オフィシャルって何?ミニバスは一般のオフィシャルとどう違うの?
今回は、試合の進行を手助けする役割「オフィシャル」について解説していきます。
オフィシャルに関しては、しっかりと知識を持っておかなければなりません。と言うのも審判と共に試合の進行を手助けする役割なため、非常に重要なのです。
オフィシャルの仕事が試合に影響を及ぼす場合もあるため、迷惑をかけないようにするためにも、きちんとしたオフィシャルの知識を身につけておきましょう。
目次
ミニバスのオフィシャルとは?
ミニバスの「オフィシャル」というのは、テーブルオフィシャルのことを指し、試合の進行を手伝う役割があります。
オフィシャルは自分たちがプレイする試合ではなく、あらかじめ割り当てられた試合でファールを数えたり試合時間を管理します。
オフィシャルのことは、通称「TO(ティーオー)」と言う場合もあるので、覚えておきましょう。
ミニバスのオフィシャルの仕事
ミニバスのオフィシャルの仕事は、一般とほとんど変わりません。行うのは
- タイマー
- スコアラー
- アシスタントスコアラー
- 30秒計
- 得点板・モップ
それぞれの仕事内容に関しては、以下の記事にて触れているので、オフィシャルの仕事について、詳しく知りたい人は併せてご覧ください。
ミニバスはスコアシートの書き方が少し違う
ミニバスは、中学生以上の一般バスケとは違い、スコアシートの書き方が少し変わっています。大きな違いは「プレイヤーが出場したQの管理」の部分です。
詳しい内容は以下の記事で紹介しているので、併せてご覧ください。
ミニバスは30秒ルールが採用される
ミニバスと一般のオフィシャルの仕事はほとんど変わらないと言う話をしましたが、ショットクロックのルールが違います。一般のショットクロックは24秒なのに対し、ミニバスは30秒です。
また、24秒の場合と30秒の場合では時間をストップしたりリセットするタイミングが違います。
30秒の場合のルールやリセットするタイミングに関しては、以下の記事をご覧ください。
オフィシャルの「矢印」はどうやって使う?
「矢印」とはオフィシャル席に置かれている以下の画像のことを言います。
これは「どちらのボールなのか」を表す際に使われる道具で、「オルタネイティングポゼッションルール」とも言われます。
NBAの場合には、ヘルドボールになったら最も近い位置にあるサークルで、ヘルドボールになったプレイヤー同士がジャンプボールをして試合が再開されます。
日本のバスケの場合には、ヘルドボールになってもサーブ権によってボールの保持権が決められます。
以下の記事で矢印の向きを変えるタイミングや、ルールについて詳しく紹介しているので併せてご覧ください。
サーブ権は、先ほど画像で紹介した道具を使う場合と、タイマーに設置されているサーブ権を表すボタンによって管理する場合の、2パターンがあります。
ファールは一般と同じ
ファールにおいては、一般のルールと変わりはありません。
ファールがあったら、ファールをしたプレイヤーが所属するチーム側に、ファールブロックを積み上げていきます。1つのQの間に4つのファールをしてしまったら、てっぺんに赤いボックスを乗せ、赤いカバーを被せます。
詳しい内容は以下の記事にて紹介しているので、併せてご覧ください。
オフェンスファールの場合は、チームファールとしてカウントされません。
ファールにも種類があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ:ミニバスのオフィシャルは保護者も覚えて!
ミニバスのオフィシャルについて、どんな役割がありどんな仕事なのかを紹介してきました。
試合の進行をする上で非常に重要な仕事です。ミニバスの場合には基本的に保護者が1人付いていることが多いため、子供だけではなく保護者の人も、オフィシャルのルールを覚えておくようにしましょう。