この記事は、僕自身がロサンゼルスのステイプルズセンターでNBAを観戦した際の旅行の中で感じたことや教訓を紹介するシリーズ企画「NBA現地観戦レポート」の第2弾です。
前回は準備段階のお話でしたが、今回の記事では渡航当日の動きから、現地の入国審査を通過するまでの流れや注意点などを紹介していきます。
実際に僕が現地に行ってから困ったこと・日本で準備をしておくべきだったと感じたことも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
NBA観戦inロサンゼルス【渡航当日の空港までの移動】
渡航の当日は、空港にはチェックインの時間よりも1時間ほど早く到着するように行動しましょう。
公共交通機関の混雑具合によっては到着が大幅に遅れる可能性もあるので、時間に余裕を持っておくことをおすすめします。
特に首都圏の場合には、高速道路や電車が混雑することが往往にして考えられるので、早め早めに行動しましょう。
国際線に乗る場合には、大型の空港を使うものと思いますが、飲食店やラウンジを利用することもできますので、早く着いてしまっても十分に暇つぶしができますよ。飛行機好きな人は展望デッキへ行ってもいいですね。
NBA観戦inロサンゼルス【チェックイン~手荷物検査】
チェックインが可能な時間になったら、まずは自分自身で各航空会社の機械を使ってチェックインを行います。初めての人でも、チェックイン用の機械が手順をわかりやすく教えてくれるので安心です。
チェックインの流れとしては、以下のような感じです。あらかじめ頭に入れておきましょう。
- 各航空会社の機械でチェックイン
- 各航空会社のチェックインカウンターへ行く
- 手荷物検査
チェックインカウンターで搭乗開始時刻の目安を教えてもらえるので、搭乗開始時刻に間に合うように、手荷物検査を終え、搭乗口へ着いているようにしましょう。
各航空会社の機械でチェックイン
国際線のターミナル内には、各航空会社のチェックインカウンターとチェックインを行う機械が設置されています。まずは機械を使ってチェックインを行いましょう。
チェックイン時には主に以下の内容を申告・確認する必要があるので、頭に入れておいてください。
- 搭乗内容
- 機内に持ち込む荷物
- 座席
搭乗内容に間違いがないかをしっかりと確認しましょう。また、機内に持ち込む荷物はサイズや入っているもの(※機内に持ち込めない荷物があります。)をしっかりと確認してください。
そして、座席に関してですが、予約時には指定することができませんがチェックイン時に座席を指定することができるようになります。
短い時間であれば真ん中の座席に座っても良いかもしれませんが、日本からアメリカへ行く場合には非常に時間がかかりますので、個人的におすすめしたい座席は「通路側の席」です。
通路側の席であれば、トイレに行くときも隣の人に声をかけて前を通る必要がないので気楽ですよ。
なお、席の選択はエコノミークラスで予約をした場合ならエコノミークラスの席の中から、ビジネスクラスで予約をした場合ならビジネスクラスの席の中から空いている席を選ぶことができます。
場合によっては追加料金を支払うことで、座席をグレードをアップさせることもできるようですが、詳しい内容は各航空会社のホームページなどをご覧ください。
各航空会社のチェックインカウンターへ行く
機械でチェックインを行うと、預ける荷物につけるための紙と、チケットが出てきますので、2枚の紙を持って各航空会社のチェックインカウンターへ行きましょう。
海外へ行くことになりますので、おそらく大きなキャリーケースを持っていくものと思われますが、大体の場合キャリーケースは預けることになります。
機内に持ち込みたいものは、機内に持ち込むバッグやリュックに入れておきましょう。
荷物を預け、チケットを確認してもらったら、チェックインは完了です。チェックインカウンターで搭乗開始時刻を教えてもらえるので、搭乗開始時刻に間に合うように、手荷物検査を通過しましょう。
手荷物検査
手荷物検査はチェックインとは別の場所で行います。手荷物検査ですので、「機内に持ち込む荷物」の検査が行われます。
手荷物検査の時には、水類や金属類はリュックから出したり身体から離して、専用のトレーに載せます。金属探知機や機械を通過する際に職員に止められる場合がありますが、怒られたりするわけではないのでご安心を。
機内に危険物が持ち込まれないようにチェックしているだけなので、質問されたら素直に応じましょう!
手荷物検査場を通過したら、搭乗開始時間までは、自由に時間を潰しましょう。
NBA観戦inロサンゼルス【行き便の機内】
搭乗が開始になったらいよいよ機内へと進んでいきます。しっかりと座席を確認して自分の座席に座りましょうね。また、座席について必要な荷物を手元に用意したら、そのほかの荷物は頭上のロッカーへ入れておきましょう。
ようやく座ることができたら、真っ先に靴を脱ぎましょう!機内は非常にむくむので、靴を脱いで各席に備え付けられているスリッパを履けばOKです。
離陸したら、そこからは長時間のフライトの旅が始まります。
日本人スタッフもいて安心!
僕自身は「アメリカン航空」という海外の航空会社を利用しましたが、日本人スタッフもいますし、日本語の表記・アナウンスもあったので非常に安心できました。
日本を離陸している便ですので当然といえば当然ですが、日本語でコミュニケーションが取れるというのは非常に安心できますよ。
飲み物・食べ物には困らない
日本からアメリカへ行くとなると10時間以上のフライト時間となりますので、飲み物や食べ物も用意しておかなければならないと心配になるかもしれませんが、実際のところは飲み物にも食べ物にも困りません。
離陸してから機内では飲み物も頻繁に出してくれますし、機内食や軽食も出してくれるので空腹にも喉の渇きにも困ることはないでしょう。
暇つぶしをするためのアイテムを持ち込もう
飛行機の中ではWi-Fiが使えない(※一部航空会社は普及しているようです。)ですし、電波を発信する機器を使うことができないので、僕自身が飛行機に乗っている時には、各座席に取り付けられているモニターで映画を見ながら時間を潰していました。
僕自身が行きで乗った飛行機は、最新作の洋画や邦画、また日本国内ではまだ公開されていない映画も観ることができましたので、映画好きの人はずっと映画を見ていても時間を潰すことができるでしょう。
同じ航空会社であっても、飛行機によってはモニターが最新の場合もあれば古い場合もあるので、必ずしも最新版の映画が見られるとは限りません。
映画があまり好きでない人や、視聴できる映画が少ない場合には、モニターがあっても非常に退屈になってしまいます。
かといって、ずーっと機内で寝ているのも大変になってくるはずなので、暇つぶしをするためのアイテムを機内に持ち込みましょう。
電波を発信しなかったり、Wi-Fiの必要ないゲーム機などがおすすめです。
入国審査時に必要な「入国カード」は機内で記入しよう
徐々に到着が近づいてくると、機内では入国審査時に使う「入国カード」が配られます。
あらかじめ日本にいる時に用意している場合には必要ありませんが、何も準備していないという人は「入国カード」を必ず記入しましょう。
記入にあたってはボールペンが必要になるので、黒のボールペンを1本持っていきましょう。
この「入国カード」は必ず機内で記入するようにしてください。関係ないからいいやと思って記入せずにいると、あとあと入国審査の時に後悔しますよ。
NBA観戦inロサンゼルス【入国審査】
着陸して飛行機を降りると、入国審査へと進みます。英語に慣れていない人は少し怖いかもしれませんが、難しいことは何もありません。簡単な質問に答えて、指紋の登録を行うことで入国審査を通過することができますよ。
入国審査の際に聞かれる鉄板の質問を紹介しておきますので、参考にしてくださいね。
- 何をするために来たの?→「What’s the purpose of your visit?」
- 何日間いるの?→「How long will you be in the country?」
- どこに滞在するの?→「Where will you stay?」
※英文に関しては、一般的なものです。実際の入国審査の時にこの通り聞かれるかどうかはわかりませんが、基本的に相手が「聞きたい内容」は同じです。
上述した質問に対しては、文章で返答する必要はありません。簡単な単語で返答すればOKですので、返答例も紹介しておきますね。
- 「What’s the purpose of your visit?」→「sightseeing」(観光)
- 「How long will you be in the country?」→「a week」(1週間)
- 「Where will you stay?」→「friends house」(友達の家)
英語が話せないという人でも、どのような質問がくるかを覚えておいたり、単語を抜き取って聞き取ることができれば、どんなことを聞かれているのかすぐにわかりますよね。
返答例と合わせて、どのような質問をされるのかをあらかじめ頭に入れておきましょう。
質問のやり取りの他に、指紋や顔の確認等が行われますが、英語がわからなくても相手のジェスチャーを見ておけば大体わかりますよ。
入国審査を通過できたら無事アメリカ入国!預けていた大きな荷物を持って目的地へと向かいましょう。
NBA観戦inロサンゼルス【番外編】
ここからは、僕自身が「日本にいる時に準備しておけばよかった」と感じた2つのことを紹介していきます。参考にしていただければと思います。
キャリーケースは目立つように!
キャリーケースは、似たような色・サイズのものが多いので、他の人の荷物と勘違いして持っていくケースがよくあるようです。
僕自身はオーソドックスな「黒」のキャリーケースで行ったのですが、荷物を受け取る場所で10分以上探す羽目になってしまいました。あらかじめキーホルダーをつけていたのですが、全く目立たず、探すのに苦労したんです。
特に黒や黄色のキャリーケースは他の人も持っている人が多いので、遠くから見ても「自分のだ!」とはっきりとわかるような目印をつけておきましょう。
当然だけどスマートフォンは使えない!
僕自身は「海外でも使えるだろう」と安易な考えでアメリカへ行ったのですが、当然のことながらスマートフォンは一切使えません。ドコモやソフトバンク、auなどの基地局があるわけでもないので、「圏外」で全く使えません。
僕の場合には現地の友達と一緒に行動をしていたので、スマートフォンで移動手段などを調べることもなかったのでよかったのですが、現地の友達やツアーガイドと行動するわけではないならば、海外でも使えるWi-Fiを持っていくことをおすすめします。
海外で使えるWi-Fiは、日本の空港でレンタルをすることができます。Wi-Fiを持っていくのは必須だと思った方がいいでしょう。忘れずにレンタルしていってくださいね!
スマートフォンを使える状態にするには
前章にて触れたように、ここからはWi-Fiを借りていなくても海外でスマートフォンを使うことができる方法を紹介します。
キャリアにもよりますが、1日最大で¥3,000近くのお金が必要になるので、おすすめできる方法ではありません。緊急用として覚えておいてください。
海外で使うためには「データローミング」に切り替える必要があります。設定の方法はスマートフォンの「設定」からできるので、なかなか簡単です。
今回はiPhoneの画面のスクリーンショットを掲載しながら、「データローミング」への切り替え方法を紹介します。
まずは「設定」の上部にある「モバイルデータ通信」をクリックします。
するとこの画面になるので、ここでは「通信のオプション ローミングオフ」になっていますので、「通信のオプション ローミングオフ」をクリックします。
下の画像の画面になったら、「データローミング」の右のボタンのようなものを押せば設定は完了です。
日本にいる間は「データローミング」がオフになっているはずなので、海外で利用する際には「データローミング」をオンにしましょう。
日本に帰国する際には「データローミング」をオフにすることを忘れないでくださいね。
なお、この方法はDocomoの場合のやり方です。大手キャリアではなく格安SIMの場合には、種類によって海外で使えるSIMもあるようなので、使っているSIMが海外でも使えるかどうかはあらかじめ確認しておきましょう。
格安SIMを使っている人は、海外のコンビニなどで販売されている「プリペイドSIM」もおすすめです。
まとめ
今回は、渡航当日の現地の入国審査を通過するまでの流れや注意点を紹介しました。ここまでの内容で特に重要になってくるのは以下の項目です。しっかりと頭に入れておいてください。
- チェックイン時間の1時間前に着くくらいに、余裕を持って家を出る。
- チェックイン時に座席がどこかをしっかりチェック。通路側の席がおすすめ。
- 機内で配られる「入国カード」は機内で記入する。
- キャリーバッグは自分のだとすぐにわかるように、少し恥ずかしいくらいに目立つようにしておくのがおすすめ。
- 海外でも使えるWi-Fiを借りておく(格安SIMユーザーは、現地のプリペイドSIMもおすすめ)。
僕自身は高校時代の修学旅行以外で初めて海外に行ったので、わからないことだらけで、「入国カードをすぐに書いた方がいいこと」や、「海外で使えるWi-Fiを持っていくこと」の重要性については、実際に現地に着いてから感じました。
現地に着いてから困ることがないように、この記事を参考にしながらあらかじめ準備をしっかりとしておきましょう。
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