メンタルはどうやって鍛えればいいの?実体験を元にした、メンタルの鍛え方が知りたい。
さて今回は、メンタル面を鍛える方法を知りたい人に僕自身の実体験を元に、どのようにしてメンタルを鍛えればいいのかを紹介していきます。
GoogleやYahoo!で「メンタル 鍛え方」と調べてみると、おそらくたくさんの検索結果がヒットすると思いますが、自分自身の体験を元にしているコンテンツはあまりありません。
しかしながら、この記事は僕の実体験を元にした内容なので、非常におすすめしたい方法です。
目次
そもそもなぜメンタルを鍛えなければいけないのか?
そもそもなぜ、メンタルを鍛えなければならないのかというと、メンタル次第でバスケが上手くなるかどうかが変わってくるからです。
当サイトClutchTimeでは、メンタル面に関する記事をたくさん書いていますが、それは僕の経験に寄るところが大きい要因です。
僕はメンタル面を鍛えているとは気づかずに、自然と鍛えられていたのですが、メンタル面が鍛えられることで練習の質も変わり、自分でも目に見えてわかるくらいにバスケが上手くなっていきました。
僕が実践したメンタルの鍛え方
ここからは、僕が実践したメンタルの鍛え方を紹介していきます。僕は中学生の時に知らず知らずのうちにメンタルが鍛えられていたのですが、それは知人の「周りに合わせるな」という言葉がきっかけです。
この言葉を聞いた当時は全く意味がわからなかったのですが、言葉の通りに「周りに合わせない」で練習し続けたことで、いつしかメンタルが鍛えられていました。
かなり抽象的な言葉ですが、僕なりの解釈を踏まえながら実際にどのように練習に活かしていたのか紹介していきます。
例えばラントレ
ラントレーニングの際に周りに合わせず行っていたのは、「走る距離を長くする」ことです。
例えばコートの真ん中にあるセンターラインで折り返す場合には、センターラインよりも1m奥まで走って折り返すなど、周りの人たちが走る距離よりも、少し長く走るようにしていました。
例えば対面シュート
対面シュートの際に周りに合わせずに行っていたのは、「誰よりもシュートを決める」ことです。
対面シュートは、基本的にチームメイト全員で50本なり100本決めきるまで行う練習メニューですよね。その際に、誰よりも多くシュートを決めることを意識していたのです。
例えば誰かが5本だったら、最低でも6本以上決めると自分自身に約束したり、達成できなかったら自分自身にペナルティを課すようにしていました。
実践:練習中に常に自問自答する
練習中に、常に「今自分は周りに合わせていないか?」と自問自答してみてください。
例えば練習にコーチが来ていないからと言って、周りのチームメイトと一緒になって適当に練習をしていないでしょうか?そんな時は心を鬼にして、あなただけでもいいのでしっかりと本気で練習に取り組んでください。
「周りに合わせない」姿勢を貫いていれば、あなたの実力は伸びてきますし、チームメイトはあなたの成長を感じることでしょう。
チームメイトからの信頼を得ることもできるので、根気よく「周りに合わせない」ことを意識して練習してみてください。
メンタルを鍛えることでどう変わったのか
メンタルを鍛えると、一体何がどのように変わるのでしょうか?
恐らくほとんどの人は「練習をたくさんやることが大事」「スキルを身につけることが優先」と考えるかもしれませんが、僕自身はそうではないと思っています。
練習をすることもスキルを身につけることも大事ですが、それよりもまずはメンタルを優先的に変えていかなければ意味がありません。
僕のメンタルが鍛えられる前と鍛えられた後で、どのような変化があったのか実体験を元に紹介していきます。
バスケに取り組む熱量が変わった
まず、バスケに取り組む姿勢・熱量に変化を感じるようになりました。
この記事で紹介しているメンタルの鍛え方を実践する前から、もちろんバスケは好きでしたが、メンタルが鍛えられることで好きとは別物の気持ちが芽生えるようになったんです。
特に、勝利への執着が強くなった点を感じました。練習でも試合でも負けてしまったら、どうすれば勝てるようになるのか、現状の力で相手に勝つためには何をすればいいのか、頭を使って考えるようになったんです。
それまでは身体能力に頼っていた部分があったため限界がありましたが、プレイの仕方を頭を使って考えてみることで、身体能力に頼らない戦い方ができるようになりました。
満足しないようになった
メンタル面を鍛えていたら、いつしか僕は練習に満足をしないようになりました。
例え練習が上手くいったとしても、「もっとできる」「まだまだダメだ」と向上心を常に持ち続けることができたのです。
満足をしていたら、それ以上に成長することはありません。上手くいった練習やプレイがあった時は、上手くできたと認めることも大切ですが、そこで満足するのではなくさらに上手くこなすためには何をすればいいのか、別のプレイの仕方もあったんじゃないか、と常に考え続けることが大切です。
個人の練習量が増えた
常にチーム練習で「周りに合わせない」ことを意識し続けていたら、知らず知らずのうちに個人の練習量が増えていきました。
僕は自宅の敷地にリングが設置されているので、土日のチーム練習が終わった後は毎日1時間シューティングを欠かさず行っていました。
先ほど「メンタルを鍛えることが優先」という話をしましたが、結局のところメンタルを鍛えたとしてもプレイに活かすことができなければ意味がありません。
プレイに活かすためにも、練習に取り組み練習量を増やすことも大切なことです。メンタルが鍛えられていると「だるいな」「面倒だな」と思いながら練習することは一切無くなります。「練習したい」という気持ちに変わるため、スキルの吸収も早くなるんです。
絶対に上手くなる練習方法なんてない
多くの人が勘違いしているのですが、万人が絶対に100%上手くなる練習方法というものは存在しません。これは、声を大にして伝えたいことです。
SNSなどを見ていると「もっといい練習方法があるはずだ」「自分に合う練習方法があるはずだ」と言っている人がいます。残念ながら、この人たちが成長する可能性は低いでしょう。
誰もが絶対に上手くなる練習が存在しないわけですから、今ある自分自身が知っている練習で上手くなるために工夫しなければならないのです。
練習量を増やしたり、取り組み方を変えてみたり、今の練習に工夫を加えてコツコツと続けることが大切なわけです。
まとめ
最後にも紹介したのですが、誰もが上手くなる練習方法というのは存在しません。この記事を最後まで読んでくれたあなたには、絶対に忘れないでいただきたい内容です。
誰もが上手くなる練習があるわけでもないのに、なぜ上手い人と下手な人の差ができるのかというと、それは間違いなく練習への取り組み姿勢や個人の練習量の差にあると僕は思っています。
練習への取り組みや、バスケに対する向上心を抱くためには、メンタル面を鍛えることが大切です。
ぜひ、この記事でも紹介している「周りに合わせない」ことを常に頭に入れながら練習に取り組んでみてください。