するのは東海岸のボストンに本拠地を構えている「セルティックス」。「セルツ」の愛称で親しまれている強豪チームです。
レイカーズに引けを取らない人気・知名度を誇るチームで、歴代の優勝回数(年間チャピオン)は全チーム最多の17回を誇り、前述したレイカーズとは1960年代に覇権を争った”ライバル”とも言えるチームです。
- ラリー・バード
- ボブ・クージー
- ビル・ラッセル
- レイ・アレン
- ポール・ピアース
- ケビン・ガーネット
ニューヨーク・ニックス
3つ目に紹介するのは大都市ニューヨークに本拠地を構えている「ニックス」。ニックスのファンは「熱狂的すぎる」ことで知られており、本拠地としている「MSG(マディソン・スクエア・ガーデン)」はNBAの中でも人気の会場です。
優勝経験は2回と少ないものの、常に注目度が高く人気を集めています。
- フィル・ジャクソン
- パトリック・ユーイング
- アンファニー・ハーダウェイ
ゴールデンステイト・ウォリアーズ
4つ目に紹介するのはカリフォルニア州オークランドに本拠地を構えている「ウォリアーズ」。2014年頃から急激に人気を集め始めた、現代の「3Pメイン」のバスケのトレンドを作ったチームでもあります。
2015年から5年連続で「NBAファイナル」の舞台に進出し、3度の優勝を果たしている常勝軍団。レギュラーシーズンを73勝9敗という歴代最高勝率で終えた伝説的な記録も持っているチームです。
- ネイト・サーモンド
- クリス・マリン
- ミッチ・リッチモンド
シカゴ・ブルズ
最後に紹介するのはイリノイ州シカゴに本拠地を構えている「ブルズ」。”バスケの神様”とも言われているマイケル・ジョーダンを擁し、6度の年間チャンピオンに輝いています。
マイケル・ジョーダンがチームを離れてからは”優勝”から遠ざかっており、マイケル・ジョーダン時代の歴史が一人歩きをしている印象が少しあるものの、NBAの中では人気のチームです。
- マイケル・ジョーダン
- スコッティ・ピッペン
- デニス・ロッドマン
- スティーブ・カー
NBA初心者に知ってほしいスーパースター
ここからは、2019年6月現在現役の、スーパースターをピックアップして5人紹介します。選ぶのが本当に難しいくらいに魅力的なスーパースターが多数在籍しているNBAですが、悩みに悩んで5人を選出しました。
レブロン・ジェームズ
1人目は”キング”とも呼ばれている歴代屈指のスーパースター、レブロン・ジェームズです。強靭な肉体を持ち、本職のスモールフォワードというポジション以外にも、様々なポジションでプレイができるオールラウンダー。
シュート、パス、ドリブル、ディフェンス、全てにおいてハイレベルなパフォーマンスを披露するレブロンは、歴代最強のスモールフォワードといっても過言ではないでしょう。
キャリアの晩年に差し掛かっており、現在所属するロサンゼルス・レイカーズで自身4度目の年間チャンピオンを狙います。
ステフィン・カリー
2人目は、突如彗星の如く現れた歴代最強のシューター、ステフィン・カリーです。身体能力は高くないものの、豊富な運動量と類い稀なシュートセンスを武器に、3度の年間チャンピオンを経験しています。
カリーに関しては、以下の記事でさらに詳しく紹介しているのでこちらも併せてご覧ください。
ケビン・デュラント
3人目は、歴代屈指の点取り屋、ケビン・デュラントです。206cmの身長ながら、3Pシュートを軽々と放ち小さなプレイヤーをも守れるディフェンス能力を兼ね備えるスーパースター。
206cmと公表されているものの、実は211cmあるのではないか、と言われている規格外の点取り屋です。211cmながら毎試合30得点近くを量産し、オフェンスもディフェンスもなんでもこなせるプレイヤーはそうそういません。
2019年の「NBAファイナル」ではアキレス腱を断裂する怪我を負ってしまいましたが、復帰後の活躍を楽しみにしているファンも多い人気のプレイヤーです。
ヤニス・アデトクンポ
4人目は、規格外の身体能力を誇るギリシャの怪物、ヤニス・アデトクンポです。2019年6月現在24歳と非常に若く、今後の成長にも注目が集まるNBAの5本の指に入るスーパースター。
NBA入り当初はあまり注目されていなかったのですが、強靭な身体を手に入れ様々なプレイを覚えたことでスーパースターの仲間入りを果たしました。
3Pシュートを苦手としているヤニスですが、3P以外に弱点がないと言っても過言ではないオールラウンダー。24歳という若さを考えると、今後の成長も期待です。
ジェームズ・ハーデン
5人目は、”巧さ”で得点を量産する左利きの点取り屋、ジェームズ・ハーデンです。身体能力が高いとは言えないハーデンは、プレイの随所に垣間見える”巧さ”があり、その巧さで得点を量産します。
現在ヒューストン・ロケッツに在籍しているハーデンは、ゴールデンステイト・ウォリアーズに「NBAファイナル」への道を阻まれており、今後は悲願のNBAファイナル出場・優勝が最大の目標でしょう。
「NBA Rakuten」に今すぐ登録しておくべき6つの理由
2019-2020シーズンから、日本国内でNBAが観られるサービスが「NBA Rakuten」になりました。
こんな風に思っているそこのあなた!実は今すぐNBA Rakutenに登録・加入をしておいた方がいい理由があるんです。今すぐ登録したほうがいいその理由を紹介していきます。
- 八村塁選手や渡邊雄太選手の活躍を見逃してしまう
- 以前の試合の見逃し配信が観られなくなる
- キャンペーンなどに応募できなくなる
- 期間限定割引キャンペーンを逃してしまう
- 使い方に慣れておかないと、本当に観たい試合の時に焦ってしまう
- 「後でやろう」と思っていると、面倒臭くなってやらなくなる
八村塁選手・渡邊雄太選手の活躍を見逃してしまう
わずか450人のロスターに残り、鎬を削っている八村塁選手や渡邊雄太選手の戦いからも目が離せません。
再びの日本人対決を見逃さないためにも、NBA Rakutenに今のうちに登録しておきましょう!
以前の試合の見逃し配信が観られなくなる
今すぐ登録しておかないと、以前行われた試合の見逃し配信が観られなくなってしまう可能性があります。
NBA Rakutenの場合には、1ヶ月前の試合が見逃し配信(アーカイブス)されているため、1ヶ月以上が過ぎてしまうと試合が観られなくなってしまうんです。
観たかった試合の見逃し配信を確実に視聴するためにも、今すぐ登録しておくことをおすすめします。
キャンペーンなどに応募できなくなる
2019年の10月に開催されるNBAジャパンゲームは、楽天の主催なため「Rakuten NBA Special」(※以前のVOD)に加入している人や、NBAリーグパスに加入している人向けに、先行抽選予約が行われました。
また、2019年5月31日に楽天主催で行われた「NBAファイナルパブリックビューイング」の応募は、楽天TVの加入者”しか”できないイベントでした。
2022年に開催されるNBAジャパンゲームも、「NBA Rakuten」ユーザーに優先的にチケットの先行発売(抽選)の権利が与えられています。
イベントやキャンペーンに応募・抽選申し込みをするためにも、今すぐ登録をしておきましょう!
使い方に慣れておかないと、本当に観たい試合の時に焦ってしまう
と思っているそこのあなた。いくらインターネットやパソコンなどの使い方に慣れていても、NBA Rakutenを使うのは初心者です。となれば不慣れなことやわからないこともたくさん。
「どこのボタンをクリックすれば試合を観られるのか」「NBAの情報を調べる時には、どこから見ればいいのか」など、NBA Rakutenの提供しているサービスにあらかじめ慣れておかないと、本当に観たい試合の時に使いこなせないでしょう。
「備えあれば憂いなし」と言いますし、観たい試合があるその日に登録をして焦ってしまうよりも、早めに登録をしてNBA Rakutenの使い方に慣れておいたほうが、賢明です。
「後でやろう」と思っていると、面倒臭くなってやらなくなる
「時間ができてからまた後でやればいいか」と思っている人もいるかもしれませんが、後回しにしているとどのVOD(動画配信サービス)に登録しようと考えていたのかを忘れてしまうことがありますし、特徴を忘れてしまうこともあります。
再び調べる時間も面倒ですし、登録するのが面倒になってしまうこともありますので、「NBAの視聴方法」を調べている今だからこそ、登録をしておいたほうがいいんですよ。
気が変わらない今のうちに登録をしておきましょう!
まとめ
NBA初心者の方向けに、是非とも覚えて欲しい基本知識から、人気のチーム・スーパースターを紹介してきました。
NBAの魅力や魅力的なプレイヤーはまだまだたくさんいますが、是非ご自身の目でNBAを見ながら、探ってみてください。人それぞれNBAの楽しみ方がありますので、あなたもあなたなりのNBAの楽しみ方を見つけてくださいね。