“若手の登竜門”と言われているNBAのサマーリーグ。NBA在籍1年目~2年目ほどの若手や、Gリーグのプレイヤー、世界各国の実力派のプレイヤーが一堂に会す大会です。
少し前までは日本人のNBAファンからすると、あまり近い存在ではなかったサマーリーグですが、2018年の渡邊雄太選手の参加や確実視されている八村塁選手のドラフト1巡目指名など、日本人ファンにとって近い存在になってきました。
そこで今回は、NBAサマーリーグの詳細や、今までに参加してきた日本人プレイヤーを紹介します。
全チームが参加するラスベガスで開催されるサマーリーグは、日本時間7月6日から開催!Rakuten NBA Specialならサマーリーグも観戦可能です。
八村塁選手、渡邊雄太選手、馬場雄大選手、比江島慎選手の活躍をお見逃しなく!
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【7月5日追記】2019年ラスベガスサマーリーグの日程
NBAの全30チームが出場するラスベガスサマーリーグの、日本人プレイヤーが所属するチームの日程を紹介します。各プレイヤーの所属チームは以下の通りです。(記載している日時は全て日本時間です。)
- 八村塁選手→ワシントン・ウィザーズ
- 渡邊雄太選手→メンフィス・グリズリーズ
- 馬場雄大選手→ダラス・マーベリックス
- 比江島慎選手→ニューオーリンズ・ペリカンズ
- 8:00 ダラス・マーベリックスvsブルックリン・ネッツ
- 10:30 ニューヨーク・ニックスvsニューオーリンズ・ペリカンズ
- 8:00 メンフィス・グリズリーズvsインディアナ・ペイサーズ
- 10:00 ダラス・マーベリックスvsヒューストン・ロケッツ
- 11:00 ニューオーリンズ・ペリカンズvsワシントン・ウィザーズ
- 12:30 メンフィス・グリズリーズvsロサンゼルス・クリッパーズ
- 4:30 サクラメント・キングスvsダラス・マーベリックス
- 6:30 ワシントン・ウィザーズvsブルックリン・ネッツ
- 10:30 ニューオーリンズ・ペリカンズvsシカゴ・ブルズ
- 8:30 フェニックス・サンズvsメンフィス・グリズリーズ
- 12:30 ロサンゼルス・クリッパーズvsワシントン・ウィザーズ
- 4:30 クロアチア代表vsダラス・マーベリックス
- 8:30 クリーブランド・キャバリアーズvsニューオーリンズ・ペリカンズ
- 7:30 アトランタ・ホークスvsワシントン・ウィザーズ
- 11:30 ボストン・セルティックスvsメンフィス・グリズリーズ
ラスベガスで開催されるサマーリーグは、全チームが4試合を戦った後に決勝トーナメントが行われ、優勝チームが決定されます。
NBAのサマーリーグとは?
NBAのサマーリーグというのは簡単に言ってしまうと若手主体の大会です。NBA在籍1~2年目などの若手が多く出場するほか、Gリーグ(下部リーグ)に所属するプレイヤーも参加可能です。
後ほど詳述しますが、サマーリーグはNBAドラフトの後に行われるため、各チームがドラフト指名したプレイヤーの力を測ったり、プレイヤー同士の連携面などを測る場として利用されています。
ただそれだけではなく、渡邊雄太選手のようにNBAドラフトで指名されなくても、チームの一員としてサマーリーグに出場することができます。
NBAサマーリーグはいつ開催される?

NBAサマーリーグは基本的に毎年7月の上旬から中旬にかけて行われます。
ドラフト会議が毎年6月の下旬に行われるので、その後サマーリーグが開幕。
サマーリーグの序盤はリーグ戦を行い、リーグ戦の勝敗に応じて順位が決められます。
リーグ戦の後にはトーナメントが行われるのですが、トーナメントを戦いその年の優勝チームが決定する、と言った形です。
10日前後でサマーリーグは終了となるのですが、各チーム5~7試合ほど対戦するので少しタフなスケジュールとなっています。
NBAサマーリーグの目的~プレイヤー関係~
サマーリーグにはいくつかの”目的”があります。チーム目線とプレイヤー目線とに分けて紹介していきます。
チーム目線
サマーリーグは毎年NBAドラフトの”後”に開催されるため、チーム側はドラフト指名したプレイヤーの力を再度測る場所として利用します。
もちろんプレイ面だけではなく、サマーリーグは即席ながらも”チーム”として戦うわけなので、リーダーシップを発揮したりチームのために仲間を鼓舞するなどの、精神的な姿勢も見るでしょう。
また、サマーリーグにはドラフト外のプレイヤーも多く参加します。提携しているGリーグのプレイヤーや、ドラフトにエントリーしたものの指名されなかったプレイヤーなど、様々なプレイヤーで即席のチームを結成します。
サマーリーグは新たな戦力になり得るプレイヤーを発掘する場所としても活用されています。
プレイヤー目線
ドラフト指名されたプレイヤーにとっては、チームの首脳陣に自分がどんなプレイヤーなのかを見せることができます。仲間との連携や積極的なコミュニケーションなど、プレイ以外の姿勢も見せることができる場所です。
未だ所属チームが決まっていないプレイヤーは、サマーリーグを通して自分自身のプレイをNBAの首脳陣に見せることで、本契約を勝ち取ったり2Way契約を勝ち取ったり、アピールをする場所とも言えますね。
アピールをする場所とは言え、自分勝手なプレイばかりしていても評価はされにくいので、チームにどのような形で貢献しているのか、長所はどこなのかを見せることが大切になります。
NBAサマーリーグの目的~コーチ・レフェリー関係~
サマーリーグでテストされるのは、プレイヤーだけではありません。サマーリーグのチームを指揮するヘッドコーチ(※基本的にはトップチームのヘッドコーチは指揮しない)や、レフェリーもテストされています。
サマーリーグのチームを指揮するヘッドコーチは、トップチームのアシスタントコーチや、Gリーグのヘッドコーチなどが務めるケースが多いのですが、レフェリーはGリーグのレフェリーを中心に、世界各国から参加する人もいます。
レフェリーにとってもNBAは最高峰の舞台ですので、やはりNBAの試合を捌くというのは、大きな目標の1つなのでしょう。プレイヤーと同様に、チャンスを掴むことを目指しています。
渡邊雄太選手が参加した2018年のNBAサマーリーグ
2018年のサマーリーグには、当時まだ所属チームが決まっていなかった渡邊雄太選手も参加しました。
ブルックリン・ネッツの一員としてサマーリーグに参加した渡邊雄太選手ですが、5試合に出場し1試合平均23分の出場で、9.4得点、4.2リバウンド、1.2アシスト、0.8スティール、1.6ブロックを記録しました。
サマーリーグの全日程が終了したのは7月17日なのですが、直後の7月20日にメンフィス・グリズリーズと2Way契約を締結。
グリズリーズは泥臭いディフェンスとスローテンポなオフェンスを展開するチームなのですが、チームのプレイスタイルと渡邊雄太選手のディフェンス力がマッチし、契約が結ばれたと思われます。
八村塁選手も参加する?2019年のNBAサマーリーグ
2019年のドラフト会議での1巡目指名が確実視されている八村塁選手ですが、2019年のサマーリーグには当然出場するものと思われます。
八村塁選手の場合にはドラフト指名されたチームの一員として、サマーリーグに出場することになります。
なお、2019年のNBAサマーリーグには中国とクロアチアの代表チームが参加することが決定しており、全32チームが参加するようです。
八村塁選手はワシントン・ウィザーズでサマーリーグへ!
八村塁選手は、2019年のNBAドラフトで1巡目9位でワシントン・ウィザーズに指名されました。サマーリーグにはワシントン・ウィザーズの一員として出場することになります。
2019年のサマーリーグは7月5日から開催されるのですが、ワシントン・ウィザーズは渡邊雄太選手の所属するメンフィス・グリズリーズとは、まずはじめの4試合では戦わないことがわかっています。
もし日本人2人の対戦が実現するとしても、決勝トーナメントが始まってからとなります。
ただ、場合によってはサマーリーグに出場しないこともあるようですので、所属するチームが決まった現段階では「サマーリーグに出場する」と断定することはできません。
なお、NBAプレイヤーになった八村塁選手を真っ先に観ることができる機会が「サマーリーグ」です。
いち早く八村塁選手のプレイが観たい人は、「Rakuten NBA Special」や「NBAリーグパス」を通じて、サマーリーグを観戦することをおすすめします。
2019年のNBAサマーリーグは放送される?

八村塁選手が参加することが濃厚とされている2019年のサマーリーグは7月5日~7月15日の期間で開催されます。
サマーリーグはオフシーズンの大会ですしレギュラーシーズンなどとは違うのですが、「NBA Rakuten」で放送されます。
もしかすると八村塁選手だけではなく、渡邊雄太選手やダラス・マーベリックスのミニキャンプに参加している馬場雄大選手、比江島慎選手も参加する可能性があるので、要チェックです!
「NBA Rakuten」も「NBAリーグパス」もNBAのレギュラーシーズンやプレイオフも放送されるものの、どちらにも特徴がありますので、詳しい内容は以下の記事を併せてご覧ください。
過去にサマーリーグを経験した日本人プレイヤー
渡邊雄太選手や八村塁選手の参加で注目を集めるサマーリーグ。(八村塁選手の参加・不参加は発表されていませんが、ほぼ確実に参加するでしょう。)
過去にはこの2人以外にもサマーリーグに参加した日本人プレイヤーがいるんですよ。
- 田臥勇太(2003、04、06、08年)
- 川村卓也(2009年)
- 竹内公輔(2010年)
- 富樫勇樹(2014年)
- 馬場雄大(2019年)
- 比江島慎(2019年)
中でも、田臥選手は4度サマーリーグに挑戦していたことがわかりました。
この6人のほかにもアメリカに渡ってワークアウト(トレーニングのようなもの)をしていたプレイヤーもいるのですが、サマーリーグのチームに呼ばれなかったことがあるようです。
【0629追記】馬場雄大も2019年サマーリーグに出場決定!
NBAダラス・マーベリックスが、2019年のサマーリーグのロスターを発表!その中には、日本代表としてプレイするアルバルク東京の馬場雄大選手の名前が記載されていました。
馬場もサマーリーグへ!
ダラス・マーベリックスのメンバーとして参加。同じチームには、キャメロン・ペインやコスタス・アデトクンポも。比江島さんはどうなるかな。日本人4人目の2019年サマーリーグ参加に期待したい。 https://t.co/zb4Y2Pxin2
— Shuichi Shinozaki | 篠崎修一 (@bskbsketter) June 29, 2019
予想通り、2019年は日本人の複数プレイヤーがサマーリーグへと参戦していくことになりましたね。
- 7月5日:ブルックリン・ネッツ
- 7月6日:ヒューストン・ロケッツ
- 7月8日:サクラメント・キングス
- 7月10日:クロアチア代表
比江島選手もダラス・マーベリックスのミニキャンプに参加していましたが、その後ニューオーリンズ・ペリカンズのミニキャンプにも参加していたことが発表されています。
もしかすると、ニューオーリンズ・ペリカンズのメンバーとしてサマーリーグに参戦することになるかもしれません。
【0702追記】比江島慎も2019年サマーリーグに出場決定!
NBA、ニューオーリンズ・ペリカンズがサマーリーグのロスターを発表!その中に、日本代表でプレイする比江島慎選手の名前も記載されていました。
比江島さんもサマーリーグへ!
ペリカンズのロスター入りをはたしました。
ラスベガスでの1試合目に、八村所属のウィザーズと対戦です。 https://t.co/RIbIqod34u
— Shuichi Shinozaki | 篠崎修一 (@bskbsketter) July 1, 2019
これで2019年のサマーリーグには、日本人プレイヤーが4人も参戦することに。
- 7月5日:ニューヨーク・ニックス
- 7月6日:ワシントン・ウィザーズ
- 7月8日:シカゴ・ブルズ
- 7月10日:クリーブランド・キャバリアーズ
NBAサマーリーグの参加資格
NBAサマーリーグは基本的に若手が出場する大会ではあるのですが、参加資格等はあるのか調べてみましたが、特にこれといった決まりはないようです。
以前はサマーリーグには出場できなかったものの、チャンスを伺っていた比江島慎選手は28歳ながら2019年にはダラス・マーベリックスのミニキャンプに招待されています。
このミニキャンプ参加者の中からもサマーリーグに召集するプレイヤーが決まるものと思いますので、仮に比江島選手が選ばれれば、28歳であってもサマーリーグに参加できるということになるので、特に参加資格等の決まりはないのでしょう。
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※キャンペーンは、予告なく終了する可能性があります。
まとめ
今回は毎年7月上旬に開催されるNBAサマーリーグについて紹介してきました。
レギュラーシーズンやプレイオフに比べると注目度は低いと言わざるを得ませんが、所属チームが決まっていないプレイヤーの「NBA」でのプレイを夢見て必死に戦う姿は必見です。
2019年のサマーリーグには日本人選手が複数人参加する可能性もありますので、ぜひご覧になってみてくださいね。