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バスケ部を「辞めたい」と思っている人へ。辞めた僕の気持ちを伝えます。

「バスケ部を辞めたい」

そう思っている人も沢山いるのではないでしょうか?

僕自身は何度も辞めたいと思ったことがあります。何度も乗り越えてきましたが、大学時代には辞めるという決断をしました。

僕は辞めたいというあなたの気持ちに寄り添うことができると思っています。辞めたいと考えている人に向けて、僕の気持ちや辞めたいと思った当時の感情を記していきます。

「バスケ部を辞めたい」と悩んでいる人には最後までぜひ読んでいただきたいです。

バスケ部は辞めたいなら辞めればいい

まず始めに言ってしまうと、バスケ部を辞めたいと思っているのであれば辞めてもいいと思います。

正直な話をすると、将来的にプロになる可能性は確率的にもかなり低いですし、バスケで食べていくことは簡単なことではありません。それに、プロになっても30~40歳になったら引退をし、第二の人生を歩み始めることになります。

プレイヤーとしての時間の方が、プレイヤー以外での時間よりも短いので、現実的なことを考えたときに辞めるという選択肢は大いにありです。

お金の話をするのであれば、バッシュを買ったりウェアを買ったりする方が出費が多いので、バスケ部をすぐに辞めてバイトをするのもありだと思います。

僕はバスケ部を辞めた

正直な話をすると、僕は大学生になってから1年目の冬に部活を辞めました。部活はきついわけでもなく、自分の実力が足りなかったことを悲観したわけでもありません。

僕は自分の気持ちに正直になって、このまま部活を続けていてもバスケを楽しくプレイできない、だったら辞めてしまおうと思ったんです。

部活を辞めると周りからの冷たい目線が気になる

部活を辞める際に僕がかなり気にしたのは「部活を辞めた後の人間関係は?」「逃げたと思われるのかもしれない」ということです。

大学の場合にはまだいいかもしれませんが、中学・高校ともなると学校ではチームメイトだった人たちと毎日顔をあわせることになるため、かなり気まずいと思います。

その気持ちはよくわかりますが、辞めるという決断をしたら少なからずの気まずさを感じるのは当然です。僕も気まずくて、バスケ部を避けながら大学に通っていました。

でも、中には辞めたことを尊重してくれる人もいますし、今まで通り変わらずに接してくれる人もいますよ。あなたが思っている以上に、辞めても周りには優しい人がいてくれるんです。

ちょっとの辛抱です。

それに、バスケ部を辞めたところで死ぬわけではないですし、新しいことに時間を割けるようになるため、自分自身の可能性も広がるはずです。今の趣味に没頭する時間に当ててもいいんですよ。

バスケを想う気持ちは「やめたい」気持ちに負けてるの?

バスケ部を辞めるのは選択肢の1つですが、あなたのバスケに対する気持ちというのは、「辞めたい」という気持ちに負けてしまうほどなのでしょうか?

この記事を読んでくれている人が、どのくらいバスケを続けているのかはわかりませんが、今まで続けてきたということは、少なからずバスケに楽しさを覚え、自分の中で大切な存在になっていたのではないでしょうか?

これまでのバスケに対する想いが負けてしまうくらい、「辞めたい」という気持ちの方が強いのでしょうか?

まずは1度そこを考えてみてください。

葛藤にぶつかってもいい

僕自身は大学生でバスケ部を辞めようとした時に、様々な葛藤にぶつかりました。

「今まで続けてきたバスケを辞めていいのか?」

「バスケができなくなってもいいのか?」

「応援してくれた人への気持ちはどうなる?」

辞めたい気持ちはもちろんあったのですが、やはりバスケに対する思いも強かったんです。

そのため半年近くは部活を辞めるかどうか考えていました。なかなか踏み出せなかったんです。

でも今考えてみると、こういった葛藤が生まれることは当然のことだったと思います。

10年もバスケを続けてきて、たくさんの大会に出て楽しい思いも悔しい思いもしてきたわけです。言葉で言い表すことはできませんが、めちゃくちゃ大きな存在なんです。

そんなバスケ部を辞めるという決心は簡単ではありませんでした。

だから、悩んでいてもいいんです。たくさんの葛藤にぶつかってもいいんです。自分自身のバスケに対する想いとぶつかり合ういい機会なので、1度本気でバスケ部を辞めるか続けるか、考えてみてください。

バスケが与えてくれることはたくさんある

僕は、バスケは自分自身を豊かにしてくれる存在だと思っています。僕は10年ほどの現役生活のうち、全国大会に出たことがあるのは1回だけですし、県内でも中堅レベルの高校だったので、プロになれる可能性は非常に低かったと現役時代から感じていました。

それでも、僕にとってバスケは自分自身が熱中できるものだったし、一生関わっていく仲間が生まれたきっかけにもなりました。

バスケが与えてくれたことは、目に見えるものもあれば目に見えないものもありました。

もちろんいいことだけではありません。

苦しすぎて高校時代にバスケ部を辞めたいと思ったこともあれば、死にたいとすら思ったこともありました。監督を大嫌いになったこともありました。

でもそれがいつしか、自分の中で大きな経験として残っていくんです。

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、苦しい時期を一緒に乗り越えてきたチームメイト、言葉に出さずに僕自身を支えてくれた家族、喜怒哀楽を共に共有してきた大勢の人。

バスケをしているだけで、普通に過ごしているだけではわからないコトを経験できるんです。

まとめ:バスケ部を辞めたいなら辞めていい。

これまでの内容をまとめると、バスケ部をどうしても辞めたいなら辞めてもいいと思います。

しかし、バスケと向き合わずに辞めるという選択をするのだけは避けて欲しいです。

今まで経験してきたことや、バスケを通して感じることができた気持ち。目に見えない部分での成長をもっともっと見つめてみてください。

上手くならなくても、試合に出られなくても経験できることはあるんです。バスケをしていれば。

ぜひ、辞めたいという気持ちを抱いている人も、もう1度だけでいいので自分のバスケに対する気持ちと向き合ってみてください。

たどり着いた先の答えが「バスケを続けたい」であることを願っています。


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ABOUTこの記事をかいた人

小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。