「ゴール下にドライブをしていて、いつもブロックされている。」
そんなプレイヤー必見!今回の記事では、そんなブロックを交わすためのボールフェイクを紹介します。このフェイクは特に、ブロックが得意なディフェンスにはかなり効果的なフェイクなので必ず身につけてくださいね。
目次
バスケは小さなプレイヤーはブロックされやすい?
よく、「バスケは身長のスポーツ」と言われたりしますよね。確かにリングにより近いのは大きなプレイヤーなので、小さなプレイヤーにしてみると不利と言えば不利ですよね。
僕も悩まされていました。
ドライブしてゴールまで行けたものの、20cmくらい大きな選手にブロックされてしまう。ボールをはたかれる。
無理やりシュートを打っても適当なシュートだから入らない。
とても悩みました。何かいいフェイクは無いか、そんなときにNBAを観ていてとあるプレイが目に飛び込んできました。
NBAプレイヤーでも引っかかるフェイク
NBAのレイジョン・ロンドというプレイヤーのフェイクを見て、僕は「これだ!!!」と思ったんです。そのフェイクがこちら↓↓↓
この最初のプレイです。
右から左サイドにドライブをし、レイアップのステップを踏みながらボールだけを高く上げ大きなプレイヤーを飛ばせる。ディフェンスが飛んでいる時にロールターンをしてフィニッシュ。
ごくごくシンプルなプレイです。シンプルですが、簡単に相手を騙すことができていますよね。
このフェイクの場面を見極める必要がある
このプレイは使える場面と使えない場面を見極めたいプレイです。もちろん引っかかればフリーになれるフェイクです。
しかし引っかからないとドリブルが止まっているのでパスを戻さないといけないし、引っかかっていない状況でのシュートはブロックされるのと同じです。
無理やりシュートを打つのと同じ。
自分がシュートに行けなくなっても、ドライブをして相手のディフェンスを崩しているので周りにはフリーの選手がいるかもしれないし、誰かがカットインしてボールをもらいにきてくれるかもしれません。
ただ、自分でシュートを打つことはできません。
この記事ではあくまでも「自分でシュートを打つため」にこのフェイクをお伝えしています。なので、フェイクを繰り出す場面を考えなければいけません。
このフェイクのオススメの使うタイミング
僕がオススメするフェイクの場面は、ドライブインをしてディフェンスが真横に付いてきている状況です。
ゴール下でディフェンスが待っている状況ならば、そこまで近付いていかずにジャンプシュートやフローターでシュートを決めちゃえばいいです。
でも、ドライブをしてディフェンスがついてくる場面ってよくあるじゃないですか。完全には振り切れていなくて横並びの状況。
先ほどの動画で言えば、ゴール下にいたセンターがチェックのために少しだけ外に出てきていますよね?
そこからゴール下までドライブするとディフェンスはついてきているわけです。そうしてディフェンスがついてきているからこのフェイクは効果を発揮します。
フェイクのコツ
このフェイクのコツは
- ボールを高く上げる
- レイアップと同じステップ・コース・勢い
この2点です。
ボールを高く上げる
シュートフェイクの場合には、ボールを高く上げることは基本中の基本です。一般的なシュートフェイクであるポンプフェイクも、ダブルクラッチと言われる空中でジャンプしているときにシュートフェイクをする時も、ボールを上に高く上げます。
そうでなければフェイクと言えません。ディフェンスは引っかからないからです。
そのため、このドリブルからのシュートフェイクの場合にもボールを高く上げる必要があります。僕の場合には、このフェイクをするときには遠心力を使ったボールを上げています。
勢いがあるため、ディフェンスは引っかかりやすいですし、その方がボールのコントロールがしやすいです。
レイアップと同じステップ・コース・勢い
もう一つ重要なことはステップをいかにレイアップするように見せるかということです。
ステップがゆっくりで弱くて、自分のいつものレイアップの時とは違うのであれば、それはフェイクに引っかからないでしょうね。
シュートフェイクはどんなフェイクの場合でも、「シュートに行く!」とディフェンスが思うから引っかかるわけです。ということは、「シュートを打つ!」とディフェンスに思わせるために、普段と同じようにシュートモーションに入ることが必須です。
ステップもいつもと同じくらいの強さ勢いで踏まなければディフェンスを騙すことはできません。
まとめ
今回はブロックをされないために使えるシュートフェイクに関して紹介してきました。
これは僕自身がそのシュートフェイクを撮影した動画です。フェイクの部分を強調して見せたいのでリングへのドライブになってはいませんが、基本的にはリングに向かってドライブをするようにしてくださいね。
そしてボールは上に上げる。ステップもいつものレイアップと同じように踏むことを意識してください。