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【バスケにも効果的】速読は状況判断能力&視野の広さが向上する!

バスケをプレイするときには視野が広い方がいいと思うんだけど、どうやったら視野が広くなるのか知りたい。

このように考えているあなたの悩みを解決する内容として、この記事ではバスケをプレイするときに大切になってくる「視野」を広げるためにおすすめしたい「速読」について紹介していきます。

練習中に監督から「顔を上げろ」だとか「間接視野で周りを見ろ」と言われた経験がある人も多いのではないでしょうか?

僕は一時期ポイントガードとしてプレイしていたのでしょっちゅう言われていましたが、顔を上げたり間接視野で周りを見たとしても、萎縮してしまい冷静さを失っている時は視野が狭くなってしまうものです。

しかし「速読」には、実は冷静さを保ちながらプレイできる秘密が隠されているのです!視野も広げることができ、しかも冷静にプレイできる可能性が、「速読」に秘められています。

視野の広さはバスケプレイヤーには命!

視野の広さと言うのは、バスケプレイヤーにとっては命ともなり得ます。

素早いゲーム展開の中でコートの状況をすぐに把握し、一瞬でどんなプレイをするか決めなければならないので、当然視野の広さも重要になってきます。

特にポイントガードの場合には、チームメイトをコントロールする役割がありますので、どのポジションのプレイヤーよりも視野の広さは求められる要素です。

視野が広がることでプレイに幅が出る

視野が広がることで、プレイに幅が出て様々なプレイを選択できるようになります。

例えばパスを出すにしても、視野が広く先に状況を把握しておけば、ボールをもらった瞬間に次のプレイヤーにパスをすることでスムーズなオフェンスが展開できるようになりますよね。

また、ディフェンスの時も一瞬のズレを作り出されてしまい簡単なシュートを与えてしまいそうな時でも、視野が広く全体を見渡すことができていれば、ヘルプをしたり味方を動かすことで、ピンチを防ぐことも可能です。

どんなプレイヤーも、絶対に視野を広げるための努力はすべきなんです。

【近年注目度アップ】視野を広げるために「速読」がおすすめ

「視野を広げたほうがいい」と言っても、実際のところ何をすればいいかわからないと言う人もいることでしょう。

そこでおすすめしたいのが「速読」です。速読というのは文章を早く読むための技術のことを意味します。

速読は本を早く読むための技術なんだから、バスケに関係してくるわけがないでしょう。
速読をやっても視野が広くなるとは思えないな。

速読のトレーニングをしたところで、視野が広くなるとは思えないと思った人は多いと思いますので、実際にどんな事例があるのかを紹介していきますね。

バスケではなくサッカーでは実証済み!

バスケではありませんが、サッカーでは速読トレーニングの効果が現れているプレイヤーやチームがあります。

代表的な例で言うと、サッカー日本代表の柴崎岳選手です。彼は、中盤のプレイヤーとして攻守に重要な役割を担っており、2018年W杯のセネガル戦で見せた長友選手へのロングパスは、非常に正確で「そんなところも見えているのか」と思ってしまうほどでした。

柴崎岳選手は2015年から「速読脳トレ」を取り入れ、視野の広さや状況判断の能力がさらに引き出されたようです。

バスケは一瞬の状況判断が求められる

サッカーも素早い展開の中で一瞬の判断によってプレイを選択していかなければなりませんが、バスケはサッカーよりもさらに素早いスポーツです。

オフェンスは24秒以内にシュートにいかなければならず、攻守の入れ替わりの激しいスピーディーな展開が魅力の1つです。そんなバスケだからこそ、一瞬の状況判断が大切になってくるわけですね。

判断が1テンポ遅れてしまうだけで局面はどんどんと移り変わっていくため、視野の広さや一瞬で決める状況判断能力が必要とされます。

速読によって「視野が広がる」のではなく「頭の回転が早くなる」

ただ1つ間違えないで欲しいのは、速読を行なった効果としては「視野が広がる」のではなく「頭の回転が早くなる」と言うことです。

本来速読というトレーニングは、読書をするときに高速で文字を追うことで脳にどんどんと情報を送り込むことなので、脳内で情報処理を高速で行なっているとも言えます。

速読をスポーツに活かすことで、状況判断を高速で行えるようになり先々を読みながらプレイができるため柴崎選手のように高精度なパスが出せるようになるのです。それが結果として「視野が広い」と言われる所以です。

情報を取捨選択し、状況判断を高速で行う習慣を身につけることができる最適な方法が速読トレーニングと言えます。

速読はバスケに活かせる動体視力と周辺視野の発達が見込める

速読は高速で眼球を動かすことで脳が活性化され、状況判断を行うスピードも速くなるのですが、それだけではなく動体視力と周辺視野の発達も見込めます。

動体視力とは
動いている物体を追い続けることができる視力のこと
周辺視野とは
対象物を、その対象物の周辺を含め、広範囲で捉える能力のこと

速読トレーニングをすると眼球を動かすスピードが上がるため、結果として動いている物体を追い続ける視力=動体視力が発達します。

周辺視野の発達は、状況判断が高速で行えるようになることでコート全体を落ち着いて見られるようになるため、たとえプレスを仕掛けられたとしても冷静な判断によってパスをしたりドリブルをすることができるようになるのです。

バスケに限らず「間接視野」で正確な状況判断はできない

ここまで速読を中心に、視野を広げる・状況判断を速くするための方法について紹介してきましたが、バスケでよく言われている「間接視野」というのは、正直なところあまり意味がありません。

間接視野というのは正面を見たときに、左右に見えてくるぼんやりとした景色のことを言いますが、間接視野では正確な状況判断ができません。間接視野には頼らずに、しっかりと直視することが大切です。

ただ、同じ箇所をずっと直視していてもいけないので、首を振ったり眼球を動かすことで、コート全体を見渡し状況を判断していく必要があります。

間接視野で物事を捉えようとはせず、速読によって鍛えられる「眼球の移動」や首を振ってしっかりと直視することを習慣付けましょう。

まとめ

今回は視野を広げるための方法として、主に「速読」の効果について紹介してきました。

今回の内容をまとめておくと、このようになります。

  • 視野を広げる1つの方法として「速読」がおすすめ。
  • ただ、速読は視野が広がるわけではなく、眼球を高速で移動させることで状況判断を素早くすることができる。
  • 速読によって動体視力と周辺視野の発達が見込める。
  • 間接視野では正確な状況判断ができない。

速読に関しては、スポーツ用の速読トレーニングについて解説した本やDVDもあるので1度手にとってみてください。


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ABOUTこの記事をかいた人

小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。