スタメンに選ばれたけど、正直不安。僕(私)がスタメンでいいのかな。
スタメンに選ばれたことに対して、不安を抱えたことがある人も多いのではないでしょうか?
僕も中高生の時はありました。特に強豪と闘う時は緊張もしますし、不安を抱えることもありました。
ですから、スタメンに選ばれたことに対して不安を抱えている人の気持ちはわかるつもりです。
この記事は僕自身の経験や考えを元に書いています。
スタメンが不安な人にぜひ読んで欲しい内容です。きっと読み終えた頃には「よし!頑張ってみるか!」と思えてきますよ。
目次
「私なんかがスタメンでいいんでしょうか」
僕の所によくくる質問の1つに「私なんかがスタメンでいいんでしょうか」というものがあります。
僕なら、監督や指導者目線になって考えてみたときに「私がスタメンでいいのか」と悩んでいるプレイヤーがいたら、おそらくこのように声をかけると思います。
「選ばれてるんだから自信を持て」と。
なぜそのように言えるのか、一緒に考えていきましょう。
スタメンに選ばれる=監督に信頼されている
まず、スタメンに選ばれているということは、監督に信頼されているということになります。
スタメンというのはチームの中で5人しか努めることができません。そんな役割を任されているのですから、監督からの信頼がないわけがありません。
あなた自身を信頼しているからこそ、監督はあなたをスタメンに選んでいるんです。
あなたが監督になったとして
では、あなた自身が監督になったと仮定して考えていきましょう。
もしこんなプレイヤーがいたら、あなたはスタメンに選びたいと思いますか?
- 言うことを聞かないプレイヤー
- 指示通りに動かないプレイヤー
- 自分の考えを持っていないプレイヤー
僕だったら上記3つに当てはまるプレイヤーは、スタメンには選びません。控えとして使う分にはいいかもしれませんが、試合の出だしを任せるプレイヤーには選ばないでしょう。
言うことを聞かない・指示通りに動かないプレイヤー
監督の言うことを聞かなかったり、指示をしてもその通りに動かないプレイヤーは、チーム全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
と言うのも、チーム全体は監督の求める動きを実行しようとします。監督の指示をちゃんと守ります。
しかし言うことを聞かないプレイヤーは、チーム全体で守ろうとしている指示も守れないし、監督の求めている動きもしようとしません。
監督の求めることをやろうと努力するチームの中では、指示通りに動かないプレイヤーは調和を乱しかねない存在です。
自分の考えを持っていないプレイヤー
自分の考えを持っていないプレイヤーは、自主的にプレイすることができません。
例えば監督が「ドリブルを止めてしまったら必ずパスをしよう」とチームの決まりごとを設定したとします。自分の考えを持っていないプレイヤーは、自分がシュートを打てる場所でもパスを出すことになります。
自分の考えを持っているプレイヤーは、チャンスだと思ったらドリブルを止めてしまってもシュートに行くでしょう。
「ドリブルを止めてしまったら必ずパスをしよう」と言うのは、あくまでも極端な例ではありますが、自分の考えを持っていないプレイヤーは臨機応変に動くことができないため、何が起こるかわからない試合では非常に使いづらいプレイヤーです。
あなたなしではチームは成立しない
スタメンは、ただ実力があるから選ばれるわけではありません。
監督の要求に答えられたり指示通りに動くことができるプレイヤーであり、自分の考えを持って臨機応変に動けるプレイヤーです。
スタメンに選ばれていると言うことは、チームを代表するプレイヤーです。あなたなしではチームが成立しない、そうとも言えるでしょう。
「私なんかがスタメンでいいんでしょうか」と言っているあなたも、監督からの信頼を受けている・チームを代表するプレイヤーとしてふさわしいと思われているんです。
スタメンに選ばれたらもっとわがままになっていい
スタメンに選ばれたら、もっとわがままになっていいんです。わがままになると言うのは言葉を変えると「自己主張をはっきりとする」と言うことです。
味方に対して「ここに動いて欲しい」「この角度は得意だからパスが欲しい」などなど、自分がしたいプレイを味方に伝えましょう。
ですからスタメンに選ばれたら「私なんかがスタメンでいいんでしょうか」と悩んでいる時間はありませんよ。
チームの代表として選ばれているわけですから、チームの勝利のためには何をすべきなのかを常に考えて練習もしましょう。
まとめ
スタメンを怖いと感じる人はいるかもしれません。時折僕も怖いと感じることはありました。
しかし、チームの代表として選ばれている以上弱音を吐くべきではないですし、スタメンに選ばれなかったチームメイトの分もしっかりとプレイしなければいけないと言う、責任感が必要です。
責任感に押しつぶされてしまうこともあるかもしれません。でも、それは慣れていかなければいけないんです。
スタメンに選ばれてもバスケを続けていると言うことは、バスケが大好きでプレイしたいと思っているからです。バスケが好きでもないなら、スタメンに選ばれることがわかったらバスケを辞めるかもしれないですし、そもそもスタメンに選ばれることはありません。
バスケが好きで今までの練習を頑張ってきたあなただからこそ、スタメンに選ばれているわけです。
自分のできることを精一杯やって、チームのためにプレイしてみてください。スタメンに選ばれたあなたならできますよ。