“若手の登竜門”と言われているNBAのサマーリーグ。
NBA在籍1〜2年目ほどの若手や、Gリーグのプレイヤー、世界各国の実力派のプレイヤーが一堂に会す大会です。
日本人ファンからするとあまり近い存在ではなかったサマーリーグですが、渡邊雄太選手や八村塁選手の活躍によって近い存在になってきました。
そこで今回は、NBAサマーリーグの詳細や、今までに参加してきた日本人プレイヤーを紹介します。
NBAへの関心度が日本国内でも高まっている今、NBAを観戦したい全ての人は
- 「NBA Rakuten」を契約する
- 楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」か「Rakuten最強プラン(データタイプ)」を契約する
上記2つのうち、どちらかを契約する必要があります。
サマーリーグはいわば若手の登竜門
NBAのサマーリーグは若手主体の大会です。
NBA在籍1~2年目などの若手が多く出場するほか、Gリーグ(下部リーグ)に所属するプレイヤーも参加可能。
後ほど詳述しますが、サマーリーグはNBAドラフトの後に行われるため、各チームがドラフト指名したプレイヤーの力を測る場として利用されています。
ただそれだけではなく、渡邊雄太選手のようにNBAドラフトで指名されなくても、チームの一員としてサマーリーグに出場することができます。
NBAサマーリーグはいつ開催される?
NBAサマーリーグは基本的に毎年7月の上旬から中旬にかけて行われます。
ドラフト会議が毎年6月の下旬に行われるので、その後サマーリーグが開幕。
サマーリーグの序盤はリーグ戦を行い、リーグ戦の勝敗に応じて順位が決められます。
リーグ戦の後にはトーナメントが行われるのですが、トーナメントを戦いその年の優勝チームが決定する、と言った形です。
10日前後でサマーリーグは終了となるのですが、各チーム5~7試合ほど対戦するので少しタフなスケジュールとなっています。
NBAサマーリーグの目的~プレイヤー関係~
サマーリーグにはいくつかの”目的”があります。チーム目線とプレイヤー目線とに分けて紹介していきます。
チーム目線
サマーリーグは毎年NBAドラフトの”後”に開催されるため、チーム側はドラフト指名したプレイヤーの力を再度測る場所として利用します。
プレイ面だけではなく、即席ながらも”チーム”として戦うわけなので、声かけや仲間を鼓舞するなどの精神的な姿勢も見るでしょう。
また、ドラフト外のプレイヤーや、NBA以外のチーム(Gリーグや海外チーム)のプレイヤーも参加可能。
サマーリーグは新たな戦力になり得るプレイヤーを発掘する場所としても活用されています。
プレイヤー目線
プレイヤーにとっては、チームの首脳陣に自分のアピールができます。
仲間との連携や積極的なコミュニケーションなど、プレイ以外の姿勢も見せることができる場所です。
未契約のプレイヤーは、サマーリーグを通して自分をアピールすることで本契約や2Way契約を勝ち取れる可能性があります。
アピールをする場所とは言え、自分勝手なプレイばかりしていても評価はされません。
チームにどのような形で貢献しているのか、長所はどこなのかを見せることが大切になります。
NBAサマーリーグの目的~コーチ・レフェリー関係~
サマーリーグでテストされるのは、プレイヤーだけではありません。
サマーリーグのチームを指揮するヘッドコーチ(以下、HC)や、レフェリーもテストされています。
HCは、トップチームのアシスタントコーチや、GリーグのHCなどが務めるケースが多いです。
レフェリーはGリーグのレフェリーを中心に、世界各国から参加する場合もあります。
レフェリーにとってもNBAは最高峰の舞台ですので、やはりNBAの試合を捌くというのは、大きな目標の1つなのでしょう。
サマーリーグで、ニューヨーク・ニックスのHCを勤めた吉本泰輔さんは、普段はアシスタントコーチをしています。
過去にサマーリーグを経験した日本人プレイヤー
渡邊雄太選手や八村塁選手の参加で注目を集めるサマーリーグ。
過去にはこの2人以外にもサマーリーグに参加した日本人プレイヤーがいるんですよ。
- 田臥勇太(2003、04、06、08年)
- 川村卓也(2009年)
- 竹内公輔(2010年)
- 富樫勇樹(2014年)
- 馬場雄大(2019年)
- 比江島慎(2019年)
中でも、田臥選手は4度サマーリーグに挑戦していたことがわかりました。
この6人のほかにもアメリカに渡ってワークアウト(トレーニングのようなもの)をしていたプレイヤーもいるのですが、サマーリーグのチームに呼ばれなかったことがあるようです。
NBAサマーリーグの参加資格
NBAサマーリーグに参加資格等はあるのか調べてみましたが、特にこれといった決まりはないようです。
比江島慎選手は当時28歳ながら、2019年にはニューオーリンズ・ペリカンズの一員として、サマーリーグに出場しています。
また、中にはNBA在籍6年目でサマーリーグに出場していたプレイヤーもいたとのこと。
日本のチームと契約していても出場できたり、海外のナショナルチームが参戦したりしています。
NBA側や所属チームの許可があれば出場できるものと思われます。
NBA・八村塁を観るならNBA Rakutenで決まり!
あなたが今もし、NBAを観る方法をお探しなら、「NBA Rakuten」に登録しましょう。
「NBA Rakuten」は楽天株式会社が運営している「楽天TV」内の1つのサービスです。
日本国内からNBAを観る方法は「NBA Rakuten」だけですので、NBAが観たい人は登録必須ですよ。
まとめ
今回は毎年7月上旬に開催されるNBAサマーリーグについて紹介してきました。
サマーリーグは、今後の若手有望株が出場する大会なので、かなりコアなファン向けです。
ただ、日本のチームに所属しているプレイヤーが出場するケースもあるので、その際はぜひNBAサマーリーグを見てみてください。
2018年の渡邊雄太選手のように、サマーリーグを戦ったチームではなく、他のチームと契約することも可能です。
契約を結んでいないプレイヤーに関しては、NBA全30チームのスカウト陣が目を光らせていると言えます。