バスケットボールの試合は、サッカーや野球と比べるとプレイヤーとの距離も近く、「写真撮影」に非常に向いているスポーツと言えます。
しかしながら、サッカーや野球と比べると、バスケットボールは動きが激しくなかなか静止することがないので、いつどのタイミングで撮影をすればいいのか迷ってしまうでしょう。
そこで今回は、バスケットボールの試合を撮影するにあたり、おすすめの撮影タイミング・コツ・座席の種類について、紹介していきます。
目次
撮影OK!バスケ観戦は写真を撮影して思い出を共有しよう
バスケは写真の撮影が基本的にはOKです。日本のプロリーグである「Bリーグ」は、以下のような規定を設け、写真の撮影をしてもいい、としています。
試合中の写真撮影および15秒以内の動画撮影は個人での利用を目的とした場合に限り可能です。
※個人での利用以外のメディア掲載や商用利用を目的とした写真撮影・動画撮影については、クラブおよびリーグの許可が必要です。(中略)
写真撮影時のフラッシュは使用しないでください
引用:https://www.bleague.jp/watching/
TwitterやInstagramなどのSNSに投稿する場合もOKです。Bリーグの熱気を友達にも共有することができますので、ぜひ写真撮影には気合いを入れてみてください!
次の章からは、プレイヤーを試合中に撮影する際のコツを3つ紹介していきます。
バスケの試合中にプレイヤーを撮影するコツ①タイムアウト時
それではここからは、試合中にプレイヤーを撮影する際のコツを紹介していきます。
まず1つ目は「タイムアウト時」です。
タイムアウトとは・・・試合中に申告することで取得することができる、いわゆる「作戦タイム」のこと。試合を一時的に中断し、各チームのプレイヤーは自陣のベンチに戻り、監督やチームメイトから指示を受けたりする。60秒程度。
タイムアウトは、試合が一時中断されるタイミングで、プレイヤーはベンチに戻っています。
バスケというスポーツ自体、サッカーや野球とは違って常に動いているスポーツなので、試合が進行している時にはなかなかシャッターチャンスがありません。
タイムアウト中はプレイヤーが止まっている状態ですので、タイムアウト中がシャッターチャンスです!
「ベンチ裏」の座席を取っておかないと、タイムアウト時はなかなか上手く撮影ができないでしょう。コート上ではチアリーダーのパフォーマンスなどが行われているので、ベンチの反対側にいるとなかなか撮影がしにくいですよ。
バスケの試合中にプレイヤーを撮影するコツ②フリースロー時
続いて2つ目は「フリースロー時」です。
フリースローとは・・・シュートモーションに入ったタイミングで、ディフェンスのプレイヤーがファールを犯した際に、ファールをされたプレイヤーが打つことのできるボーナスショットのこと。
フリースローの時は、コート上のプレイヤーは基本的に決められたポジションからは動いてはいけないので、その場で静止しているか味方と話をしていることが多いです。
フリースローは状況によって1本~3本を打つことになるのでまちまちですが、だいたい30秒以上はフリースローに時間が割かれるので、シャッターチャンスを逃さないようにしてくださいね!
フリースローを打つゴール側に席を取っていないと、フリースロー時は撮影がしにくいでしょう。ただ、どちらのチームも1試合に1回以上はフリースローのチャンスがあるので、シャッターチャンスは多くありますよ。
バスケの試合中にプレイヤーを撮影するコツ③インターバル後
3つ目は、「インターバル後」です。
インターバルとは・・・クォーター間の休憩時間のこと。
インターバルやタイムアウトが終わると、スローインをして試合が再開されます。スローインをする際は、プレイヤーが決まった場所から行うため、スローインを担当するプレイヤーのシャッターチャンスです!
インターバル後のスローインは、基本的に決められた場所からは動くことができないので、止まっている状態のプレイヤーを撮影できますよ。
スローイン時は、プレイヤーがコートの方を向いているので、あなた側に背中を向けている場合があります。
写真撮影におすすめの座席エリア(立川立飛アリーナの場合)
ここからは、アルバルク東京のホームアリーナである「立川立飛アリーナ」の座席表を元に、写真撮影時におすすめの座席エリアを紹介していきます。
タイムアウト時の撮影なら【アリーナ指定ベンチ側】
タイムアウト時にプレイヤーを撮影するのであれば、「アリーナ指定ベンチ側」がおすすめです(画像内、下部の黄色エリア)。
こちらの席はいわゆる「ベンチ裏」となるため、タイムアウト時にプレイヤーを撮影できますよ。また、試合が進行している最中でも、ベンチに座っているプレイヤーを観戦できます。
チームメイトを応援しながらも、ベンチを盛り上げたりリラックスした表情も見せてくれます。コートに立っている時とは違うプレイヤーの表情が観られますよ。
また、「アリーナ指定ベンチ側」の席にいると、プレイヤー同士の会話や、監督・コーチとの会話も聞こえてくるので、「試合の裏側」を観ているような気分にもなれて、非常におすすめです。
ただし、「アリーナ指定ベンチ側」の場合には、プレイヤーがあなたに背中を向けている状態になるので、カメラの方を向いている状態での撮影は難しいでしょう。
フリースロー時の撮影なら【コートエンド】
フリースロー時にプレイヤーを撮影するのであれば、「コートエンド」がおすすめです(画像内、コート両サイドの赤・紫エリア)。
こちらはいわゆる「ゴール裏」の席にもなるので、シュートを打つ際のプレイヤーを撮影することができます。なお、前半と後半で両チームの攻めるゴールは入れ替わるので、両チームのプレイヤーを撮影できますよ。
※こちらの画像は、「立川立飛アリーナ」ではありませんが、コートエンドと同じ角度から撮影したフリースロー時の画像です。
写真撮影全般を楽しみたいなら【コートサイド】
今回紹介してきた「タイムアウト時」「フリースロー時」「スローイン後」のタイミングを始め、写真撮影全般を楽しみたいのであれば、「コートサイド」がおすすめです。(画像内、上部の赤・紫エリア)
「コートサイド」は、コートの真横から試合を観戦できるので、どんなタイミングであっても写真撮影に適しています。
ただし、コートサイドを向いた状態で静止する場面はあまりないので、プレイヤーの正面を撮影するのはなかなか難しいかもしれません。
今回紹介した座席は全て1階席で、指定席となるため、値段が高くなりますので頭に入れておきましょう。
まとめ
今回は、Bリーグをメインとしながら、バスケの撮影をする際のコツについて紹介してきました。
サッカーや野球であれば、プレイヤーが静止している場面も多いのでシャッターチャンスは多々ありますが、バスケの場合には基本的にずーっと動いているので、シャッターチャンスは多くありません。
ですので、今回紹介してきた「タイムアウト時」「フリースロー時」「スローイン後」の3つのタイミングを見計らって撮影することをおすすめします。
また、撮影したいタイミングに合わせて、座席を選ぶのもおすすめです。「コートに近いから」だけで選ぶわけではないので、バスケというスポーツを様々な角度から観戦できますよ。