シュートのためのステップとかテクニックには何があるの?
今回はシュートを打つためのステップや、テクニックを12個紹介していきます。
よくわかる動画・関連記事付きなので理解も深めやすいはずです。まずはこの記事を最後までよく読み、自分自身が身につけたいスキル、やってみたいスキルを1つでもいいので見つけてください。
気になるスキルがあれば、そのまま関連記事も一緒に読むことをおすすめします。
覚えておきたいレイアップ時に活用できるステップ
レイアップの際に活用できるステップを紹介します。5つのステップを紹介しますが、どれか1つでもいいので自分自身の中で得意なステップを見つけてみてください。
武器がどれか1つあるだけでも非常に有効です。
- 逆ステップ
- ユーロステップ
- ゼロステップ
- 1ステップ
- ギャロップステップ
逆ステップ
1つ目は「逆ステップ」です。
一般的なレイアップシュートは右サイドからの場合には右→左のステップを使い、左サイドからの場合には左→右のステップを使います。
逆ステップというのは、右サイドからの場合には左→右のステップを使い、左サイドからの場合には右→左のステップを使います。
一般的なレイアップシュートとステップの数は同じですが、足の順番を変えることで逆ステップの場合には背中でボールを守りながらシュートに持ち込むことが可能です。
ユーロステップ
2つ目は「ユーロステップ」です。
ユーロステップは、1,2ステップを使って方向転換を行うステップのことを言います。目の前にディフェンスがいるときに交わすことを目的として、使用されることが多いステップです。
ユーロステップのコツや注意点などは以下の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。
ゼロステップ
3つ目は「ゼロステップ」です。
ゼロステップは、近年追加された新しいルールです。どういうルールかというと、今まではトラベリングになっていたステップが、トラベリングにならないのです。
ゼロステップはNBAでもよく適用されているルールなので、覚えておくとプレイの幅は広がります。詳しいゼロステップのやり方などは以下の記事で紹介しているので併せてご覧ください。
ゼロステップをコールするかどうかは、審判によって変わってきます。審判にとってはトラベリングなのかぜトラベリングではないのか、の2択の判断が非常難しいため、トラベリングをコールするケースはまだまだ多いでしょう。
ゼロステップは極力使わないことをおすすめします。使う場合には、トラベリングに十分注意してください。
1ステップ
4つ目は「1ステップ」です。
1ステップは、通常のレイアップで行うステップを1歩だけにしたものです。
1ステップを使う時というのは、ディフェンスのタイミングを外すことが狙いで、NBAではガードのプレイヤーがシュートブロックを回避するために使う場面がよく観られます。
ギャロップステップ
5つ目は「ギャロップステップ」です。
ギャロップステップは、片足あるいは両足でジャンプをし、両足で着地するステップのことを言います。
例えばドリブルでリングに進んで行ったときに、ディフェンスが進みたいコースに立っていたら、そのディフェンスをかわすためにギャロップステップを活用する場合があります。
なお、ギャロップステップはトラベリングになりやすいステップでもあるため注意が必要です。
シュートの成功率を高めるフェイクや動き方
ここからは、シュートの成功率を高めるためのフェイクや、動き方について紹介していきます。
シュートフェイク
シュートフェイクとして覚えておいて欲しいものが、2つあります。
- ドリブルシュートフェイク
- ロンドフェイク
上記2つは、是非とも身につけてください。
ドリブルシュートフェイク
まず、ドリブルシュートフェイクというのは、以下の動画で紹介しているものです。
ドリブルをつきながらシュートフェイクをする、というものです。特にアウトサイドからのシュートを得意としているプレイヤーに覚えてもらいたいスキルです。
詳しい内容は以下の記事にて触れています。
ロンドフェイク
そして2つ目のロンドフェイクというのは、以下の動画で紹介しているフェイクのことです。
NBAプレイヤー、レイジョン・ロンドが以前使っていたことから、勝手にこのフェイク名をつけました。
僕が高校時代から使っているフェイクですが、非常に使えるフェイクで、特にシュートブロックを狙っているインサイドのプレイヤーは引っかかりやすいんです。
詳しい内容は以下の記事にて紹介しているので、併せてご覧ください。
動き方
続いては、シュートをさらに打ちやすくする動き方です。
特に覚えておいてもらいたいのは、
- スピードに頼らないドリブル
- 速攻時のレイアップの打ち方・動き方
上記2つです。
スピードに頼らないドリブル
ドリブルに関しては、スピードに頼りがちになってしまうのですが実はスピードは全くなくても大丈夫なんです。
ディフェンスを背負いながらドリブルをついたり、ロッカーモーションを使うことでディフェンスからすると、非常に守りにくくなります。
スピードに自信がある人も、スピードに自信がない人も、「緩急」を活かしたドリブルを身につけましょう。
速攻時のレイアップの打ち方・動き方
速攻時のレイアップは、実は意外と外しやすいのが現状です。
速攻ともなれば、ディフェンスよりも数的優位の状況で攻めることができるのは間違い無いのですが、外してしまうこともよくあります。なので、ぜひ以下の記事を参考にして速攻時のレイアップシュートの打ち方を学んでください。
覚えておきたいジャンプシュート時に活用できるステップ・テクニック
続いては、シュートの際に活用できるステップやテクニックを紹介します。
- ステップバック
- スキップステップ
- フェイダウェイ
上記3つは覚えておくとかなり使えます。特にステップバックは使いやすいので覚えておきましょう。
ステップバック
ステップバックは、ドリブルをつきながら後方に下がるステップのことを言います。
シュートを打つ手が右利きの人は左ドリブルから、シュートを打つ手が左利きの人は右ドリブルからステップバックをすると、非常にシュートが打ちやすいです。
スキップステップ
スキップステップは、その名の通りスキップをしながら繰り出すステップのことです。
スキップステップは、クロスオーバーやレッグスルーと一緒に使えるようになるとプレイの幅が広がるのでおすすめです。
フェイダウェイ
フェイダウェイは、後ろに下がりながら打つシュートのことです。ディフェンスのシュートブロックをかわすためのテクニックでもあり、ディフェンスとのスペースを作るためのシュートでもあります。
3Pシュートなどで使うことはなく、リングに近い距離でよく使います。
まとめ
今回は覚えておきたいレイアップで使えるステップや、ジャンプシュート時のテクニックについて紹介してきました。
得点を稼ぐためには、ただ単にレイアップが打てたりジャンプシュートが打てるだけでは不十分です。
ディフェンスを騙すためのフェイクやステップ、自らがシュートを打ちやすいスペースを作り出すためのステップなど、「シュート+α」でスキルを身につけておくことが大切です。
まずは自分の中でやりやすいスキルを1つでもいいので身につけてください。