八村塁選手のエントリーで話題の【NBAドラフト】のルールをまとめてみた

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NBAドラフトってどんなルールになってるの?八村選手がエントリーするって聞いたから、ドラフトのルールを知っておきたい。

現地時間4月15日に、ゴンザガ大学のエースとして活躍していた八村塁選手が、2019年のNBAドラフトへアーリーエントリーすることを自身のTwitterで発表し、話題を集めています。

今回のニュースを受けて、多くの日本バスケファンはNBAドラフトに注目するものと思われますが、実際のところどのようなルールになっているのかわからない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、NBAドラフトのルールについて詳しく紹介していきます。

日本の至宝「八村塁」の経歴や輝かしい実績をまとめてみた。

2019年4月16日

(トップ画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:2006_NBA_Draft.jpg

八村塁選手がエントリーを表明したNBAドラフトとは?

(出典:https://basket-count.com/article/detail/4510)

現地時間2019年4月15日に八村塁選手がエントリーを表明したNBAドラフトは、アマチュア選手との契約交渉権を獲得するために行うもので、毎年シーズン終了後の6月後半に開催されています。

日本ではプロ野球のドラフト会議が毎年話題になる。

現在は2巡目30位(全体60位)までの指名となっていますが、以前はドラフトエントリーをしたプレイヤーが全て尽きるまでドラフトを行なっていたシーズンもあり、21巡目まで行われたこともあったそうです。

2019年のNBAドラフトはいつ開催されるの?

八村塁選手がエントリーをした2019年のNBAドラフトは、現地時間6月20日に開催されることが決定しています。例年通りいけば、バークレイズセンターでの開催となるでしょう。

NBAドラフトは日本時間6月21日の朝になるものと思われ、NBA League Passに加入している人であればライブ配信を観ることが可能です。おそらくですが、Twitterでもライブ配信されるのではないでしょうか?

個人的には八村選手のドラフト順位も注目されていますので、楽天TVでも放送してくれないかなと期待しています。

NBAドラフトは「アーリーエントリー」が主流

今回八村選手は大学を4年間過ごすのではなく、3年目のシーズンが終了した段階でドラフトにエントリーしたため「アーリーエントリー」と一般的には言われています。

自分自身が高く評価されていると判断したプレイヤー、指名順位が上位になることを有力視しているプレイヤーは、大学に4年間通うことなくNBAドラフトにエントリーするケースが多くなります。早くエントリーすることから「アーリーエントリー」と言われているのです。

アーリーエントリーをするためにはいくつかの条件がありますが、基本的には19歳以上で高卒1年以上経過しているプレイヤーがアーリーエントリーを表明することができます。

「ドラフトコンバイン」とは?

ドラフトコンバイン」というのは、簡単に言ってしまうとワークアウトのようなものです。NBAドラフトの1ヶ月ほど前の5月に、シュートやドリブルなどのドリルのほか、体力測定やチームとの個別面談などを行います。

なお、このドラフトコンバインにはドラフトにエントリーしたプレイヤーが、全員参加できるわけではありません。NBAの全30チームの投票に基づき60名が招待されます。

現行のドラフト制度では60人が指名されることになっているため、ドラフトコンバインに招待された60名のプレイヤーは、ドラフトにかけられる可能性が非常に高いと言える。

チームはこのドラフトコンバインを利用して、プレイヤーのスキルを見るだけではなく人柄や性格なども見ており、ドラフト時の判断材料にするというわけですね。

「ロッタリーピック」ってなに?

Twitterなどを見ていると「ロッタリーピック」という言葉をよく目にしますが、一体ロッタリーピックとはどんな意味を持つ言葉なのでしょうか?

先に結論から述べておくと、ロッタリーピックは14位以内での指名のことを指しています。NBAドラフトにおいて14位以内の指名権を得ることができるのは、前年のレギュラーシーズンの成績下位14チームとなります。

2019年のドラフト14位以内の指名権は、18-19シーズンのレギュラーシーズン成績下位14チームとなる。

成績下位チームは「即戦力」や「将来有望な若手」を欲する傾向にあるため、ロッタリーピック(14位以内の指名)は高く評価されていることの裏付けになるわけですね。

2019年のNBAドラフト指名順はどうなってるの?

2019年のNBAドラフトですが、指名順は15位以下の順番が決定しています。1巡目の指名順位を紹介しておきますね。

現地時間2019年5月14日に行われたドラフトロッタリー(抽選)の結果、1巡目の1~14位までの指名順も決定したので、これで1巡目の指名順が確定しました。

【5月15日追記】2019年ドラフトの1~14位までの指名順が決定

  1. ニューオーリンズ・ペリカンズ
  2. メンフィス・グリズリーズ
  3. ニューヨーク・ニックス
  4. ロサンゼルス・レイカーズ
  5. クリーブランド・キャバリアーズ
  6. フェニックス・サンズ
  7. シカゴ・ブルズ
  8. アトランタ・ホークス
  9. ワシントン・ウィザーズ
  10. アトランタ・ホークス
  11. ミネソタ・ティンバーウルブズ
  12. シャーロット・ホーネッツ
  13. マイアミ・ヒート
  14. ボストン・セルティックス
  15. デトロイト・ピストンズ
  16. オーランド・マジック
  17. ブルックリン・ネッツ
  18. インディアナ・ペイサーズ
  19. サンアントニオ・スパーズ
  20. ロサンゼルス・クリッパーズ(セルティックスに譲渡)
  21. オクラホマシティ・サンダー
  22. ボストン・セルティックス
  23. ユタ・ジャズ
  24. フィラデルフィア・76ers
  25. ポートランド・トレイルブレイザーズ
  26. ヒューストン・ロケッツ(キャバリアーズに譲渡)
  27. デンバー・ナゲッツ(ネッツに譲渡)
  28. ゴールデンステイト・ウォリアーズ
  29. トロント・ラプターズ(スパーズに譲渡)
  30. ミルウォーキー・バックス

NBAのドラフト指名順位の決定方法

ここまで読んできた人の中には「ドラフトの順位ってどうやって決定されてるの?」と気になった人もいるのではないでしょうか?そこでここからは、ドラフトの指名順位の決定方法を紹介します。

14位以上

14位以上のドラフト指名権についてですが、まずこの14位以上の指名権を争う権利があるのは、レギュラーシーズンの成績下位14チーム、要はNBAプレイオフに出られなかったチームとなります。

レギュラーシーズン成績下位14チームによって1~14位までの指名順位が争われるのですが、1~4位までは14チームの中で抽選が行われます。成績が悪かった順番に1位の指名権獲得率が高くなっていくのですが、以下に表として2019年NBAドラフトの14位以上のチームについてまとめてみました。

チーム名 1位指名権獲得確率
ニューヨーク・ニックス 14%
クリーブランド・キャバリアーズ 14%
フェニックス・サンズ 14%
シカゴ・ブルズ 12.5%
アトランタ・ホークス 10.5%
ワシントン・ウィザーズ 9%
ニューオリンズ・ペリカンズ 6%
メンフィス・グリズリーズ 6%
ダラス・マーベリックス 6%
ミネソタ・ティンバーウルブズ 3%
ロサンゼルス・レイカーズ 2%
シャーロット・ホーネッツ 1%
マイアミ・ヒート 1%
サクラメント・キングス 1%

抽選によって1~4位までの指名順が決定されるのですが、5~14位までは成績が悪かった順に指名順が決定されます。

プレイオフに出場することを諦めたチームは、より高い順位のドラフト指名権を獲得するためにわざとチームを解体したり勝つような采配を行わない場合がある。一般的に「タンク」と言われている。

15位以下

1巡目は30位までの指名となるのですが、15~30位のドラフト指名順はプレイオフに出場した16チームの中で、レギュラーシーズンの成績が悪かった順に決定されます。

例えばリーグ最高勝率を記録したチームは、1巡目30位の指名順となる、といった具合です。

そのほかの指名順決定のルール

ドラフトは「レギュラーシーズンの成績」を1つの指標としているのですが、成績を指標にしているとどうしても「同じ成績」のチームが出てきます。

例えば18-19シーズンであれば、オーランド・マジックとブルックリン・ネッツは42勝40敗と成績が同じとなっています。この場合の指名順はタイブレイカーの制度に則って抽選で決められていくのです。

どういうものかと言うと、同じ成績で並んだ場合にどちらのチームが優先されるのかが抽選によって決定されるというものです。

マジックとネッツの場合には、抽選の結果マジックがネッツを上回る指名順を獲得することが決まっています。この抽選は同じ成績で並んだチーム全てにおいて行われます。

1巡目指名選手と2巡目指名選手の契約形態の違い

ドラフト指名されたプレイヤーは、チームとの交渉権を得る形になるのですが、1巡目と2巡目によって契約形態が変わってきます。どのような違いがあるのかを簡単にまとめているので、そちらをご覧ください。

1巡目指名選手
  • 年俸:ルーキースケールサラリーと言うものに基づいて決定される。
  • 契約形態:完全保証2年+チームオプション2年の計4年契約。
  • 特徴:1巡目指名されると、指名されたチーム(あるいはトレード先のチーム)と確実に契約することができる。
2巡目指名選手
  • 年俸:基本的に最低年俸。
  • 契約形態:基本的に2年契約になるが、無保証。1年契約や4年契約などまちまち。
  • 特徴:2巡目指名の場合には、「契約交渉権」が指名チームにあるだけで、必ず契約できるとは限らない。契約しても無保証となる。

詳しい内容は以下の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。

NBA「ルーキー契約」のいろは。1巡目の上位指名は年俸・期待値が別格。

2019年4月14日

まとめ

2019年のNBAドラフトは、日本の”至宝”八村塁選手のエントリーによって大きな注目を集めることになるでしょう。今まで日本人が1巡目で指名されたことはありません。

しかも八村塁選手は「ロッタリーピック(14位以内の指名)」が有力視されている、2019年NBAドラフトの注目選手の1人です。

最後まで読んできたあなたはNBAドラフトのルールを把握できましたので、このルールを参考にしながらNBAドラフト当日を僕と一緒に楽しみましょう!


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ABOUTこの記事をかいた人

バスケブロガーの修一です。 小学校3年の頃から大学1年まで現役。そのあとはクラブチームでバスケをしながら、学生時代からバスケの仕事をしてきました。 今は会社の役員をしながらバスケブロガーとしても活動してます。