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【ガードプレイヤー必見】フィンガーロールの打ち方・練習方法を紹介。

とにかくガードのプレイヤーにおすすめしたいシュートテクニックの「フィンガーロール」。あなたはフィンガーロールがどんなシュートで、どのようにすれば身につくか知っていますか?

この記事では、フィンガーロールの打ち方や練習方法について詳しく紹介していきます。

リングがある時の練習方法はもちろんのこと、リングがない時でもできる練習方法を紹介しているので、いますぐに始められる内容となっていますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

フィンガーロールとは

フィンガーロールとは、「Finger)」を「Roll回す)」シュートのことを言います。指を使ってボールを回し、回転をかけるシュートのことで、レイアップやバックシュートを打つ際に用いるテクニックです。

一般的に、フィンガーロールを打つ際には横回転をかけて、バックボードに当てながらシュートを打ちます。レイアップやバックシュートの時に多用される理由は、バックボードに当てる場面が多いから。

レイアップシュートやバックシュートは、直接リングへ置きに行くことはないですよね。バックボードに当ててシュートを打つことが多いでしょう。

バックボードに当ててシュートを打つ時にこそ、フィンガーロールを使えば、リングに吸い込まれていくようなシュートを打つことができるようになるんです。

フィンガーロールのイメージを掴もう

いきなり「フィンガーロールをやってみよう」と言われても、なかなか難しいかもしれません。ですので、まずはNBAプレイヤーの動画を見ながら、フィンガーロールのイメージを掴んでみましょう。

フィンガーロールのプレイ集がまとめられたこちらの動画を見れば、フィンガーロールのイメージが掴めるようになるでしょう。

この動画を見ていると、とある”共通点”に気づくはずです。どんなプレイヤーがフィンガーロールを使っているかに注目してみてください。

動画を見ていると、小さなプレイヤーがよくフィンガーロールを使っているなとは思いませんか?

動画内のNBAプレイヤーで言えば、カイリー・アービング、デイミアン・リラード、ステファン・カリーなど、ポイントガードを務めるプレイヤーがよく登場していますよね。

彼らはレイアップを打つ機会が多いものの、相手チームのビッグマンにシュートをブロックされることもよくあります。そのブロックを交わすために身につけたのが、フィンガーロールです。

もちろんインサイドのプレイヤーも身につけておくのは大切ですが、特に身長の低いガードのプレイヤはフィンガーロールを身につけておくことが必須だと頭に入れておきましょう。

フィンガーロールの使い方~レイアップ~

では、ここからはフィンガーロールの使い方について、レイアップとバックシュートに分けて紹介していきます。まずはレイアップからです。

この記事で言う「レイアップ」とは、アンダーハンドで打つシュートのことを指しています。

レイアップシュートを打つときは、基本的にバックボードに当てることになりますが、バックボードに向かって斜め45度からシュートを打つ場合には、フィンガーロールを使ってしまうとシュートが外れることがあります。

ですので、斜め45度からシュートを打つ場合にはフィンガーロールは使いません。ではどこで使うのかと言うと、リングの正面からシュートを打つ時です。

リングの正面からシュートを打つときは、バックボードにボール当てるシュートと、リングへ直接置きに行くシュートの2種類を使うのが一般的です。そこでその2種類のシュートを打つときのコツを紹介します。

バックボードに当てるシュート

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リングの正面からバックボードに当ててシュートを打つ時には、腕を横に伸ばしてバックボードに当てなければなりません。

リングの横からバックボードに当てると言うことは、当然ただバックボードに当てるだけではシュートは入りません。

そこで、フィンガーロールを使ってシュートを打ちます。ボールに横の回転をかけてバックボードに当てることで、リングへと吸い込ませるようなシュートを打ちましょう。

この時の手の動きは「手首を横にひねる」と覚えておいてください。手首を横にひねりながら、指でボールに回転をかけていきます。

リングへ直接置きに行くシュート

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リングへ直接置きに行くシュートの場合には、ボードに当てるわけではないので、先ほど紹介した「手首を横にひねる」ことは行いません。「指を自分側に返す」と覚えておいてください。

手首ごと自分側に返すと、ボールが自分の方へ落ちてくるのでシュートが外れてしまいます。

リングの正面からシュートを打つ場合には、正面からバックボードへ当てようとすると、リングの手前に当たってしまい外れることがあります。

ですので、ふわっと浮かせながらリングの手前の縁(ふち)を超えるイメージでシュートを打ちましょう。指先を少し自分側へ返すことで、ふわっと浮かせたシュートを打つことができますよ。

フィンガーロールの使い方~バックシュート~

続いては、バックシュートを打つ時のフィンガーロールの使い方を紹介します。まず内容を読む前に、バックシュートを打つ時には手のひらが自分側を向いていることを想像しておいてください。

レイアップシュートの場合には手のひらがリングの方へ向いていることも、自分側を向いていることもありますが、バックシュートを打つ際には手のひらは必ず自分側を向いています。

バックシュートを打つ際は、どちらのサイドからリングへ向かっていきバックシュートを試みるかによって、シュートを打つ手が変わってくるでしょう。

例えば右サイドからシュートへ行く場合には、基本的には右手でシュートを打ち、左サイドからシュートへ行く場合には、基本的には左手でシュートを打ちます。(※ディフェンスのポジションによっては例外もあり。)

例に則って話を進めていくと、右手でシュートを打つ時と言うのは、左後方にリングがあり、右後方にバックボードがあることになります。イメージはできていますか?

この時、右手でシュートを打つ際には小指が外側を向くように指を動かすと、リングへと吸い込まれていく回転を生み出すことができます。左手の場合にも同様に、左手の小指が外側を向くように指を動かします。

右サイドからバックシュートを打つ場合には「右回転」に、左サイドからバックシュートを打つ場合には「左回転」にする、と覚えておきましょう。

フィンガーロールの練習方法~リングがある時~

ここまで、フィンガーロールの使い方について紹介してきました。どのように手・指を使えばいいかわかったところで、続いてフィンガーロールの練習方法を紹介します。

難しい練習ではないので、すぐに試してみてくださいね。

実際にフィンガーロールの練習をするとなると1番いいのは「マイカンドリル」と呼ばれる練習です。マイカンドリルとは、ボールに回転をかけながらバックボードに当てるシュート練習のことです。

マイカンドリルを行うに当たっては、ボードを6つに分割して、右端・左端の4つの箇所にボールを当てながらシュートを打ってみましょう。

まずは、アンダーハンド(※手のひらが上を向いている状態)で、バックボードを6分割した際の右端左端の4箇所に、ボールを当ててシュートを打ちましょう。

アンダーハンドが終わったら、今度はバックシュートを想定して、リングやボードに背中を向けながらシュートを打ちましょう。バックシュートの時には、オーバーハンド(※手のひらが下を向いている状態)で行なってくださいね。

マイカンドリルを毎日繰り返すことで、フィンガーロールの感覚を掴むことができますよ。

フィンガーロールの練習方法~リングがない時~

もしリングがない場合は、自宅で簡単にできる練習によってフィンガーロールを身につけていきましょう。ボールを用意してくださいね。

ボールがない場合には、タオルや靴下を丸めたものをボールとして代用してください。ボールを用意したら、右手にボールを持った状態で「小指→薬指→中指→人差し指」の順番で動かしてみましょう。

すると、自然とボールに右回転がかかります。

次に、「人差し指→中指→薬指→小指」の順番に指を動かしてみてください。すると、今度はボールに左回転がかかるでしょう。

右手で練習をしたら今度は左手にボールを持ち替えて、同じ動きをしてみてください。

リングがないのでシュートの感覚を養うことはできませんが、どのように指を動かせば、どのような回転がかかるかわかるようになります。

とっさの時に対応できるように、回転がどのようにかかるのか、身体で覚えておくといいですね。

まとめ

この記事では、フィンガーロールの打ち方やフィンガーロールの練習方法について紹介してきました。

途中動画と併せて紹介しましたが、フィンガーロールは身長の小さなガードのプレイヤーほど身につけたほうがいいシュートのテクニックです。

身長の大きなビッグマンのブロックを交わす際の手段として、フィンガーロールは大いに役立ちますよ。この記事を通してフィンガーロールを練習し、身につけていきましょう。

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    小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。