「おすすめのバスケスクールはどこ?」
「初心者の子供にバスケを習わせるなら、どこのスクールがいいんだろう?」
この記事では、そんなあなたの悩みを解決すべく、全国各地で開催されているおすすめのバスケスクールを5つピックアップしました。
本記事を参考に、お子様が通うバスケスクールを選んでみてください。
目次
プロになるまでの大まかな流れ
全国各地にあるスクールを紹介する前に、まずはプロになるまでの大まかな流れについて簡単におさらいしておきましょう。
全体像を把握しておいた方が、今後お子様をどのようにステップアップさせていけばいいかが明確になります。
今回あなたが知りたいと思っている「スクール」にもつながる内容ですので、しっかりと読んでいただくことをおすすめします。
プロになるまでの流れといえば、一昔前までは「ミニバス→中学部活→高校部活→大学部活→プロ」この流れが主流でした。
しかしながら、近年はプロリーグがBリーグに一本化されたことなどを受け、別の流れが出来つつあります。
- クラブチーム / ユースチーム→高校部活→大学部活→プロ
- クラブチーム / ユースチーム→大学部活→プロ
- 海外の高校・大学→プロ
特に小学生・中学生の頃にクラブチームやBリーグのトップチームの下部組織であるユースチームに所属してスキルを磨き、全国でも強豪の高校・大学に進学を果たしてプロへ進むという流れが出来つつあります。
2020年、宮城県の明成高校をウインターカップ優勝に導いた山崎一渉選手も、千葉ジェッツのU15チームに所属していました。
クラブチーム / ユースチームに入るにはトライアウトを受ける必要がある
確かに考え方としてはあっていますが、誰でも所属できるというわけではありません。チームにもよりますが入団するためのトライアウトが設けられているところもあります。
トライアウトに合格しなければならないため、いきなり初心者の状態からクラブチームやユースチームに所属できるとは限らないのです。
ですから、トライアウトを受けて合格するためにも、ミニバスやスクールに通うなどしてある程度の力を身につけておく必要があります。
ミニバスよりスクールがおすすめ
ミニバスやスクールに通って力をつけるべきと説明しましたが、果たしてどちらの方が良いのでしょうか?どちらにも良い点・悪い点が存在しますが、僕としてはスクールをおすすめします。
その理由を3つの観点から紹介しましょう。
1,トライアウトの時期に合わせてスケジュールを調整できる
クラブチームやユースチームのトライアウトは、いつ開催されるかわかりません。ミニバスに所属していると、例えばチームの練習や試合と被る可能性もあるので、感情的になかなか抜け出しにくくなります。
一方で、スクールは基本的に親同士の関係や試合のことを考えなくてもいいので、罪悪感も感じにくくなります。定期開催されているスクールだとしても、練習に欠席することに対する心理的なハードルは低いでしょう。
また、単発開催のスクールであればトライアウトがある際には申し込まなければいいだけ。
ミニバスに比べてスケジュールの調整がしやすい点は、スクールの大きな特徴です。
2,個人スキルを磨くことに特化した指導を受けられる
ミニバスの場合、プレイヤーのお父さんお母さんがコーチをしていることも多々あるので、専門的な知識・スキルを持ち合わせていない可能性があります。
一方で、スクールには専門的な知識・スキルを持ち合わせたコーチが在籍しています。ですから、個人スキルを磨くことに特化した指導を受けられるのです。
バスケを始めたばかりの頃は、まずはスキルを磨くよりもボールに慣れ親しんだり楽しんだりすることが大切ですが、後々は当然ながらスキルが必要になってきます。
早い段階からスキルを身につけることに特化した環境にどっぷり浸かれば、きっとあなたのお子様も早くスキルアップしてくれるはずです!
スクールに専門的な知識・スキルを持ち合わせたコーチが在籍している理由は、スクールは売り上げ・利益を出さなければいけないから。
スクール側はボランティアでやっているわけではないので、継続的に利用してもらったり第二子第三子にもきてもらったりして、売り上げを立てていく必要があります。
ですから、「このスクールだったらスキルが身に付くな・上手くなるな」と思ってもらうためにも、専門的な知識・スキルを持ち合わせたコーチに指導をしてもらった方が良いわけですね。
3,親同士の関係がほとんどない
そして「親同士の関係がほとんどない」というのは、かなり大きなメリットです。ミニバスの場合には、体育館の開け閉め・戸締り、準備・片付け・備品の買い出しなどをすることもあります。
試合の日には子供たちを送迎することもあるので、親同士のコミュニケーションが必要になってくるわけですね。
親の中には自分よりも年上の方や年下の方もいるので、話が合わなかったり意見が食い違ったりすることも多々あります。
そういったしがらみがスクールにはありません。お子様がバスケの力を身につけることに、保護者であるあなたも当事者であるお子様も集中できるのです。
以上3点の理由から、未就学児・小学生のお子様にはスクールで力を身につけることをおすすめします。
次章から、全国各地で開催されているおすすめのバスケスクールを5つ紹介します。
おすすめのバスケスクール:バスケットボールスクール ハーツ
まず1つ目は、「バスケットボールスクールハーツ」です。全国約400ヶ所、約6,900人以上が通っているバスケスクールで、規模の大きさが特徴です。
全国30都道府県で開催されているため、住んでいるところの近くでスクールが開校されている可能性があります。
その他の多くのスクールは、首都圏やBリーグチームがある地域でしか開校されていないこともありますが、ハーツならば北は北海道・南は宮崎県まで開校されているのが強みの1つ。
市町村によって開校されているかどうかが異なりますし、月会費も開催場所によって異なるので、公式サイトで1度ご確認・お問合せください。
- 入会費:¥8,300(税込)
- 年会費:¥8,080(税込)
- 月会費:¥7,000〜¥8,000前後
※月会費は、開催場所によって異なります。
※兄弟で会員になる場合には、2人目以降の入会費が¥800になります。
おすすめのバスケスクール:スポルディング
2つ目は、世界No.1バスケットボールギアブランドであるスポルディングが運営するスクールです。
正式名称は「スポルティングバスケットボールアカデミー」。主に関東圏内の複数箇所で開催されており、会場によって1ヶ月あたりの開催回数は異なります。
バスケットボールギアブランドだからこそ、質の良い環境でバスケットボールができるのが特徴。
入会すると、特製のリバーシブルシャツがもらえたり、会員優待価格でスポルディングのグッズを購入できたりするのは、バスケットボールギアブランドならでは。
レベルを引き上げてくれるグッズを、周りの家族が購入している値段よりも安く購入できるので、たくさんお子様に還元でき、スピーディーにレベルアップしてくれることでしょう。
より詳しい内容は公式サイトをご覧ください。
- 入会費:¥5,500(税込)
- 年会費:¥5,500(税込)
- 月会費:¥4,000(税込)〜¥7,590(税込)
※月会費は、開催校によって異なります。
おすすめのバスケスクール:ミズノバスケットボールスクール
3つ目はミズノが運営している「ミズノバスケットボールスクール」です。
バッシュやウェアなど、バスケットボールグッズをはじめスポーツグッズを幅広く取り扱っているミズノが、後ほど紹介する「bjアカデミー」やBリーグの「大阪エヴェッサ」と一緒に運営しているスクール。
全国15都府県で開催されており、特に大阪を中心とした関西圏での開催が多いのが特徴です。
そのほか、Bリーグの「千葉ジェッツ」や「滋賀レイクスターズ」とも共同で開催しており、千葉県や滋賀県でも開催されています。
詳しい内容は公式サイトをご覧ください。
- 入会費:¥3,300(税込)〜
- 年会費:¥3,300(税込)〜
- 月会費:¥5,500(税込)〜
※月会費は、開催校によって異なります。
おすすめのバスケスクール:Bリーグチームが運営するスクール
4つ目は、Bリーグのチームが運営するスクールです。
先ほどから紹介している「クラブチーム・ユースチーム」とは全くの別物で、Bリーグチームが運営しているスクールに関してはトライアウトもありません。体験会を経て入会することが可能です。
全国各地にBリーグチームはありますが、スクールを開催しているチームと開催していないチームがありますので、お住まいの近くのBリーグチームに問い合わせてみてください。
公式サイトはこちら
おすすめのバスケスクール:bjアカデミーバスケットボールスクール
5つ目は、一般社団法人バスケットボールジャパンアカデミーが開催している「bjアカデミーバスケットボールスクール」です。
スクールとクラブチーム活動の2つの活動方法がありますが、クラブチームはトライアウトが必要なのに対し、スクールは体験会を経て入会可能です。
全国各地でスクールを開催しているので、まずは住んでいる地域でスクールが開催されているかどうかを、公式サイトから確認してみてください。
まとめ
プロのスポーツ選手になるというのは、子供であれば誰もが思い描く夢です。僕自身も、小学生の頃はプロバスケットボールプレイヤーを目指していました。
きっとあなたのお子様もそう思っているかもしれませんし、何より保護者であるあなたが強く願っているかもしれません。
以前はミニバスに所属して、地域の公立・私立中学に通うというのが主な流れでしたが、近年はスクールに通いながらクラブチームなどに所属し、強豪高校・競合大学に進学するという流れもできつつあります。
ぜひお子様のためにも、全力のサポートをしてあげてください。周りの子供たちよりももっと活躍するプレイヤーになってもらうためにも、早いうちから動き始めることをおすすめします。