バスケ全般に関係のある用語が知りたいな。
今回は、バスケ全般に関係のある用語を紹介していきます。オフェンスやディフェンスに関係するバスケ用語は以下の記事を参考にしてください。
あなたが知りたかった用語もきっと見つかります。それでは早速本題へと入っていきましょう。
コートに関するバスケ用語
まずは、バスケを行うコートに関する用語を紹介していきます。
オールコート(フルコート)
オールコート、またはフルコートは、画像の赤い部分全てこのことを指します。要は、コート全体のことを言うのです。
ディフェンスの時に行うオールコートプレスは、このコート全体を使ってプレッシャーをかけるディフェンスの方法です。
ハーフコート
ハーフコートは、半分のコートのことを言います。
ハーフコートを指す時には「ハーフ」と省略して言うこともあります。
バックコート・フロントコート
バックコートとフロントコートについて画像を用いて説明します。
上の画像をご覧ください。この画像を見て、左から右(→)に攻める場合だと、
- バックコート:赤く塗りつぶされているコート
- フロントコート:水色で塗りつぶされているコート
上記のように呼びます。
右から左(←)に攻める場合は、バックコートとフロントコートは逆になります。
エンドライン・センターライン・サイドライン
エンドライン・センターライン・サイドラインの3つを画像を用いて説明します。
上の画像で説明すると、
- ①:エンドライン
- ②:センターライン
- ③:サイドライン
このようになります。
サークル
サークルは、上記画像によって赤と水色に塗りつぶされたところを指します。
- 赤:センターサークル
- 水色:フリースローサークル
上記のようにサークルにも名前があるので、覚えておきましょう。
ペイントエリア
ペイントエリアは、上の画像で赤く塗りつぶされている部分のことです。
オフェンスは3秒以上ここにいると、反則となり相手に攻撃権が移ります。
ノーチャージエリア
ノーチャージエリアは、上の画像で赤く塗りつぶされているところです。ゴールの真下にある半円形のラインがノーチャージエリアの目印です。
ノーチャージエリアの中では、オフェンスがディフェンスに激しい接触をしたとしても、オフェンスファールになりません。怪我を防止するために作られたのがこのノーチャージエリアです。
試合の展開に関するバスケ用語
ここからは、試合の展開に関するバスケ用語を紹介していきます。
シーソーゲーム
シーソーゲームは、接戦の試合になっていて、相手よりも多く点を取っている「リード」の状況が両チームの間で入れ替わっている試合状況を指します。
遊具の「シーソー」が由来となっています。
ワンポゼッションゲーム
ワンポゼッションゲームは、シュートが1本入れば逆転あるいは同点になる試合状況のことを指します。70-68や、70-67のように1点差~3点差の時にワンポゼッションゲームと言います。
なお、4点差や5点差の時にはツーポゼッションゲームとも言います。
「〇〇ポゼッションゲーム」の「〇〇」に入る言葉は、シュート何本分かを指す言葉なので、点差に応じて使い分けられます。
ワンサイドゲーム
ワンサイドゲームは、圧倒的な試合状況を指します。
例えば、AとBのチームが試合をした時に、Aが100点でBが60点など、大きな点差が離れている場合に使われます。「A(勝っているチーム)のワンサイドゲーム。」と言う使い方をします。
ラン
「走る」と言う意味を持つ英語ですが、バスケの試合状況を指す時に使われる「ラン」は、片方のチームがある一定時間に何本も連続で得点をした時に使われます。
例えば、Aチームが3分間の間に10点を取り、対戦相手のBチームが0点だった時は、「10-0のラン」このような使い方をします。
試合状況を表す「ラン」という言葉は、「どちらか片方のチームが突き放している=走っている」という意味を持ちます。
ファールゲーム
ファールゲームは、試合終盤に負けているチームが仕掛ける戦術です。
ファールをして相手にフリースローを打たせ、すぐに自チームの攻撃権にするために仕掛けます。1クォーターの間にできるファールの数は決まっていて、超過してしまうと相手にフリースローが与えられます。
相手にフリースローを与えてしまうというルールを逆手に取り、すぐに自分たちがオフェンスできるようにするのです。
ファールに関するルールは以下の記事を参考にしてください。
オーバータイム
オーバータイムは、延長戦のことを言います。
第4クォーターが終了した時に点差が同じだった場合、延長戦を行います。
試合時間に関するルールは、以下の記事をご覧ください。
反則に関するバスケ用語
続いては、反則に関するバスケ用語を紹介していきます。
ヴァイオレーション
ヴァイオレーションは、3秒オーバータイムや5秒オーバータイムのように、犯すと相手に攻撃権が移るプレイのことを言います。
バスケでは、ヴァイオレーションという言葉がそのまま「反則」という意味を持ちます。
インターフェア
インターフェアは、オフェンスの時に犯してしまうと相手ボールとなり、ディフェンスの時に犯してしまうと相手の得点となる場合があります。
ゴールテンディング
ゴールテンディングは、シュートが打たれて、最高到達点から落下してきている時にボールを触った場合の反則となります。
オフェンスが自分たちのシュートを触った場合には相手に攻撃権が移り、ディフェンスがシュートを触った場合には相手の得点となります。
ゴールテンディングの詳しい内容については以下の記事で触れているので、合わせてご覧ください。
その他のバスケ用語
ここからは、ゲームの状況や反則などとは違うバスケ用語を紹介していきます。
シックスマン
シックスマンは、「チーム内の6番目のプレイヤー」のことを指します。
コートに立つことができるのは1チーム5人までですから、シックスマンというのは、要は控えの重要なプレイヤーというわけです。
ベンチ
ベンチは、試合に出ていないプレイヤーや監督、マネージャーが座っているエリアのことを指します。
ベンチは日本語では「控え」という意味です。
メンバーチェンジ
メンバーチェンジは交代のことを指します。
バスケでは回数無制限で交代をすることができます。
交代に関するルールは以下の記事をご覧ください。
タイムアウト
タイムアウトは、試合を止めてベンチで行う作戦会議のことを言います。
各チームタイムアウトを取ることができる回数が決まっているため、その回数の中で監督は試合をやりくりします。
タイムアウトに関するルールは以下の記事をご覧ください。
スクリーンプレイ(ピック)
スクリーンプレイ、あるいはピックはオフェンスがディフェンスの進行を妨げるために行うプレイのことを言います。
試合中には頻繁にあるプレイです。
スクリーンプレイに関しては以下の記事をご覧ください。
ミスマッチ
ミスマッチは、オフェンスとディフェンスの1対1の状況に、戦力差や身長差、スピードの差がある時に使う言葉です。
例えば、190cmのプレイヤーを守っているのが170cmのディフェンスだと、その状況を「ミスマッチ」と言います。
ルーズボール
ルーズボールは、両チームが保持していない状況のボールのことを言います。
床にボールが転がっている状況の時に「ルーズボール」という言葉を使います。
スローイン
スローインは、コートの外からコートの中にボールを投げ入れるプレイのことを言います。
スローインは、エンドライン・サイドラインから行うプレイです。
ジャンプボール(ヘルドボール)
ジャンプボールあるいはヘルドボールは、ボールを両チームのプレイヤーが掴んでいて、どちらのボールでもない時に審判がコールするルールです。
「ジャンプボール」という言葉は、試合開始直後に行われる両チームが攻撃権を争うために行うプレイの時にも使われます。
NBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)では、ヘルドボールになると、その位置から最も近いサークルで攻撃権を争うための「ジャンプボール」を行います。
ティップオフ
ティップオフは、試合開始直後に行われる攻撃権を争うためのジャンプボールの時に、審判がボールを高く投げる行為を指します。
試合開始時間を指す時にもティップオフという言葉が使われます。
トランジション
トランジションは「切り替え」という意味を持つバスケ用語です。
バスケは「トランジションのスポーツ」と言われるほどにオフェンスとディフェンスの入れ替わるスピードが早いため、攻守が切り替わる際のスピードがとても重要になってきます。
まとめ
今回はオフェンスとディフェンスどちらも関係のあるバスケ用語を紹介してきました。バスケ用語は覚えていた方が、バスケをプレイするにも観戦するにも、非常に役立ちます。バスケ用語を知っている方が楽しむこともできます。
紹介しているバスケ用語を覚えて、今後のバスケ生活に活かしてください。