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年に1度の祭典【NBAオールスター】のイベント・注目ポイントまとめ

NBAのオールスターっていつ開催されるの?
八村選手はオールスターゲームに出られたりするかな?

毎年2月に開催される、NBAの祭典「NBAオールスター」。スーパースターが一堂に会すビッグイベントで、ファンにとってはまさに”夢の時間”とも言えるでしょう。

今回は、そんなNBAオールスターの日程やイベント、八村塁選手がオールスターに関連するイベントに参加できるのかどうかについて、触れていきます。

(出典:2020NBA All-Star Twitter公式アカウント)

NBAオールスターはいつ開催される?

NBAのシーズン中のビッグイベントといえば、真っ先に思いつくのが「NBAオールスター」ですよね。普段は敵として闘うスーパースターの共演が見られるオールスターは大人気。

NBAオールスターは、基本的に2月の中旬に開催されています。全82試合あるレギュラーシーズンの、ちょうど中間あたりに配置されているのがオールスターウィークエンドです。

「NBAオールスター」と言うと本戦のオールスターが出場する試合だけのように思われますが、実際は週末を利用して様々なイベントが行われる祭典ですので、「オールスターウィークエンド」と言われています。

続いて、オールスターウィークエンドのスケジュールを紹介していきます。

NBAオールスター初日:ライジングスターズ

オールスターウィークエンドの初日のビッグイベントは、NBAのルーキー&2年目のプレイヤーが出場する「ライジングスターズ」。

ライジングスターズは、アメリカ出身のプレイヤーで構成された「U.S.チーム」と、アメリカ以外の出身のプレイヤーで構成された「ワールドチーム」が対戦します。

以前は、ルーキーチームとソフォモア(2年目)チームとに別れて試合を行なっていました。

ライジングスターズは、将来のNBA界を背負っていくスター候補生が集うため、オールスターゲームと同様にこちらも人気が高いんですよ。

日本人の期待の星、八村塁選手も2020年・2021年のライジングスターズには、ワールドチームの一員として出場するかもしれません。

日本の至宝「八村塁」の経歴や輝かしい実績をまとめてみた。

2019年4月16日

NBAオールスター2日目:スキルズチャレンジ

オールスターウィークエンドの2日目には、いわゆる3つの「コンテスト」が開催されます。先陣を切って行われるのは、ドリブルやシュート、パスのスキルを競う「スキルズチャレンジ」です。

オールコートを使って、バスケそのもののスキルを競うコンテストで、近年はインサイドを主戦場とするパワーフォワードやセンターのプレイヤーも出場するようになりました。

ただ、やはりドリブルやパスのスキルはガードのプレイヤーが総じて上手いため、ガードのプレイヤーとインサイドのプレイヤーとの闘いが、1つの見どころです。

NBAオールスター2日目:3Pコンテスト

スキルズチャレンジの後に行われるのが「3Pコンテスト」。1分以内に5ヶ所から合計25本の3Pシュートを放ち、シュートが入った点数を競う非常にシンプルなコンテストです。

ただ3Pコンテストにはちょっとした特別なルールがあるんです。それが「カラーボール」。カラーボールは1本シュートを決めると2点(通常のボールは1点)として加算されるため、コンテストにおいて非常に重要な役割を担います。

以前は5ヶ所全ての場所において、通常のボールx4、カラーボールx1が用意されていました。

しかし近年は5ヶ所のうち1ヶ所を、カラーボールx5とするルールになり、全てカラーボールが配置されているポイントからのシュートがさらに重要になったのです。

カラーボールが勝敗を大きく左右する3Pコンテストは、NBA屈指の3Pシューターが鎬を削ります。

NBAオールスター2日目:ダンクコンテスト

2日目のトリは「ダンクコンテスト」です。その名の通り、ダンクを披露して特典を競い合うコンテスト。5人の審査員が、それぞれ10点満点でコンテスト参加者のダンクを採点していきます。

時に車を飛び越えたり、何人もの壁を飛び越えたりと、独創的なダンクが飛び出すのもダンクコンテストの魅力の1つです。

NBAを代表する身体能力自慢たちが集うダンクコンテストは、オールスター前夜祭を最高に盛り上げてくれるイベントです。

スキルズチャレンジ、3Pコンテスト、ダンクコンテストは土曜日の夜に開催されることから、「サタデーナイト」とも言われています。

NBAオールスター3日目:オールスターゲーム

3日目、オールスターウィークエンドの大トリを飾るのが本戦「オールスターゲーム」です。言わずもがな、NBAのスーパースターの一生に一度の共演が見られる、夢の時間といっても過言ではありません。

普段は敵同士として闘うプレイヤーが、夢の共演を見せてくれますよ。

特に近年はメンバーの選考方法が変わった(※後ほど詳述します。)ため、今まで以上に見られるはずのなかった共演が見られるようになり、ファンとしては最高の時間となっています。

オールスターゲームの見どころは派手なダンクやコンビネーションプレイもさることながら、試合が終盤に近くにつれて上がっていく激しさ。各チームのエースが集うオールスターゲームの、試合終盤のやり合いは見ものです。

スターの共演だからこそ見られる攻防にもぜひ注目してください。

NBAオールスターのメンバー・チーム選考

この章では、近年変わってきたNBAオールスターのメンバー・チーム選考について紹介していきます。メンバー選考に関しては以前と変わりありませんが、チームの選考方法に違いがあります。

まずは、メンバーの選考方法から見ていきましょう。

メンバー選考
  • スターター(5人):ファン投票、プレイヤー投票、バスケットボールメディア投票の順位を加味して決められる。
  • リザーブ(7人):ヘッドコーチ投票によって決められる。

ウェスタンカンファレンスとイースタンカンファレンスから、それぞれ12名ずつが選出。

プレイヤーの中ではファン投票やプレイヤー投票によってスタメンに選ばれるのは当然嬉しいのですが、ヘッドコーチ投票によって選出されることの方が名誉なことだとと話しているプレイヤーもいます。

上記の方法でメンバーが決定され、続いてチームの選考へと入っていきます。

以前のチーム選考

各カンファレンスで選出されたメンバーでチームを組んでいた。(ウェスタンカンファレンスvsイースタンカンファレンスとして闘う。)

2018年オールスター以降のチーム選考

各カンファレンスでファン投票トップになったプレイヤーがキャプテンとなり、選出されたキャプテンを除く22名をキャプテンが交互にドラフトしていく。

まずスターターを4人選んだ後、リザーブとして選出された全14名の中から7人をドラフトする。

2018年のオールスターから、チームの選考方法が変わり、従来のようにカンファレンス同士で闘うということはなくなりました。

そのため、今までカンファレンスが違うことで同じチームになれなかったプレイヤー同士が、同じチームで闘うことができるようになったのです。(例:2018年のレブロンとデュラント)

2019年のNBAオールスターの場合

2019年のNBAオールスターのここで振り返りましょう。シャーロットにて開催された2019年オールスターの各イベントのMVP受賞者、優勝者は以下の通りです。

  • ライジングスターズ:カイル・クズマ
  • スキルズチャレンジ:ジェイソン・テイタム
  • 3Pコンテスト:ジョー・ハリス
  • ダンクコンテスト:ハミドゥ・ディアロ
  • オールスターゲーム:ケビン・デュラント

2019年のNBAオールスターゲームでは、通常通り投票によって合計24名が選出されたのですが、特別枠として2018-19シーズン終了後の引退を表明していたドウェイン・ウェイドと、ダーク・ノヴィツキーが選出されました。

ダーク・ノヴィツキーは、オールスター出場前に「2018-19シーズンで引退する」という旨を表明していなかったため、様々な憶測が飛び交いました。結果として、2018-19シーズン終了後に引退しています。

NBAオールスターの歴代MVP受賞者

NBAオールスターゲームは、スーパースターが集結する夢のような試合ですが、このオールスターゲームでMVPを獲得するプレイヤーは、スーパースターの中のスーパースターと言えるでしょう。

今回は2000年代以降の、NBAオールスターゲームの歴代MVP受賞者を紹介します。

  • 2000年:シャキール・オニール&ティム・ダンカン
  • 2001年:アレン・アイバーソン
  • 2002年:コービー・ブライアント
  • 2003年:ケビン・ガーネット
  • 2004年:シャキール・オニール(2)
  • 2005年:アレン・アイバーソン(2)
  • 2006年:レブロン・ジェームズ
  • 2007年:コービー・ブライアント(2)
  • 2008年:レブロン・ジェームズ(2)
  • 2009年:シャキール・オニール(3)&コービー・ブライアント(3)
  • 2010年:ドウェイン・ウェイド
  • 2011年:コービー・ブライアント(4)
  • 2012年:ドウェイン・ウェイド
  • 2013年:クリス・ポール
  • 2014年:カイリー・アービング
  • 2015年:ラッセル・ウェストブルック
  • 2016年:ラッセル・ウェストブルック(2)
  • 2017年:アンソニー・デイビス
  • 2018年:レブロン・ジェームズ(3)
  • 2019年:ケビン・デュラント(2)

※カッコ内は受賞回数

同じ大会の中で2人のプレイヤーが受賞することもあるんですね。また、よく見ると複数回受賞しているプレイヤーもいます。

やはり、当然ながら誰もが知っているNBAのスーパースターたちが、オールスターゲームのMVPも受賞していることがわかります。

NBAオールスターに参加しないプレイヤーは何をしているの?

NBAオールスターは、当然イベントに参加するプレイヤーがフィーチャーされています。そんなとき、イベントに参加しないプレイヤーは何をしているのでしょうか?

プレイヤーは個々人で様々な過ごし方があります。練習をしているプレイヤーもいれば、家族と過ごしているプレイヤーも、バカンスをしているプレイヤーもいます。

シーズン中とは言え、ある種オールスターウィークエンドは「休暇」ですので、それぞれが思い思いの時間を過ごしているようです。

オフシーズン中とは違い休暇も短いので、海外へと出かけるプレイヤーは少ないようです。オールスターウィークエンドに期間中は、ラスベガスにNBAプレイヤーが出没するという噂もありますよ。

NBAオールスターはバッシュにも注目!

NBAオールスターゲームは、試合にももちろん注目して欲しいのですが、併せて注目してもらいたいのがプレイヤーのバッシュです。オールスターゲームは、いつも以上に個性溢れるバッシュがお披露目されます。

オールスターゲームで着用されるバッシュは、非売品であるケースが多いので実際に購入するのは難しいかもしれませんが、注目してみると「こんなデザインもあるんだ!」と新たな発見ができるかもしれません。

NBAオールスターに併せてスニーカーが開発されることも

NBAオールスターは年に一度のお祭りですので、スポーツメーカーも動きを見せてきます。例えばナイキは、「ジョーダンブランド」からオールスターゲームに合わせたスニーカーを発売しています。

バッシュも開発され発売されることがありますので、スニーカー好きはチェックしておくといいですね!

八村塁選手はジョーダンブランドと契約を結んでいますので、将来的に彼がシグネチャーモデルのスニーカーやバッシュが発売されることもありそうです。

NBAオールスターモデルのソックスが販売されている

NBAオールスターの際には、スニーカーやバッシュだけではなく、オールスターゲームのロゴがあしらわれたソックスも販売されます。

毎年毎年オールスターゲームはロゴが変わりますので、オリジナルのソックスを手に入れるのもいいですよね。

ド派手なソックスから、普段の練習などでも使えるシンプルなソックスまで幅広く取り扱われているので、お気に入りのソックスを足に通すのもおすすめです。

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まとめ

年に1度の夢の祭典「NBAオールスターゲーム」は、とにかくファンもプレイヤーも楽しめるイベントです。

レギュラーシーズンの最中に行われていながらも、リラックスした表情のプレイヤーを観られますし、普段なら実現しないはずの共演や2ショットも観られるので、まさに”夢の祭典“と言っても過言ではありません。

NBAオールスターは、ルーキーや2年目のプレイヤーが出場する「ライジングスターズ」もありますし、八村塁選手の出場にもぜひ期待したいですね!

オールスターウィークエンドで開催されるイベントは、Rakuten NBA SpecialとNBAリーグパスでも観られるので、興味のある人はぜひとも加入・登録することをおすすめします。

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ABOUTこの記事をかいた人

小学3年から10年間現役を続け、中学2年時にはジュニアオールスターにも出場。現在は年間100試合以上BリーグやNBAの試合を観戦している。大好きなチームはロサンゼルス・レイカーズ。大好きなプレイヤーはコービー・ブライアントとKCP。