ジャンプパスをしたら監督に怒られたんだけど、しないほうがいいのかな?なんでしちゃいけないの?
今回の記事では、ジャンプパスをした時のリスクや、ジャンプパスをしてもいい例外のケースを紹介していきます。
僕は高校時代の監督に、いつもいつも「ジャンプパスをするな」と怒られていました。とある場合を除いて。
ジャンプパスをして怒る監督は、あなたのチームの監督だけではありません。どのチームであってもジャンプパスは極力控えるように教えているはずです。
では、なぜジャンプぱすは控えたほうがいいのか、その理由に迫っていきます。
※3分ほどで読み終わる簡単な内容となっています。
ジャンプパスはミスになりやすい
後ほど紹介するプレイでは、ジャンプパスが成立するのですが、本来であればジャンプパスはしないほうがいいです。
というのも、狙ったところにパスを出すためのジャンプパスであればいいのですが、ディフェンスに囲まれて苦し紛れにジャンプパスをすると、パスカットをされる可能性が高くなるからです。
また、ジャンプをしてパスを出せないまま着地すると、トラベリングとなるため、ジャンプをしたらどうしてもパスを出さなければならないのです。
ミスを頻繁に起こしてしまいかねないプレイですから、ジャンプパスは控えましょう。
ジャンプパスが生み出したパスランのチャンス
ここからは、どんなシーンならばジャンプパスを使ってもいいのか、ジャンプパスを使ったことによって生まれたパス&ランのチャンスを観ていきましょう。
以下の動画をご覧ください。
- ポイントガードがボールをドリブルで運んでくる。
- 味方のスクリーンを使いながら左サイドへ切れ込む。
- スクリーンをかけたプレイヤーに対してパス。
- その後コーナーのプレイヤーへパス。
- コーナーのプレイヤーはシュートを打とうとジャンプをする。
- ディフェンスがシュートを妨げようとしてきたので、すかさずもらったプレイヤーにパスを返す。
- 目の前が空いたプレイヤーはゴールへとアタック。
グレーのユニフォームを着ているチームがオフェンスです。
パス&ランがジャンプパスでも成立した理由
この一連のプレイが成立した理由は、コーナーでボールをもらったプレイヤーがシュートを打とうとしたからです。おそらく、この時はディフェンスがジャンプをしていなければ、シュートを打っていたはずです。
実際の動きを見ればわかりますが、シュートを打とうとしたプレイヤーは、とっさにパスを出していることがわかりますよね。
シュートを打とうとしたプレイヤーは、おそらくディフェンスがジャンプしてくると思っていなかったのでしょう。
シュートを守るためにジャンプしたディフェンスからしてみると、想定外だったはずです。
だからこそ、周りのディフェンスのプレイヤーもパスだとは思っておらず、ジャンプパスも失敗することなく最後のレイアップへと持ち込めたのです。
まとめ:ジャンプパスは避けよう
この記事では、ジャンプパスからのパス&ランが成功した例について紹介してきましたが、本来であればジャンプパスは避けるべきプレイです。
シュートを打とうとした時に、ディフェンスがジャンプをしてシュートを抑えようとしてきたケースであれば、味方にパスを出すのもありです。ただしその場合を除いては、ジャンプパスはやらないように心がけてください。