現地時間6月21日に開催されたNBAドラフトで、1巡目9位で指名された八村塁選手。指名されたワシントン・ウィザーズとはどんなチームなのでしょうか?
All smiles from the newest Wizard. pic.twitter.com/14c8ZBx04w
— Washington Wizards (@WashWizards) June 21, 2019
(トップ画像出典:Washington Wizards 公式ツイッター)
目次
八村塁がNBAドラフトで指名されたワシントン・ウィザーズって?
ワシントン・ウィザーズは、その名前にもある通りアメリカの首都であるワシントンに本拠地を構えているチームです。
1961年に創設された歴史のあるこのチームは、以前はシカゴやボルティモアに本拠地を構えていたのですが、ワシントンに移ってきたのは1974年のこと。
過去には1978年にNBAチャンピオンに輝いた実績も持っています。
ワシントン・ウィザーズから八村塁が指名される予想はあまりなかった
2019年のドラフトで八村塁選手が1巡目指名確実と言われる中で、ワシントン・ウィザーズから指名されるという予想はほとんどされていませんでした。
有識者でもあまり予想できなかった出来事と言えますが、今回八村塁選手を指名したワシントン・ウィザーズの暫定GMトミー・シェパードはこのように話しています。
Wizards interim GM Tommy Sheppard on Chauncey Billups comparing No. 9 pick Rui Hachimura to Kawhi: “Chauncey’s my guy, too. He didn’t have to do that to the kid.”
More here from Sheppard in his first ever media availability with his current title: pic.twitter.com/UiWoRou8dg
— Fred Katz (@FredKatz) June 21, 2019
八村塁選手を、2019年のNBAファイナルでMVPに輝いたクワイ・レナードに例えた、 元NBAプレイヤーであるビラップスのコメントについて
「身体つきで様々な共通点はあるけれど、彼(レナード)になるまでの道のりがある。物静かで、プレイで証明するところは似ているかもしれないね。」
八村塁選手が例えられたクワイ・レナードは、ディフェンスでもオフェンスでも一級品のプレイをすることで知られており、俗に「two-way Player」と呼ばれています。(オフェンスとディフェンスに優れているプレイヤーのこと)
八村塁選手はディフェンス面での改善が必要と言われていますが、レナードと同じように中距離からのジャンプシュートや、寡黙ながらもプレイで証明する姿が、八村塁選手がレナードに例えられた所以でしょう。
個人的には、八村塁選手がゴンザガ大学で証明してきた「成長」が、評価されたのではないかと考えています。
過去にはあの”神様”マイケル・ジョーダンも在籍していた!
ワシントン・ウィザーズには、実は以前”バスケの神様”マイケル・ジョーダンも在籍していたんです!6度の優勝を飾ったシカゴ・ブルズのイメージが強いマイケル・ジョーダンですが、2000年代に2シーズンだけ在籍していました。
34歳の時に引退をしたのですが、38歳になった2001年にウィザーズに加入しました。
ワシントン・ウィザーズで過ごした2シーズンでも、マイケル・ジョーダンは1試合の平均得点が20点を超えており、40歳手前とは思えないほどの活躍をしていたんですよ。
一部報道では、八村塁選手はマイケル・ジョーダンがオーナーを務めるシャーロット・ホーネッツに指名されるとも言われていた中でのワシントン・ウィザーズからの指名でした。
マイケル・ジョーダンとなんらかの運命を感じてしまいますよね。(完全なこじつけですが・・・。)
ワシントン・ウィザーズに所属していた往年の名プレイヤー
ワシントン・ウィザーズに所属していた、往年の名プレイヤーを一部紹介します。
- ウェス・アンセルド
- アール・モンロー
- エルビン・ヘイズ
- ガス・ジョンソン
- マヌート・ボル
- モーゼス・マローン
- ミッチ・リッチモンド
- リチャード・ハミルトン
- ベン・ウォーレス
- マイケル・ジョーダン
- ギルバート・アリーナス
19-20シーズンのワシントン・ウィザーズのプレイヤー
八村塁選手がプレイするワシントン・ウィザーズの19-20シーズンはどんなプレイヤーがいるのでしょうか?
- ジョン・ウォール
- ブラッドリー・ビール
- イアン・マヒンミ
- トロイ・ブラウン・Jr
- ジャバリ・パーカー
こちらはあくまでも、6月21日時点での推測です。2019年に完全FAにならないプレイヤーと、チームオプションになっているプレイヤーを選定しました。
八村塁選手はスモールフォワード(SF)とパワーフォーワード(PF)にてプレイするものと思われますが、スモールフォワードの場合にはスターティングメンバーになる可能性も十分にあるでしょう。
「完全FA」や「チームオプション」に関する詳しい内容は以下の記事で紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。
八村塁はワシントン・ウィザーズでどんな役割を担う?
八村塁選手の所属するワシントン・ウィザーズには、素晴らしい点取り屋であるジョン・ウォールとブラッドリー・ビールが在籍しています。
八村塁選手は自分自身でゲームメイク、コントロールをすることが得意な訳ではないので、ジョン・ウォールやブラッドリー・ビールにその点を任せられるのは、大きなメリットでしょう。
そんな彼ら2人の負担を軽減させられるような、3人目の点取り屋としての活躍が求められるのではないでしょうか。
ワシントン・ウィザーズのプレイスタイルにフィット?
八村塁選手は、ワシントン・ウィザーズが取り入れるようになったコートを広く使うオフェンスにマッチしているでしょう。
2018-19シーズンのワシントン・ウィザーズは、主力の怪我によってシーズンを通して3Pシュートを得意とするプレイヤーが、センターポジションを務めていました。
八村塁選手は3Pシュートや中距離からのシュートも打てますし、ゴールに近いインサイドのエリアでも十分に闘える力を持っていますので、センターポジションのプレイヤーと良好な関係を築けるかもしれません。
NBAでは3Pシュートの改善が必須
ただアウトサイドでもインサイドでもプレイできるとはいえ、3Pシュートの精度をさらに高めなければチームの第3の点取り屋にはなれないかもしれません。
ワシントン・ウィザーズには上述しましたが、ジョン・ウォールとブラッドリー・ビールという試合をコントロールできるスタープレイヤーが2人在籍しています。
彼らが1on1などで仕掛け、八村塁選手をフリーにした時に、確実に決められる3Pシュートの精度がなければ厳しい戦いになるでしょう。
八村塁のユニフォームが公式サイトに!
2019年NBAドラフトが開催されてから間も無く、八村塁選手のユニフォームがNBAの公式サイト上で既に販売されていました。
背番号に関しては何番になるかは、まだわかりませんが「00」の状態のユニフォームが販売されています。
契約締結時にはユニフォームの背番号も決まるものと思われます。なお、Amazonではユニフォームはまだ販売されていませんでした。
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まとめ
今回は、八村塁選手が1巡目9位で指名されたことで注目を集めている、ワシントン・ウィザーズについて紹介してきました。
日本のバスケファンの、ワシントン・ウィザーズに対する注目度はどんどんと高まっていくものと思われますので、ぜひあなたも一緒にワシントン・ウィザーズを応援しましょう!